職務経歴書・ポートフォリオ作成のコツ

過去のブログの連載から、特に役立つ項目をまとめました。
「職務経歴書・ポートフォリオ作成のコツ」です。
デザイナーが転職をする際に必要なのは、「ポートフォリオ」「職務経歴書」「履歴書」です。特に書類審査では、この順番で重視されます。

その他のトピックを読みたい方は
まとめ記事「デザイナー面接のコツ(質問例、マネージメント経験)」、
もしくは 「デザイナー転職ガイド 目次」へお進みください。

ポートフォリオⅠ 全般

※ポートフォリオが無い方は用意してください。後ほど「ポートフォリオⅣに初めて作る方へ」を記載しています。

ポートフォリオを作りはじめたら完璧を目指してしまい、全然完成せずそのうちに熱が冷めて先延ばしにしてしまうということはよくあると思います。

しかし、転職活動は運と縁とタイミング。弊社に相談に来た方には、「まずは自己評価30点でいいから、一通り完成させてください」と伝えます。ポートフォリオさえあれば、求人が来たタイミングで応募することができるからです。

自分がどの程度評価されるのか、他社からみたら自分の仕事はどう評価されるのかなど、まずは受けてみないとわからないところもあります。また「そもそも自分がどのような仕事を希望しているのか」も、いろいろな会社の求人を調べて初めて認識できることもあります。見る側もプロですので、30点のポートフォリオでもある程度は想像してくれます。
転職を考えているなら、まずはポートフォリオをざっくりでいいので完成させることを意識してください。

なお、弊社へ登録する際は未完成で結構です。むしろ未完成で面談をした方が、アドバイスを受けてから作成できるのでムダが少ないかもしれません。

※ポートフォリオについては例外もあります。
たとえば自動車業界のモデラーでは、ポートフォリオ無しで、写真で「この完成車のここを担当した」と示すだけの場合や職務経歴書だけで受かった例もあります。また、明らかに経験、スキルがマッチしていたので、ポートフォリオがなくても面接に進めた例もあります。(この場合、実技試験での審査はありました)


多くのポートフォリオを見ていますが、ほとんどの方は魅力があまり伝えられていない「もったいない」状態になっています。

説明不足

よくある残念なポートフォリオは、これまでにデザインした商品写真だけが掲載され、その製品名と製品説明が書かれていてカタログのようになってしまっているものです。

弊社が行っている無料の転職相談の際に話を伺うと、ほとんどの製品には明確なデザイン意図があり、また技術上の制約をデザインを崩さずにクリアしていたりと、デザインスキルの高さを感じさせるエピソードが多々あります。

こういった内容は、見ただけではわかりません。むしろ、わからないようにデザインしているからこそ価値があることもあります。であれば、文字や説明で補足するべきですが、多くの人はここがなかったり、足りていません。
(弊社を通す場合は、そのあたりを補足した「推薦文」をつけるのである程度は伝えることができますが、ご自分の言葉で補足したほうが効果的です。)

転職する以上、今までと別の製品をデザインすることになります。求人担当者は「これらの製品をデザインしたことはわかったが、弊社ではどのようなデザインができるのだろうか」と疑問を持ちます。

それに対して例えば、「1つ目のこの商品は、新興国のコンシューマ向け商品。他社が派手なデザインだったため、あえてシンプルにして日本製らしさと高級感を表現した」「この製品は取っ手部分が出っぱってしまうが、その突起部をキーにして特徴的なキャラクターラインを作り、デザインのアクセントとした」

などの説明があれば、

「うちに入社してもターゲットに合わせたデザインができそう」「マイナスポイントもうまく処理できそうだ」と期待してもらえます。もちろん、これらの説明を簡潔に短く読みやすく表現し、美しくレイアウトすることも重要です。(文章で長く説明せず、引き出し線で場所を指定して一言で伝えたり、矢印や記号で文字を減らすこともできます)

その作品に自分が関わってどうよくなったのか、どのような困難なポイントがあり、それを克服したのか。

例えばエンジニアからこういう要求があったが、ユーザーの使い勝手のために当初デザインを守るべきだと説得し、ここの部分がこのようになった、など。

ポートフォリオは、製品の良さを説明する資料ではなく、あくまでも自分の良さを説明するものです。その点を強調してみてください。


ポートフォリオⅡ 構成の基本

 

プロフィールページは必要か?

