職務経歴書・ポートフォリオ作成のコツ

過去の弊社ブログの連載から、特に役立つ項目をまとめました。
今回は、第1回目「職務経歴書・ポートフォリオ作成のコツ」です。

その他のトピックを先に読みたい方は
第2回「デザイナー面接のコツ(質問例、マネージメント経験)
第3回「手描きデザインスケッチのコツ、業界による必須スキル」へお進みください。

ポートフォリオ(作品集)について

プロダクトデザイナーが転職をする際に必要なのは、「作品集(ポートフォリオ)」、「職務経歴書」、「履歴書」です。特に書類審査では、この順番で重視されます。
まず作品集が無い方は、用意してください。このページの下部でも詳しく説明していますので、合わせてご覧ください。

とはいえ、作りはじめたらついつい凝りすぎてしまい、最初の1ページに何日もかけて、そのうちに先延ばしにしてしまうのはよくあると思います。

しかし、転職活動は運と縁とタイミング。当社にコンサルティング面談に来た方には、「まずは自己評価30点でいいから、一通り完成させてください」と伝えます。ポートフォリオさえあれば、求人がきたときに受けることができるからです。

自分がどの程度評価されるのか、他社からみたら自分の仕事はどう評価されるのかなど、まずは受けてみないとわからないところもあります。また「そもそも自分がどのような仕事を希望しているのか」も、いろいろな会社の求人を調べてみて初めて認識できる、ということもあります。

転職を考えているなら、「まずはポートフォリオを自己評価30点でいいから完成させる」。このことを意識してみてください。
なお、弊社へ登録する際は未完成でも構いません。むしろ未完成で面談をした方が、アドバイスを受けてから詰めていけるのでムダが少ないかもしれません。

追記:例外もあります。たとえば自動車業界のモデラーでは、ポートフォリオ無しで、写真多数(この完成車のここを担当した、と示すだけのもの)と職務経歴書だけで受かった例もあります。また、ポートフォリオができていなくても明らかに経験、スキルがマッチしているので、面接に進めた例もあります。(両パターンとも、実技試験で審査されます)


ポートフォリオは、デザイナーの顔となるものです。
多くの皆さまのポートフォリオを見ていますが、ほとんどの方は「もったいない」状態になっているので、よくするアドバイスを記載します。

・説明不足

よくあるポートフォリオは、これまでにデザインした商品写真もしくは最終レンダリングの画像が1ー数枚あり、その製品名、製品の説明だけが書かれているもの。

弊社のコンサルティングでは、それぞれの製品について順にお聞きします。
そうすると、ほとんどの製品には明確なデザイン意図があり、また技術上の制約があったのをデザインを崩さずにクリアしていたりと、実務的なデザインスキルの高さを感じるエピソードが多数あります。

こういった内容は求人担当者に伝えるべき内容ですが、ほとんどの方のポートフォリオにはこれが表現されていません

転職する以上、今までと別の製品をデザインすることになります。企業側は「この製品をデザインしたのはわかったが、この人は当社でどんなデザインができるのだろうか」と疑問を持っています。

それに対して例えば、

「1つ目のこの商品は、新興国のコンシューマ向け商品。他社が派手なデザインだったため、あえてシンプルにして日本製らしさと高級感を表現した」「この製品は取っ手部分がどうしても出っぱってしまうが、その突起部を使って特徴的なキャラクターラインを作り、デザインのアクセントとした」

などの説明があれば、自社の製品でもターゲットに合わせたデザインや、マイナスポイントをデザイン的にうまく処理できるのではないか、と期待してもらえます。もちろん、これらの説明をシンプルに読みやすく美しくレイアウトすることも重要です。

「下村さんは説明が必要というが文字はあまり入れたくない」という人がいます。ここには大きな勘違いがあります。

「説明=文字」ではありません。補足の写真を数枚入れるだけで文字を全く入れなくても、意図を説明できることもあります。一部の写真の下に数文字入れるだけでも、そのデザインの難しさ=スキルの高さが伝わることもあります。

その作品に自分が関わったためにどうよくなったのか、どのような困難なポイントがあり、それを克服したのか。例えばエンジニアからこういう要求があったが、ユーザーの使い勝手のために当初デザインを守るべきだと説得し、ここの部分がこのようになった、など。

ポートフォリオはその製品がどうすごいかではなく、あくまでもあなたがどうすごいかをアピールするためのものです。その点を強調してみてください。


ポートフォリオ(作品順序)

