中国で一番人口の多い都市「重慶(じゅうけい)」ミニ見聞録(1)

一度は訪れたいと思っていた重慶だが、縁あって今月初め5泊6日の旅で、
ちょっとだけ見てきた。というのは、飛行機の便は上海乗り換えで、
内陸に向かって飛行機で3時間半以上かかるから、遠い都市だ。
実質3日間重慶にいただけだから、やはり、中国は大きい。
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『地球の歩き方』によると、中国の人口は、13億9380万人(日本の14倍)
              面積は、960万?(日本の25倍)
                                       重慶は、人口:3343万人(面積8万2000?)
                                       北京は、人口:1300万人(面積1万7000?)
                                       上海は、人口1427万人(6340?)
重慶は、古くから長江(ちょうこう)(揚子江とも呼ばれる)を利用した水上交通の
要衛として栄えてきた。チベット高原のタンラ山脈を源流に、6300?を流れて
東シナ海に注ぐ。その中ほどのところで、街には平地が少なく、川べりに立つ
高層の建物は異様だが、実に見事、人口が密集しているのがわかる。
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水上交通として栄えてきた町は、今では重工業、特に自動車産業などの
中国の重要な産業を支える都市と化したのである。
今回は名古屋の友人の依頼で、「日本の人材ビジネスの現状と将来」について
先進国日本から学びたいという政府の要請があり出かけた。
つまり、労働者の人材派遣事業や紹介事業がビジネスとして乱立し、
問題化しているというのである。
日本の1986年から1991年のバブル景気を思い出させた。(つづく)
(喜多謙一)

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