●若手デザイナー・学生の場合:入れた方が良い

企業側の選考者はデザイン部の部長や先輩です。彼らはスーパーデザイナーを募集しているわけではなく、一緒に働く後輩、仲間を募集しています。

もちろんスキルも重要ですが、各社ごとに求めるスキルは少しずつ違ってきます。また、ほとんどの仕事は多くの人と関わるものですので、正しくコミュニケーションが取れなければデザインスキルが高くても難しいです。もっと極端な話では、先輩を不快にさせるような人柄では先輩のパフォーマンスが下がってしまい、会社トータルではマイナスになってしまいます。逆に、一緒に働きたいと思うような人であれば、先輩のパフォーマンスも上がるかもしれません。

そうした点は面接で見ますが、プロフィールページに明るい笑顔で写っていたり、趣味や部活が興味深いものだったら、好感がもたれて後輩にするイメージが付くかと思います。

ただ、必須ではありませんので、作品ページや後ほど書いている「画像付きインデックス」などで手いっぱいでプロフィールページまで作れない、ということであれば作品ページ優先で構いません。あくまでも、プラス材料になりえる、ということです。

●中堅・ベテランデザイナーの場合:なくても良い

上記のような理由で入れることを推薦しているので、中堅・ベテランデザイナーであればプロフィールページは無くてもいいです。特に、職務経歴をきれいにビジュアライズして見せたり、スキルとしてAdobeソフトの習熟度を円グラフや棒グラフで示すことは不要です。職務経歴書で伝えればそれで充分です。

ただし、そうした「情報をビジュアライズして整理する業務」の求人に応募する場合は、そのスキルをアピールする意味で掲載してもよいかと思います。

また前述のように、「後輩、仲間を探している」ので、プロフィールページを掲載してマイナスになるものではありません。余裕があるのであれば掲載しても良いかと思います。

例えば以前に「趣味がバイクでのツーリング」という方がいてそうした写真を載せていた方が、先方の部長もバイクが趣味で、面接で盛り上がっていました。
とはいえ、この程度の内容であれば履歴書や職務経歴書に一言書けば十分伝わります。

最初に載せるべき作品は?

作品は新しい順で、自信のあるものから順番に載せるようお勧めしています。

新しい順ではなく年代順に並べる方がいますが、それだと初期の作品が最初に並び最初の数ページで「このレベルではダメだな」と落とされる可能性があります。自信のある作品を最初に掲載することをお勧めします。

なお、希望する会社の分野に近い作品があり、自信がある作品であれば、それを前の方に持ってくるのもアリです。

現在の仕事が希望ではない分野の人は?

現職と異なる分野に転職したい方は判断が難しいです。なぜなら、新しい作品を最初に持ってくると、希望しない仕事の作品が先頭になってしまうからです。かといってプライベートで作成した作品や学生時代の作品が一番前に来ると、未熟な作品が先頭に来てすぐに切られてしまう可能性があります。

希望でなかったとしても、仕事で作成した作品の方が見栄えが良くスキル的にも優れていることがよくあります。この場合は、やはり自信のある作品から順に掲載し、後半で一度区切りをつけて「○○会社様向け ○○デザイン(自主制作)」等の扉ページをつけて掲載すると良いと思います。

また、次回にご紹介する「画像付インデックス」を最初につけることで、「後半にうちに関係ある作品があるな、後で見てみよう」と意識してもらえ、見逃されることが無くなると思います。

最初の数作品は数ページかけて長く詳しく

下図は弊社がよく説明に使うポートフォリオの順番を示した図です。左側がポートフォリオの1ページ目、右側が最終ページを示します。タテ軸は、載せた作品に対する説明の深さを示します。

 
 

 ポートフォリオの最初の数作品は自信のある作品ですので、数ページかけて深く、詳しく説明します。例えば以下のような構成があります。

・1ページ目・・・作品表紙(全体写真やレンダリング、製品名、担当)
・2ページ目以降・・・その製品の企画内容、コンセプト、ラフスケッチなどのデザインプロセスを順に掲載
・最後に再びその製品の写真や部分拡大図を載せ、形状の理由などをポイントごとに説明

大切なポイントを簡潔に見やすく表現することも、デザイン能力の一つです。説明がうまければ、それもプラスになります。

構成2:最初の数点以降は、徐々に短く

最初の数点以降の作品は1ページ1作品程度で簡単に触れます。
最後の方のページには、自分の能力の幅を見せるべく、たくさんの作品をコンパクトにまとめて載せます。

作品によっては、1ページに4-8点を載せる場合もあります。また、パッケージや操作パネル版下、展示会ブースデザインなど、メイン業務ではないが経験はある、という程度のものを載せるのもこの位置です。

複数社で違う分野の経験の方の場合

経歴が長く複数社でそれぞれ自信のある作品がある場合は、会社ごとに分けても良いです。
例えば最近の会社の作品を上図のようにひとまとめにする。
次に、前の会社で最も自信のある作品をもう一度深く説明し、また上図のように段階を追ってだんだん浅くする、という上図の構成が2回続く構成です。

ただし、この場合は1ページ全体を使った「扉ページ」を用意するなど、読みやすくする工夫が必要です。扉ページとは、シンプルなページを中表紙として用意することを言います。例えばそこまでのA社がプロダクトデザインで、そこからはB社で経験したUIデザインの作品になるのであれば、1ページの真ん中に「UIデザイン」とだけ書いたページを用意します。