次は作品の掲載順の話です。これも多くの方にアドバイスさせていただいています。

弊社では、作品は自信のあるものから順番に載せるようお勧めしています。多くの場合は新しい順になりますが、受ける予定の企業により、その企業の製品に近いものを最初に載せることも良いかと思います。
 
年代順に並べる方がいますが、そうするとスキルが未熟な頃の作品が先に並んでしまって、最初の数ページで「このレベルではダメだな」と落とされてしまう可能性があります。その意味でも、自信のある作品を最初に掲載することをお勧めします。
 
なお、受ける会社の扱い分野に近い作品がある場合で、それがある程度自信を持って見せられるのであれば、前の方に持ってくるのもアリです。

 

※現在の仕事が希望ではない分野で、別の分野に転職したい方の掲載順は非常に判断が難しいです。というのは、上記から考えれば希望分野の作品を最初に掲載すればいいのですが、そうするとプライベートで作成した作品が一番前に来てしまいます。プライベートで作成した作品は、どうしても知識不足から的外れなデザインになっていることが多いです。

希望でなかったとしても、仕事で作成した作品の方が見栄えが良くスキル的にも良くできていることがよくあります。この場合は、やはり自信のある作品から順に掲載し、後半で一度区切りをつけて「○○会社様向け ○○デザイン(自主制作)」というタイトルをつけて掲載するのが良いと思います。

 

さらに、載せ方にもポイントがあります。
下の図は、弊社がよく説明に使う図です。左側がポートフォリオの1ページ目、右側が最終ページを示します。タテ軸は、載せた作品に対する説明の深さを示します。

 
 
 

作品集の最初の数点は、自信のある作品を数ページかけて深く、詳しく説明します。 

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とはいえ、文字ばかりのポートフォリオは読んでもらえません
例えば見やすい作品の紹介の仕方として、以下のような構成があります。

 

1ページ目・・・作品の全体写真やレンダリング、製品名
2ページ目以降・・・その製品の企画、コンセプト、ラフスケッチなどのデザインプロセス
最後に再びその製品の写真や部分拡大図を載せ、形状の理由などをポイントごとに説明。

大切なポイントを簡潔に見やすく表現することも、デザイン能力の一つです。説明がうまければ、それもプラスになります。

前述のように「説明」と「文字」は違います!「文字を減らした方がいい」とアドバイスすると説明を減らしてしまってデザインポイントすら伝わらなくしてしまう人がいますが、文字が少ないままで説明を足すことはできます。矢印や囲みを使ったり、補足の写真を入れたりすればOKです。

また、画像に数文字から十数文字の説明をつけることでパッと見た理解を一瞬で補足してくれます。
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そして、それ以降の作品は1ページ1作品程度で簡単に触れます。

最後の方のページには、自分の能力の「幅」を見せます。バリエーションを見せるのに、1ページに6-8点を載せる場合もあります。また、パッケージや操作パネル版下、展示会ブースデザインなど、メイン業務ではないが経験あり、という程度のものを載せるのもこの位置です。

なお、経歴が長く、いくつかの会社でそれぞれに自信のある作品がある場合は、会社ごとに分けても良いです。
例えば最近の会社の作品を上図のようにひとまとめにする。
次に、前の会社で最も自信のある作品をもう一度深く説明し、また上図のように段階を追ってだんだん浅くする、という構成です。

ただし、この場合は1ページ全体を使った「扉ページ」を用意するなど、読みやすくする工夫が必要です。扉ページとは、例えばそこまでのA社がプロダクトデザインで、そこからはB社で経験したUIデザインの作品になるのであれば、1ページの真ん中に「UIデザイン」とだけ書いたシンプルなページを中表紙として用意することを言います。 

そのようなページを用意することで、ぱらぱらとめくっていても「あ、ここから内容が変わるんだな」と新たな気持ちで見てくれます。

・インデックス(目次ページ)

次はインデックス(目次ページ)についてです。これも多くの方にアドバイスさせていただいています。

ポートフォリオはどうしてもページ数が多くなります。前回記載したように掲載方法を工夫することも重要ですが、追加でお勧めしたいのは、カラー写真付きのインデックスをつけることです。表紙の次のページに掲載します。イメージとしては、以下のようになります(クリックで拡大)。

 

前回記載したようにポートフォリオの後半には自分の『幅』を示すため、前半とは全く違う種類のデザイン作品が掲載されます。前回のような工夫で手をとめてもらうことはできますが、パラパラと忙しい担当者が全部を見てくれるかどうかはわかりません。

