秋の伊勢神宮、名古屋、鉄道の旅

日曜日に、庭の金木犀が一枝か二枝咲いていたと思いきや、
月曜日から伊勢神宮、鳥羽、名古屋と2泊3日の旅をして来たら、
今朝、金木犀は見事に満開で香りが漂っていた。やはり自然は素晴らしく順調だ。
 
どんな旅かというと、久しぶりに新幹線は、行きは”ひかり”で、
小田原から名古屋まで乗車した。
新幹線開業から52年、相変わらずワゴン車でコーヒーやビールを
女性が売り歩いている。開業以来、ワゴン車は積み荷の中身は変わっても、
女性が売り歩くのは変わっていない。何とも進歩がないと思いながら、
ワインの小瓶が並んでいるぐらいが、進歩なのかとも勘ぐった。

久しぶりに近鉄の特急にも乗ったが、昔”おしぼり”が出た時の特急ではなく
がっかりした。時代が、もうおしぼりを配る時代でないことを悟った。
伊勢神宮は修学旅行生も多く、善男善女、新宿並みの人出で賑わい、
皆小さな秋を楽しんでいた。
 
帰りは”こだま”にしたので、ワゴン車が来なくて不思議に思ったが、各停だから、
5?6分の停車時間があり、皆、売店に買いに行く。
3?4人の帰路に着くらしいサラリーマンは、しっかりとビールとおつまみを
買い込んで乗り込み、座席を回転して4人で飲み始める。
車内はミニ社交の場に映る。これも時代か。
従って、売店が近い中ほどの自由席が良い。
一両25メートルある車両が16両つながっているから400メートルあり、
1両目か16両目では売店が遠いことも再認識。小さな秋の旅を楽しんだ。
(喜多謙一)
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