このようなページを用意することで、ぱらぱらとめくっていても「あ、ここから内容が変わるんだな」と新たな気持ちで見てくれます。


ポートフォリオⅢ インデックス他


ポートフォリオはどうしてもページ数が多くなります。前述の工夫に加えてお勧めしたいのは、カラー画像付きのインデックス(目次ページ)をつけることです。表紙の次のページに掲載します。イメージとしては、以下のようになります(クリックで拡大)。

画像付きインデックスの例

インデックス1ページでキャリア全体が伝わる

ポートフォリオの後半には自分の『幅』を示すため、前半とは違う種類のデザイン作品が掲載されます。前述したような工夫はできますが、忙しい担当者が全部を見てくれるかどうかわかりません。

そこで画像付きインデックスをつけることで、早い段階で「この人はこういう商品をデザインしてきたのか。パッケージとかカタログデザインも経験豊富だな」と一瞬で伝えることができます。また、見逃されがちな後半に掲載した作品も、「こういうテイストのデザインもできるのか、あとで見よう」と思ってくれると思います。

過去登録者の例

例えば過去の転職希望者で、男性をターゲットにした製品を多くデザインしてきた方がいました。しかし、少ないながらも女性向けのかわいらしいデザインも経験していて、ポートフォリオの最後の方に掲載されていました。
強みは男性をターゲットにしたデザインだったので順番はこれで良いのですが、女性向け作品が見逃されてしまう可能性があります。

その点、最初に画像付きのインデックスがあれば間違いなく確認してもらえるので、「男性向けばかりかと思ったが、女性向けデザインも経験している。幅広いデザインができる人だな」と評価が上がります。実際にこの方はきれいな見やすいインデックスをつけており、すべての人に認知してもらえており、希望に沿った企業に内定・入社されました。
(余談ですが、その方はその後も社内で活躍しており、先日「採用側」としてお会いしました!)

その他ポイント1:ヨコ長16:9レイアウトがおすすめ

ポートフォリオのレイアウトをタテ長にするか、ヨコ長にするか。
以前は「作品が縦長に収まるものが多ければ縦長、自動車など横長に収まるものが多ければ横長」でした。しかし今の時代はほとんどの会社がPDFでの提出です。PDFの場合、ディスプレイで見るためタテのポートフォリオは非常に見にくいので、ヨコ長で作成することをお勧めしています。
また、比率は16:9がおすすめ。紙の比率だと古く感じられる場合があります。

その他2:作品件数が多い場合は2冊に分ける

ベテランの方は作品数が膨大で、ポートフォリオが厚くなりがちです。
PDFだとどんどん次に進めるので、40、50ページあっても意外と苦になりません。

ただし、必ず「扉ページ」で区切りをつけて読みやすくすることが必須です。

また、ダイジェスト版で薄い(10ページ程度)ポートフォリオを1冊別に用意する、という形式もありです。これまでの経歴が異分野にまたがるのであれば、領域で2冊に分けるのも良いです。例えば、過去のA社、C社でデザインした消費者向けの製品と、B社でデザインした産業機器を分けたり、または家電系と雑貨系で分けるなど、見た人が理解しやすい方法を考えてみてください。

その他3:仕事作品が少ないなら学生ポートフォリオも

若い方で、まだ仕事でデザインしたものがあまりない方は、学生時代に作ったポートフォリオも参考資料として提出することをお勧めします。

過去に転職紹介した若いデザイナーの話です。作品実績が工場やBtoBの四角いデザインしかなく、希望するデザイン重視の某家電企業には全くアピールできない状態でした。しかし学生時代にはファッショナブルな製品や消費者向けの製品などをデザインしていてポートフォリオがカラフルだったので、学生時代のポートフォリオも合わせて提出しました。現職の堅いデザインで仕事に対する実直さをアピールし、学生時代の柔らかいデザインで彼自身の『幅』を示すことができ、希望の会社に転職することができました。

※学生時代のポートフォリオを付ける場合、数ページを抜粋するか、そのまま何も手を付けずに「参考資料として」丸ごと提出することをお勧めします。手直ししようとすると膨大な時間がかかりますし、学生時代のつたない作品をいくら手直ししても、今の仕事の作品のクオリティには勝てません。その時間があれば今の仕事のポートフォリオをきれいにした方がいいです。

その他4:自分が何を担当したのかを明確に

チームでデザインしたものは、自分が何をデザインしたのかを明記してください。自分はごく一部しか参加していないとしても、嘘や誤解を招くような書き方はやめましょう。面接でそれが判明した際に、必要以上にがっかりされて心象が悪くなります。