そこでこのようなインデックスをつけると、「この人はプロダクトデザイン以外にもパッケージとかカタログデザインも経験豊富だな」と一瞬で伝わります。さらに、そのインデックスに各項目の代表作品のカラー写真を載せておけば、「こういうテイストのデザインもできるのか、ちょっとみてみようか」という気になるかと思います。

例えば過去に来た転職希望者の方で、男性をターゲットにした製品を多くデザインしてきた方がいらっしゃいました。しかし、少ないながらも女性向けのかわいらしいデザインも経験しており、それらはポートフォリオの最後の方に掲載されていました。
得意は男性をターゲットにしたデザインだったので順番はこれで良いのですが、作品数も多かったため見逃されてしまう可能性があります。

その点、前述のように最初のページで写真付きのインデックスがあれば間違いなく確認してもらえるので、「男性向けばかりかと思ったが、女性向けデザインも経験しているな。幅広いデザインができる方だな」と評価が上がります。 

なお、インデックス(目次ページ)には、ページ番号は不要です。というのは、多くの人がIllustratorで作成すると思いますが、Illustratorにはページ番号を自動修正する機能は無いので、手作業で入力することになります。そうすると、ちょっとページを入れ替えたり追加削除しただけで、多くのページを修正しなくてはならなくなります。そこで間違いがあれば印象が悪くなる可能性がありますし、ページ番号などなくてもおおよその場所はわかります。

 


その他、ポートフォリオについての小さなアドバイスをいくつか記載します。

・横長がおすすめ
ポートフォリオの紙の使い方を縦長づかいにするか、横長づかいにするか。以前には作品が縦長に収まるものが多ければ縦長で、自動車など横長に収まるものが多ければ横長で、と話していました。今でも、学生さんなど出力したものを持参する場合はそれでいいのですが、今の時代はほとんどの会社がPDFでの提出です。そうすると、縦長の作品集は非常に見にくい。そこで現在は、横長で作成することをお勧めしています。

 

・自分が何を担当したのかを明確に
グループでデザインしたものに関しては、自分がどこをデザインしたのかを明記してください。素晴らしい商品で、自分はごく一部しか参加していない、としても、嘘や誤解を招くような書き方をすると、面接などでそれが判明した際に、必要以上にがっかりされて心象が悪くなります。

また、その商品自体の良い点を書く人もいますが、これは意味がありません。ポートフォリオはあなたがどうすごいのか、を見せる資料です。私がデザインを担当したからこう良くなった、という点を伝えられるよう、意識しましょう。

・作品件数が多い場合は2冊に分ける
特にベテランの方は、デザインした作品の数が膨大で、ポートフォリオが厚くなりがちです。

そうした場合、ダイジェスト版で薄い(20ページ程度)ポートフォリオを1冊作り、その他詳細資料集として厚いポートフォリオを別に用意する、という形式もありです。

また、これまでの経歴が異分野にまたがるのであれば、例えば、過去のA社、C社でデザインした消費者向けの製品と、B社でデザインした産業機器を分けたり、または家電系と雑貨系で分けるなど、見た方が理解しやすい方法を考えてみてください。

・仕事で手掛けた物が少なければ、学生時代のポートフォリオも見せる

逆に若い方で、まだ自分がデザインしたものがあまりない状態の方もいるかと思います。その場合は、学生時代に作ったポートフォリオも参考資料として提出することをお勧めします。

過去にいらした若いデザイナーさんの話です。作品実績が工場やBtoBの四角いデザインしかなく、希望するデザイン重視の某家電企業には全くアピールできない状態でした。しかし学生時代にはファッショナブルな製品や消費者向けの製品などをデザインしていて、カラフルなポートフォリオがあったのでそれも合わせて提出しました。現職の堅いデザインで仕事に対する実直さをアピールし、学生時代の柔らかいデザインで彼自身の『幅』を示すことができ、見事希望の会社に転職することができました。

・「売れた」「社内賞をもらった」は目立つようにPRする

これも盲点なのかもしれませんが、多くの方はそのデザインした製品がヒットしたことをポートフォリオに書いていません。職務経歴書にあればいいほうで、実はそれなりのヒットをしているのにどこにも記載が無い方もいます。

