プロダクトデザイナー転職ガイド2019 2)作品集(ポートフォリオ)I

当社の扱う求人案件はプロダクトデザイナーが最も多く半数以上を占めます。プロダクトデザイナーが転職する際のポイントを分けて掲載していきます。

※1年ほど前に掲載した内容を、その間の経験からアップデートしたものです。一気に読みたい方はこちら。https://www.bt2.net/oyaku

今回は、第一の関門となる作品集(ポートフォリオ)についてです。何回かに分けてお伝えします。

作品集は、デザイナーの顔となるものです。
多くの皆さまの作品集を見させていただきますが、ほとんどの方は「もったいない」状態になってしまっているので、よくさせていただくアドバイスを記載します。

・説明不足

よくある作品集は、これまでにデザインした商品写真もしくは最終レンダリングの画像が1枚から数枚あり、その製品名、製品の説明が書かれているもの。

弊社のコンサルティングでは、それぞれの製品について順にお聞きします。
そうすると、ほとんどの製品には明確なデザイン意図があり、また技術上の制約があったのをデザインを崩さずにクリアしていたりと、デザインスキルの高さを感じさせるエピソードがあります。

こういった内容は求人担当者に伝えるべき内容ですが、ほとんどの方の作品集にはこれが表現されていません。

(当社を通す場合は、必ず担当者に会って口頭で一つ一つの製品について説明しますのである程度伝わります。それでも、その場にいなかった別のメンバーや上司の方に伝えやすいよう、そうした説明を加えることをお勧めします。)

転職する以上、今までと別の製品をデザインすることになります。求人担当者は「これらの製品をデザインしたのはわかったが、この人は当社でどのようなデザインができるだろうか」と疑問を持っています。

それに対して例えば、「1つ目のこの商品は、新興国のコンシューマ向け商品。他社が派手なデザインだったため、あえてシンプルにして日本製らしさと高級感を表現した」「この製品は取っ手部分がどうしても出っぱってしまうが、その突起部をキーにして特徴的なキャラクターラインを作り、デザインのアクセントとした」

などの説明があれば、自社の製品でもターゲットに合わせたデザインや、マイナスポイントをデザイン的にうまく処理できるのではないか、と期待してもらえます。もちろん、これらの説明をシンプルに読みやすく美しくレイアウトすることも重要です。

その作品に自分が関わったためにどうよくなったのか、どのような困難なポイントがあり、それを克服したのか。例えばエンジニアからこういう要求があったが、ユーザーの使い勝手のために当初デザインを守るべきだと説得し、ここの部分がこのようになった、など。作品集は、製品ではなく、あくまでも自分の良さを説明するためのものです。その点を強調してみてください。

<来週の「作品集(ポートフォリオ)II」につづきます>

(下村航)

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