これを私は「余計な減点を喰らう」と表現しています。最初から正直に自分がしたところがわかるように伝えておけば、プラスマイナスゼロなのに、上記のようにがっかりされるとマイナス評価になってしまうからです。

その他5:「商品の良さ」ではなく「あなたがどうすごいか」

また、商品自体の良い点を書く人もいますが、これは意味がありません。ポートフォリオはあなたがどうすごいのか、を見せる資料です。私がデザインを担当したからこう良くなった、という点を伝えられるよう、意識しましょう。違う言い方をすれば、この商品のデザイン作業はこういう点が難しいということをアピールすることによって、それを実現できている私はすごい、ということを伝えられます。

例えば「商品の見た目のデザインはシンプルなものだが、実はこの薄さを実現するためにデザインでこういう工夫をした、設計部門と何度もやりとりした」というようなことはぜひ記載すべきです。

その他6:「売れた」「社内賞」等は目立つようにPRする

盲点かもしれませんが、多くの方はデザイした商品がヒットしたことをポートフォリオに書いていません。

例えば「初回ロット5,000個が完売」「レビューサイトで星4.5を獲得」「売上3000万円を獲得(通常の2.5倍)」など、見た人が「なにかすごいんだな」と伝わるような記述があると良いです。(受験企業が他業界でその数字がわからなくても「完売!」などと書いてあれば伝わります)

こうした実績は「第三者の評価」になり、デザインの好き嫌いを超えて評価されます。また、実際には「この売上は社内では普通」と思っても、「量販店での売上ランキングTOP5!」などと記載すると、「良いデザインなのかな」と感じてもらえます。

業種によっては商品化・量産化したこと自体が評価につながります。雑貨メーカーなどは商品化は当たり前かもしれませんが、デザイン事務所の場合は提案したが結局商品化されない、ということがよくあります。事務所ではその分、大量のデザイン案作成を経験できたりしますが、逆にインハウスはデザイン確定後の社内調整、量産までのフォローなどを経験できます。

話がずれましたが、商品化はどこかに記載しておくといいと思います。(「商品化」をアイコンやマークにしてインデックスと各作品のタイトル下あたりにつける方法もおすすめです)

その他7:誰かに見てもらう

なかなか難しいかもしれませんが、他者に見てもらうことで、自分では当たり前だと思って省略していたところが伝わっていなかったり、逆に大したことないと思っていたことが実は価値がある、という発見があります。(誰も見てもらえる人がいないのであれば、ぜひ弊社にご登録ください。無料でアドバイスいたします)

※注意!「説明を増やす」と「文章を増やす」は違います!

「説明が必要」といっても、ポートフォリオ内の長文の説明は読んでもらえません。
「説明を増やす」のと「文章を増やす」のは違います。文章が少ないままで説明を足すことはできます。矢印や囲みを使ったり、補足の写真を入れたりすればOKです。

また、文字を1カ所にまとめず分散させるのも読みやすくする方法の一つです。例えば画像の下に数文字から十数文字の説明をつけることでパッと見た理解を一瞬で補足してくれます。それが各画像にあれば、それだけで説明文を3行分ぐらい短くできます。
以下の図で、左側は文章を全部つなげてしまっています。ぱっと見はきれいなレイアウトですが、このような文章はまず読んでくれません。

この場合、右のように画像につけて分散してあげると良いです。また、その文章にサブタイトル的に見出しをつけると、忙しい面接官にはそのサブタイトルだけ読み流してもらうことで、おおよそ言いたいことを理解してもらえます。(図の太い丸)
(図はクリックすると拡大します)

 

ポートフォリオⅣ 初めて作成する方へ

1.これまでの作品のリストアップ

初めてポートフォリオを作成する際は、まず初めにこれまで自分が手掛けてきた作品(製品、デザイン仕事)をリストアップすると良いです。。

上図のように簡単で構いません。転職経験のある人は、会社ごとに書くとよいです。人によっては膨大な量になるかと思いますが、その場合はポートフォリオに掲載する可能性があるものに絞りましょう。あくまでもポートフォリオを作成するための準備ですので。手書きでもパソコンでの作成でも構いませんが、データで残しておいた方が今後再作成するときに楽です。

2.分類と評価から掲載順・量を決める

書き出せたら、次はポートフォリオの構成のために分類と選別をします。上の表の中でも「自己評価」として◎や△で表現していますが、それも参考にしながら、ポートフォリオの掲載順番、掲載量を考えます。

掲載順については、前述の「ポートフォリオⅡ構成」で示したように、自信のある順に掲載します。また、最初の方の自信のある作品は数ページを使って詳しく、後半の自信があまりない作品、専門ではない作品は1ページに数点載せるなど、サクサク見られるようにします。前の表はプロダクトデザイナーの例ですので、GDのパンフやパッケージは後ろの方になります。それらの作品で「専門ではありませんがこんなこともできますよ」と、自分の幅を見せるイメージです。