例えば「初回ロット30,000個が完売」「レビューサイトで星4つを獲得」「この製品単品で売上3000万円を獲得(通常の2.5倍)」など、見た人が「なんかすごいんだな」と伝わるような記述があると良いです。こうした実績、評価は第三者の評価になるので、デザインの好みではない基準でポイントをもらえるためです。また、実際には「このぐらいの売上は社内では普通だったけど」と思っても、「量販店での売上ランキングTOP5!」などと記載すると、「良いデザインなのかな」と感じてもらえます。

業種によっては(先行提案ではなく)商品化・量産化したことも評価につながりますので、どこかに記載しておくといいと思います。(「製品化」とインデックスにアイコン的につける方法もアリです)

・誰かに見てもらう

なかなか難しいかもしれませんが、、、他の人に見てもらうことで、自分では当り前だと思って省略していたところが伝わらなかったり、逆に大したことないと思っていたことが実は価値がある、という発見があります。(誰も見てもらえる人がいないのであれば、ぜひ当社にご登録ください。無料でアドバイスいたします)

ポートフォリオについては以上です。あくまでも自分のスキルをPRするための資料であって、商品カタログではありません。その点に注意すると良いと思います。

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弊社では、転職をお考えのデザイナー様を対象に、個別の転職相談を行っております。もちろん無料ですし、まだ転職をするか迷っている段階でも構いません。
※申し訳ありませんが、学生の方・デザイナー実務未経験の方は、当社の対象外となります。


 職務経歴書について

 

 職務経歴書については、YouTubeでもご説明しています。
– 職務経歴書<概要編>(職務経歴書の意味、使われ方) https://www.bt2.net/column_pd/8231.html 
– 職務経歴書<詳細編1>(「職務概要」「経歴」の書き方、部署異動した場合)https://www.bt2.net/column_pd/8253.html 
– 職務経歴書<詳細編2>(活かせる経験・自己PR、管理職経験など)https://www.bt2.net/column_pd/8280.html  

また、後述の転職Hacks様のフォーマットを使って私が作成した新サンプルPDFは、以下をクリックしてダウンロードできます。


職務経歴書【下村サンプル】ver210406

<概要・使われ方>

初めて転職される方にとっては、「職務経歴書」は聞き慣れない言葉だと思います。職務経歴書は、自らのこれまでの業務の履歴、そこから得たスキルを記載するものです。

ある人の能力は、それまでにどんな仕事をどのようにしてきたか、によって表現できます。デザイナー以外の転職活動では、この職務経歴書と履歴書が書類選考での『全て』になります。求人企業はこれらと本人の説明を聞き、求めている人材にマッチしているかどうかを判断するのです。

デザイナーの場合はポートフォリオが重視されるのでこれが全てとはなりませんが、面接で効率的な自己紹介をするのに使用されます。また、2次面接、3次面接でデザイン部門以外の方が面接をする場合、ポートフォリオではなく職務経歴書を重視されることがよくあります。

例えば、先日同席させていただいた面接でのこと。デザイン部のマネージャーと人事部のマネージャーが同席されました。面接を受ける求職者のポートフォリオが1冊だったので、デザイン部の方が隣の人事部の方に渡そうとしたところ、「僕はそれを見てもわからないからいいよ」と答え、まったく見ませんでした。その代わりに履歴書と職務経歴書を熱心に読み込み、それに記載されている内容についていろいろと質問していました。

ついついポートフォリオに力をかけすぎて、職務経歴書が適当になっている人をたまに見かけます。しかし、人事部門の方は作品集ではなく職務経歴書と履歴書しか見ません。油断しているとここで落とされることがあります。また、職務経歴書は、文字ばかりでも読んでくれますので、ビジュアル化しにくい内容についてはこちらで表現しましょう。

1)職務経歴

何年から何年まで、どこの企業のどの部門に所属し、どのような製品をデザインした、どのような業務を担当した、という点を簡潔に記載します。あまり有名でない企業の場合は、一言、何をしている企業か説明を付けます。
  
新しい順でも古い順でも構いませんが、職歴が長い場合は新しい順に書いた方がわかりやすくなります。

なお、就職してから数年後、留学した、学校に通いなおした、等は職務経歴書では年代の中に入れた方が理解しやすくなります。できれば1行程度で簡潔に。その場合、空白の年が無いようにします。留学準備、就職活動、フリーランスとして受注、等、会社に所属していない年があれば、その間何をしていたか記載します。

特に業務経歴が長い方は、ここで「特筆事項」として何か社内で活躍したエピソード、苦労して達成したエピソードを3行ぐらいで表現すると、より印象的な職務経歴書になります。(逆にそういうものがないとご自身の良さが表現しきれない方が多いので、よくアドバイスしています)

デザイン以外の分野からデザイナーに転向した人の場合ですが、「デザイナーになる以前の仕事」を全く記載しない人がいますが、これはもったいないことです。デザイン業務でも、デザイン以外の仕事の経験が役立つことは多々あります。ですから、最後の方に簡潔に記載しましょう。簡潔に、というのは、ここが長すぎると、デザイン志望ではないと思われる恐れがあります。同様に、社内でデザインと関係ない部門に異動していた時期についても、業務内容を記載しておいた方がプラスになります。

2)能力

どのようなデザインおよびその周辺業務ができるのか、簡潔に記載します。
例えばラフのアイディア出しからファイナルレンダまで、もしくは3D図面まで、製造手配まで、操作パネル、画面デザインも、等々。
また、デザイン経験のある分野、例えばコンシューマ向け小型家電、大型家電、オフィス向け家具、等。
使えるソフトウェアも別項として記載します。そのレベル、業務に使っていた/一部のみ使用可能/現在学習中、等も記載します。
話せる言語(英語、中国語等)とそのレベルも記載します。
管理職経験は年齢が上がると重視されるので、もしあれば特別に項目を設けてアピールするとよいでしょう。

例:
<知識、経験>
・樹脂成形に関する知識、デザイン経験
・金属加工に関する知識、デザイン経験
・生活雑貨、美容機器のプロダクトデザイン経験
・パッケージ、パンフレット等のグラフィックデザイン経験
・社内の企画部門、設計部門とのコミュニケーション

<使用できるソフトウェア>
・Illustrator、Photoshop :実務で自在に使用可能
・Rhinoceros :簡易な形状であればモデリング可能
・SolidWorks :基本操作のみ
・AutoCAD :実務にて使用可能
・Word、Excel、PowerPoint:実務で自在に使用可能

<語学スキル>
・英語 TOEIC 645点  読み書き:実務にてメールでのやりとり経験あり。
 会話:旅行会話程度

<管理職経験>
・現在部下2名のマネジメントを担当。(過去最大4名まで経験)

3)職務要約、その他

まず冒頭で、「職務要約」として3行から5行程度で、これまでの職務経歴抽象的にまとめます。例えば以下のような内容です。

大学卒業後、家電メーカーに入社しプロダクトデザイナーとして従事。白物家電を中心にリサーチ、コンセプト決め、アイデアスケッチ展開、デザイン詳細、3Dデザインモデル作成、量産チェック、パッケージディレクションまで担当。特に掃除機分野では業界シェア3位だった状況を2位に改善することができた。樹脂成型の知識、社内エンジニア部門やマーケティング部門、製造部門とのコミュニケーション経験も多く、難しいデザインを事業部役員に直接プレゼンし通した経験もある。

また、職務経歴書の後に1ページ程度を使って代表的なデザイン作品を小さな画像でまとめる方や、職務経歴の右側に小さな画像で代表作品を並べる方もいらっしゃいます。

4)参考サイト

以下は他社のサイトですが、ページ中ほどに掲載のサンプルは、比較的よく見かける一般的なフォーマットです。迷ったらこのフォーマットにならって作成すると無難です。ただし、志望動機は履歴書の方に書くようにお勧めします。職務経歴書は何社受けても共通にしたいからです。
転職HACKS https://ten-navi.com/hacks/job-change-17-8446

以上です。
なお、もちろん弊社に登録いただいた場合には最初に作品集、職務経歴書を確認させていただきますので、その際に必要であればアドバイスいたします。

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履歴書について

今回はデザイナー転職時に軽視しがちな「履歴書」についてです。

デザイナー転職での3点セットは、作品集(ポートフォリオ)、職務経歴書、履歴書です。重要度の順番はこの通りで、場合によっては「書類審査では履歴書は不要」というケースもあります。 そのような扱いの履歴書ですが、重要だったケースが何度かありましたので、その経験を説明します。  

<よく注意する点>

1)写真はほほ笑む程度の笑顔で!