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3.ポートフォリオの構成「台割」を作る

掲載作品と順番が決まったら、簡単な「台割」を作成することをおすすめしています。台割というのは、何ページに何を載せるのか、という図です。例えば以下のように四角を並べて、各何ページにするか、という構成を作ります。簡単でいいですし手書きでいいのですが、こうしておくと全体像がわかり、どこを厚くするか、薄くするかが見えてきます。

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4.作成開始! ラフを書いてから/参考にするページ

ではいよいよ作成していきましょう。とはいえ、いきなりIllustratorを開くよりも、まずはラフを書いてみましょう。汚くて恐縮ですが、、、以下図のような、簡単な手書きです。こうしてレイアウトを大雑把に検討してから作成した方が、圧倒的に早くできます。
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なお、ポートフォリオデザインの参考として、Adobeがやっているポートフォリオ投稿サイト「Behance」があります。ここで、「Product Design Portfolio」と検索すると、世界のデザイナー(学生も多いですが)のポートフォリオが見られます。この中で「いいね」が多いものを見ると参考になります。

https://www.behance.net/

 ※載っているものは皆さんグラフィックデザインスキルが高いのですが、ここまでこだわる必要はありません。あくまでも自分のスキルが伝わればよいので。レイアウトのパーツや構成を参考にしてもらえればと思います。

とはいえ、今の会社で社内でプレゼンする資料はきれいに作成していると思いますのでそのレベルにはしてほしいです。
過去に、ポートフォリオに掲載されているプレゼン資料はとてもレイアウトがきれいなのに、ポートフォリオ自体のレイアウトはいかにも「PowerPointで適当に作ってきた」と感じる方がいました。いくらグラフィックデザイナー求人ではくとも、デザイン部として他部門や経営層、クライアントにプレゼンを作成する機会はあります。「この人は転職の勝負場面で、この程度のレイアウトデザインしか作れない人なんだな」と思われてしまうかもしれません。
苦手な人も、自己ベストレベルのレイアウトデザインを目指しましょう。 


職務経歴書について 

 職務経歴書については、YouTubeでもご説明しています。
– 職務経歴書<概要編>(職務経歴書の意味、使われ方)
 https://www.bt2.net/column_pd/8231.html 
– 職務経歴書<詳細編1>(「職務概要」「経歴」の書き方、部署異動した場合)
 https://www.bt2.net/column_pd/8253.html 
– 職務経歴書<詳細編2>(活かせる経験・自己PR、管理職経験など)
 https://www.bt2.net/column_pd/8280.html  

また、転職Hacks様のテンプレートを使って私が作成した新サンプルPDFは、以下をクリックしてダウンロードできます。手前みそながらよくできているので(笑)、面談の際にほぼ毎回使用します。


職務経歴書【下村サンプル】ver210406

概要・使われ方

初めて転職される方にとっては聞き慣れない言葉かと思いますが、職務経歴書」は自らのこれまでの業務の履歴、そこから得たスキルを文字で簡潔に説明するものです。

ある人の能力は、それまでにどんな仕事をどのようにしてきたか、によって表現できます。デザイナー以外の転職活動ではポートフォリオが無いので、この職務経歴書と履歴書だけで書類選考をしています。履歴書ではアピールできることも少ないので、職務経歴書が書類選考を通過させるかどうかの重要な判断材料となります。

もちろん、デザイナーはポートフォリオが最も重要です。ポートフォリオを見ただけで、仕事内容、スキル、センスがわかります。しかし画像や図で説明しきれないことは、職務経歴書でアピールすることが有効です。

また、2次面接(最終面接)などでデザイン部門以外の方が面接をする場合、ポートフォリオではなく職務経歴書を重視されることがよくあります。大きな企業などでは、デザイン部以外の役員も合否の鍵を握っていることがあるので要注意です。

例えば、先日同席させていただいた面接でのこと、デザイン部のマネージャーと人事部のマネージャーが同席されました。面接を受ける求職者がポートフォリオを説明するのにノートPCの画面を面接官に見せようとしたところ、人事部のマネージャーは「僕はそれを見てもわからないからいいよ」と答え、説明は聞いていたもののほとんど見ていませんでした。その代わりに履歴書と職務経歴書を熱心に読み込んでいて、そこに記載されている内容についていろいろと質問していました。

 

ついついポートフォリオに力をかけすぎて、職務経歴書が適当になっている人をたまに見かけます。しかし、人事部門の方はポートフォリオではなく職務経歴書と履歴書しか見ません。油断しているとここで落とされることがあります。また、職務経歴書は、文字ばかりでも読んでくれますので、ビジュアル化しにくい内容についてはこちらで表現しましょう。