一昔前には「あごを引いて真剣な顔で」と言われた記憶があるのですが、現代においては少し口角をあげてややにっこりしているぐらいの表情が好まれます。他社のサイトなのですが、このページの中央に「表情のNG例」としてモデルさんを使った写真での比較があります。企業は「一緒に働く仲間」を探しています。これを見れば、笑顔の方が採用されやすい、とわかるでしょう。

転職HACKS「履歴書写真 落ちない撮り方丸わかり」
https://ten-navi.com/hacks/resume-9-3839


2)写真の服装はスーツが無難

もし勤務時の服装がビジネスカジュアルであったとしても、写真ではスーツが無難です。履歴書は人事部も方も重視するので、デザイン部の方は何とも思わなくても、人事部の人が「常識がないな」と思ってしまうかも知れません。わざわざリスクのあることをする必要はありません。(実際に、過去に「履歴書の写真の服装がだらしない」という理由で落ちた人がいました)


3)志望動機のあるフォーマットを使う

履歴書はいろいろなサイトでフォーマットが見つかりますが、必ず「志望動機」のあるフォーマットを使ってください。そこに、御社に入りたい、という熱い気持ちを簡潔に書きましょう。
某メーカーでは、デザイン部門のマネージャーが作品集と職務経歴書で書類審査をしている最中に、「うちの製品はやや特殊だから、これまでの経験だけだと何とも言えないな。なぜうちに入りたいのか、ということが知りたいので、履歴書も提出してもらえますか?」と言われました。

また、職務経歴書の時も書きましたが、人事部門の役員など、デザイン部以外の方が面接に出てくる場合、作品集を見ないで職務経歴書と履歴書だけを熟読している様子がよく見られます。そういった方々にも人となりをアピールする材料だということを忘れないでください。

4)職務経歴、学歴に空白を作らない

タイトルの通りですが、例えば仕事を辞めた後、次の会社まで1年や2年あいたり、海外留学までに1年あく場合があります。そうした方に質問すると、たいていきちんとした理由があります。例えば「会社を辞めた後、次の就職先を探しながら、友人から単発で仕事を受けていた」、「海外留学のためにお金を貯めるために1年間デザインと関係のないアルバイトをしていた」「学校を卒業した後、大学院に行くか就職するか迷いながら就職活動をしていた」等々です。

いずれにしても、何も書いていないと採用する側は不安になったり悪い想像をしてしまうので、上記のような理由でも構わないので職務経歴欄に()付で1行足して、空白期間が無いようにしましょう。

5)不必要に転職を多く見せない工夫

例えばA社からB社、C社に2年ごとに出向したとか、会社が合併や分社して名前が変わったという場合には、転職したわけではないことを表現するため、以下の画像のように書くと良いです。

良い例(クリックで拡大します)

悪い例(クリックで拡大します)

いかがでしょうか。人事部門が応募を受け付けする際に転職回数で足切りをする場合があります。「悪い例」の方だとその事情などは見ずに機械的に足切りされてしまう可能性があるので要注意です。

なお、派遣の場合でも同様に記載してもいいと思います。

6)指定がなければ手書きでなくてOK

たまに聞かれますが、中途採用の際には手書きである必要はありません。むしろ読みにくいので、よほど字に自信が無い限りは、PCで作成してプリントしたもので構いません。

ただし、逆に「履歴書(手書き)」と記載があったら要注意です。作業の丁寧さ、文字のバランス等も合わせてチェックされています。過去、手書きでの履歴書が必須である会社で、書類審査で落ちてしまった方がいらっしゃいました。確認したところ、履歴書の文字が雑で、欄からはみ出してしまっているところもありました。

<その他、過去に求職者から聞かれた質問>

Q)学生時代の就職活動の際に使った、○○美術大学と書かれた履歴書が家にあるのですが、これを使ってもいいですか?
A)やめた方がいいです。先ほどの「志望動機」は御社に入りたい、という熱意を示すもの。それを、家にあった昔の余りを使って表現する、というのはおかしいですよね?採用する側も、「なぜこの人は学生時代の履歴書なんだ?」と疑問に思うと思います。

Q)本人希望欄(給料、勤務地、・・・)という欄があるのですが、ここで希望年収は書いた方がいいですか?
A)よほど譲れない条件があるなら書いた方がいいですが、基本的には書かない方が無難です。

職務経歴書の時も書きましたが、人事部門の役員など、デザイン部以外の方が面接に出てくる場合、作品集を見ないで職務経歴書と履歴書だけを熟読している様子がよく見られます。そういった方々にも人となりをアピールする材料だということを忘れないでください。

以上です。冒頭にも書いたように、履歴書は最も重要度が低いのでつい油断しがちですが、凡ミスの無いよう、ご注意ください。


第1回「職務経歴書・ポートフォリオ作成のコツ」は、以上です。
次は第2回「デザイナー面接のコツ(質問例、マネージメント経験)」に続きます。


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まだ転職するかどうか迷っている段階でも構いません。
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