概要・書き方

書き方に決まったフォーマットはありませんが、紙のサイズはA4縦書きで、2-3枚程度です。枚数が多くなってしまう方は、行間、文字サイズを見直しましょう。枚数が多い方へのアドバイスはたいてい「行間が広すぎてムダに枚数が多くなっている」ことと、「文字サイズはもう少し小さくてもOK(10Ptあれば読みやすいが、9pt程度でもOK)」ということです。

逆に、1ページに無理やり収めようとしている人や、書く内容が少なすぎて1ページで終わる人もいますが、これはもったいないです。よほど経歴が浅い人でないかぎりは、仕事をしてきて感じることややってきたことの種類もあるかと思いますので、簡潔ながらもしっかりと記載することをお勧めします。

また、シンプルで読みやすいレイアウトデザインが好まれます。職務経歴書はデザイン部門だけでなく、人事部門の面接担当者や、役員の方が面接に来た際も目を通します。装飾的なデザインにせず、読みやすさを第一にしましょう。(

職務要約(サンプルの【職務要約】)

まず冒頭で、「職務要約」として3行から5行程度で、これまでの職務経歴を抽象的にまとめます。例えば以下のような内容です。

大学卒業後、家電メーカーに入社しプロダクトデザイナーとして従事。白物家電を中心にリサーチ、コンセプト決め、アイデアスケッチ展開、デザイン詳細、3Dデザインモデル作成、量産チェック、パッケージディレクションまで担当。特に小型冷蔵庫では業界シェア3位だった状況を2位に改善することができた。
樹脂成型の知識、社内エンジニア部門やマーケティング部門、製造部門とのコミュニケーション経験も多く、難しいデザインを部門長に直接プレゼンをして通した経験もある。

職歴(サンプルの【職務経歴】)

何年から何年まで、どこの企業のどの部門に所属し、どのような製品をデザインした、どのような業務を担当した、という点を簡潔に記載します。あまり有名でない企業の場合は、一言、何をしている企業か説明を付けます。

職務内容はサンプルのようにデザイン分野ごとに「■プロダクトデザイン」など小見出しを付け、どのようなデザインおよびその周辺業務ができるのか、簡潔に記載します。例えばラフのアイディア出しからファイナルレンダまで、もしくは3D図面まで、製造手配まで、操作パネル、画面デザインも、等々箇条書きにすると分かりやすいです。また、具体的な商品例を書くとわかりやすいと思います。

新しい順でも古い順でも構いませんが、職歴が長い場合は新しい順に書いた方がわかりやすくなります。
なお、就職してから数年後、留学した、学校に通いなおした、等は職務経歴書では年代の中に入れた方が理解しやすくなります。できれば1行程度で簡潔に。その場合、空白の年が無いようにします。留学準備、就職活動、フリーランスとして受注、等、会社に所属していない年があれば、その間何をしていたか記載します。

特に業務経歴が長い方は、ここで「特筆事項」として何か社内で活躍したエピソード、苦労して達成したエピソードを3行ぐらいで表現すると、より印象的な職務経歴書になります。(逆にそういうものがないとご自身の良さを表現しきれない方が多いです。ぜひおすすめします)

デザイン以外の分野からデザイナーに転向した人で、「デザイナーになる以前の仕事」を全く記載しない人がいますが、これはもったいないことです。デザイン業務でも、デザイン以外の仕事の経験が役立つことは多々あります。ですから、最後の方に簡潔に記載しましょう。簡潔に、というのは、ここが長すぎると、デザイン志望ではないと思われる恐れがあります。同様に、社内でデザインと関係ない部門に異動していた時期についても、業務内容を記載しましょう。

(そういう期間を何も記載しなかったりすると、「デザイン以外の仕事を振るときちんとやれない人物だ」と思われてしまいます。どのような会社でも大なり小なりデザイン以外の仕事はあるので、こう思われると減点になってしまいます。)

能力(サンプルの【使用するツール】【語学力】)

使えるソフト/アプリも別項として記載します。そのレベル、業務に使っていた/一部のみ使用可能/現在学習中、等も記載します。話せる言語(英語、中国語等)とそのレベルも記載します。
管理職経験は年齢が上がると重視されるので、もしあれば特別に項目を設けてアピールするとよいでしょう。
その他、以下の例の<知識・経験>のように、具体的にどんなデザイン/周辺知識があるのかもアピールしても良いです。

例:
<知識、経験>
・樹脂成形に関する知識、デザイン経験
・金属加工に関する知識、デザイン経験
・生活雑貨、美容機器のプロダクトデザイン経験
・パッケージ、パンフレット等のグラフィックデザイン経験
・社内の企画部門、設計部門とのコミュニケーション

<使用できるソフトウェア>
・Illustrator、Photoshop :実務で自在に使用可能
・Rhinoceros :簡易な形状であればモデリング可能
・SolidWorks :基本操作のみ
・AutoCAD :実務にて使用可能
・Word、Excel、PowerPoint:実務で自在に使用可能

<語学スキル>
・英語 TOEIC 645点  読み書き:実務にてメールでのやりとり経験あり。
 会話:旅行会話程度

<管理職経験>
・現在部下2名のマネジメントを担当。(過去最大4名まで経験)

 

その他

職務経歴書の最後に1ページ程度を使って代表的なデザイン作品を小さな画像でまとめる方や、職務経歴の右側に小さな画像で代表作品を並べる方もいらっしゃいます。職務経歴書は形式自由なので、こうした工夫も可能です。


履歴書について

デザイナー転職時に軽視しがちな「履歴書」についてです。

デザイナー転職での3点セットは、ポートフォリオ、職務経歴書、履歴書です。重要度の順番はこの通りで、場合によっては「書類審査では履歴書は不要」というケースもあります。 そのような扱いの履歴書ですが、重要だったケースが何度かありました。

1) 写真はほほ笑む程度の笑顔で

一昔前には「あごを引いて真剣な顔で」と言われましたが、最近はややにっこりしているぐらいの表情が好まれます。他社のサイトなのですが、このページのよい例にあるように、少し口角を上げて歯は見せずほほえんで見える程度がちょうどいいです。企業は「一緒に働く仲間」を探しています。これを見れば、笑顔の方が採用されやすい、とわかるでしょう。

転職HACKS「履歴書写真 落ちない撮り方丸わかり」
https://ten-navi.com/hacks/resume-9-3839

2)写真の服装はスーツが無難

勤務時の服装がビジネスカジュアルであったとしても、写真ではスーツが無難です。履歴書は人事部の方も重視するので、デザイン部の人は何とも思わなくても人事部の人が「常識がないな」と思ってしまうかも知れません。わざわざリスクのあることをする必要はありません。(実際に、過去に「履歴書の写真の服装がだらしない」という理由で落ちた人がいました)

3)志望動機のあるフォーマットを使う

履歴書はいろいろなサイトでフォーマットが見つかりますが、必ず「志望動機」のあるフォーマットを使ってください。そこに、貴社に入りたい、という熱い気持ちを簡潔に書きましょう。
某メーカーでは、デザイン部門のマネージャーにポートフォリオと職務経歴書を提出したところ、「うちの製品はやや特殊だから、これまでの経験だけだと何とも言えない。なぜうちに入りたいのか、志望動機が知りたいので、履歴書も提出してもらえますか?」と言われました。特に応募が多い人気企業では志望動機が重視される傾向にあります。

4)職務経歴、学歴に空白を作らない

例えば仕事を辞めた後、次の会社まで期間が1年や2年あいたり、海外留学までに1年あく場合があります。そうした方に質問すると、たいていきちんとした理由があります。例えば「会社を辞めた後、次の就職先を探しながら、友人から単発で仕事を受けていた」、「海外留学のためにお金を貯めるために1年間デザインと関係のないアルバイトをしていた」「学校を卒業した後、大学院に行くか就職するか迷いながら就職活動をしていた」等々です。

いずれにしても、何も書いていないと採用する側は不安になり悪い想像をしてしまいます。上記のような理由でも構わないので職務経歴欄に()付で1行足して、空白期間が無いようにしましょう。

5)不必要に転職を多く見せない工夫

例えばA社からB社、C社に2年ごとに出向したとか、会社が合併や分社して名前が変わったという場合には、転職したわけではないことを表現するため、以下の画像のように書くと良いです。

良い例(クリックで拡大します)

悪い例(クリックで拡大します)

いかがでしょうか。書類選考する際に転職回数で足切りをする場合があります。「悪い例」の方だとその事情などは見ずに機械的に足切りされてしまう可能性があるので要注意です。

6)指定がなければ手書きでなくてOK

たまに聞かれますが、中途採用の際には手書きである必要はありません。むしろ読みにくいので、よほど字に自信が無い限りは、PCで作成したPDFファイルで構いません。

逆に「履歴書(手書き)」と記載があったら要注意です。作業の丁寧さ、文字のバランス等も合わせてチェックされています。過去、手書きでの履歴書が必須である会社で、書類審査で落ちてしまった方がいらっしゃいました。確認したところ、履歴書の文字が雑で、欄からはみ出してしまっているところもあり、そこで「作業が雑なのでマイナス」という評価となってしまったそうです。

志望動機を大切に

志望動機は基本的に入りたい気持ちを伝えることであり、相手企業に対してポジティブな内容になるので印象が良くなります。受ける会社をHPなどで調べて、必ず記載するようにしましょう。
特に大企業の場合や、スキルのハードルが低い求人案件、若い方の場合、1次面接が人事面接の企業は、志望動機が重視されることが多いです。

それもただ書けば良いわけではなく、その企業のことを良く調べて、その企業向けのものを書きましょう。どこにでも使えるようなあいまいな志望動機は意味がないですし、企業によっては「この人は他社も受けていて、当社は第二希望以下だな」とマイナスに取られることもあります。

※前職をやめた理由、現職をやめたい理由の「退職理由」とは違います。退職理由は面接で聞かれることが多いですが、書類には書く必要はありません。

●構成例1

 ・私は大学卒業後、(こういう仕事)をしてきました。
 ・貴社のこういう点に魅力を感じております。
 ・だから、私の経験を貴社の業務に活かしていきたいです。

この2番目の後に、「私は以前に○○をして貴社の製品を使う機会があり、○○だと感じておりました」というような自分の経験を入れるとより良いと思います。 

●構成例2

 ・貴社のこういう点に魅力を感じております。
 ・私は○○、△△をしてきました。
 ・私の経験を貴社の□□な業務に活かしていきたいです。

最初を「以前に○○で貴社の製品を使う機会があり、○○だと感じておりました」など、自分の具体的な経験が入れられるとより効果的です。
特に上記の構成にこだわる必要はありませんが、とにかくその会社のことをよく調べ、入りたい理由を自分の言葉で真摯に伝えるとよいです。

ChatGPTなどAIの活用

 ChatGPTなどのAIツールを使うのもおすすめです。あくまでもたたき台を作ってもらい、それをベースに自分の言葉に変える、というものです。例えば以下のようなプロンプトが考えられます。

以下の情報をもとに、転職活動で提出する職務経歴書に記載する「志望動機」を作成してください。

【前提】
– 志望動機は、応募先企業の理念・事業内容・強みと、私のこれまでの職務経験やスキルがつながっていることを示す内容にしてください。
– 応募先企業の特徴やHPから読み取れる姿勢を踏まえて、なぜその会社で働きたいのかが伝わるようにしてください。
– 300~400字程度でまとめてください(文字数指定がある場合は適宜変更してください)。

【私の職務経歴書の概要】
(ここに、要約した自分の職務経歴を記入)

【応募先企業の概要】
(企業のHPなどから抜粋した会社概要、理念、特徴、事業内容などを記入、もしくは企業のHPアドレスを記載。また、応募したいポジションの仕事内容も求人票から記載、もしくは求人サイトのHPアドレスを入れる)

例えば上記で、ブログ「職務経歴書の書き方」にあるサンプルから職務経歴概要を入力し、弊社とお付き合いのあるデザイン会社のフォルム様に関する情報を入力したところ、以下のような志望動機が出てきました。

●ChatGPTが出してきた志望動機(例文)

大学でプロダクトデザインを学び、卒業後は玩具・ノベルティグッズの企画デザイン会社にて、企画から製造・納品管理まで一貫して担当しました。その後、神奈川の小規模デザイン事務所にて、製品の外観デザインのみならず、製造手配や納期管理、さらにはパッケージデザインや製品カタログ等のグラフィックデザインも多数経験し、製造現場に通うことで深い知識を身につけました。

貴社の「想いをカタチに」という理念に共感し、プロダクトデザインを中心に、研究開発、用途開発、コンサルティングサービス、セールスマーケティングといった幅広い事業領域で活動されている点に魅力を感じております。

私のこれまでの経験とスキルを活かし、貴社の多岐にわたるプロジェクトに貢献できると確信しております。

*****

このままだと少し薄っぺらいので、もう少しフォルム様の業務について触れた方が良さそうですが、たたき台のベースとしては使いやすいのではないかと思います。

 

<その他、過去に求職者から聞かれた質問>

Q)学生時代の就職活動の際に使った、○○美術大学と書かれた履歴書が家にあるのですが、これを使ってもいいですか?
Aやめた方がいいです。先ほどの「志望動機」は貴社に入りたい、という熱意を示すもの。それを、家にあった昔の余りを使って表現する、というのはおかしいですよね?採用する側も、「なぜこの人は学生時代の履歴書なんだ?」と疑問に思うはずです。 

Q)本人希望欄(給料、勤務地、・・・)という欄があるのですが、ここで希望年収は書いた方がいいですか?
A)よほど譲れない条件があるなら書いた方がいいですが、基本的には書かない方が良いです。
  譲れない条件とは、例えば「年収〇〇万円以下なら辞退します」などです。年収の場合は理由を明記したいところです。「今回の転職理由が年収アップなので、現職プラス50万の〇〇万円を希望します」などです。

職務経歴書の時も書きましたが、人事部門の役員など、デザイン部以外の方が面接に出てくる場合、ポートフォリオを見ないで職務経歴書と履歴書だけを熟読している場面がよく見られます。そういった方々にも人となりをアピールする材料だということを忘れないでください。

冒頭にも書いたように、履歴書は最も重要度が低いのでつい油断しがちですが、凡ミスの無いよう、ご注意ください。誤字があると、雑な仕事をする人だと思われるので、よく見直しましょう!


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