プロダクトデザイナー転職ガイド 7)職務経歴書 II

プロダクトデザイナーが転職する際のポイントを分けて掲載しています。

※一気に読みたい方はこちら。https://www.bt2.net/oyaku

今回は、転職時に作品集同様に重要な「職務経歴書」の第2回です。何回かに分けてお伝えします。

<書き方>

書き方に決まったフォーマットはありませんが、少なくとも以下の項目は記載します。なお、紙のサイズはA4縦書きで、1-3枚です。

シンプルで読みやすいレイアウトデザインが好まれます。職務経歴書はデザイン部門だけでなく、人事部門の面接担当者や、役員の方が面接に来た際も目を通します。装飾的なデザインにせず、読みやすさを第一にしましょう。

1)職歴

何年から何年まで、どこの企業のどの部門に所属し、どのような製品をデザインした、どのような業務を担当した、という点を簡潔に記載します。あまり有名でない企業の場合は、一言、何をしている企業か説明を付けます。
  
新しい順に書いても、古い順に書いてもどちらでも構いませんが、職歴が長い場合は新しい順に書いた方がわかりやすくなります。

なお、就職してから数年後、留学した、学校に通いなおした、等は職務経歴書では年代の中に入れた方が理解しやすくなります。
その場合、空白の年が無いようにします。留学準備、就職活動、フリーランスとして受注、等、会社に所属していない年があれば、その間何をしていたか記載します。

2)能力

どのようなデザインおよびその周辺業務ができるのか、簡潔に記載します。例えばラフのアイディア出しからファイナルレンダまで、もしくは3D図面まで、製造手配まで、操作パネル、画面デザインも、等々。

また、デザイン経験のある分野、例えばコンシューマ向け小型家電、大型家電、オフィス向け家具、等。

使えるソフトウェアも別項として記載します。そのレベル、業務に使っていた/一部のみ使用可能/現在学習中、等も記載します。

話せる言語(英語、中国語等)とそのレベルも記載します。

3)その他

他に見かける項目としては、職歴が長い場合は最初に「経歴要約」を付ける場合があります。これは3行から5行程度で、これまでの職務経歴をまとめたものです。

また、代表的なデザイン作品を半ページから1ページでまとめる方もいらっしゃいます。

以下は他社のサイトですが、ページ中ほどに掲載のサンプルは、比較的よく見かける一般的なフォーマットです。迷ったらこのフォーマットにならって作成すると無難です。

転職HACKS https://ten-navi.com/hacks/job-change-17-8446

以上です。

なお、もちろん弊社に登録いただいた場合には最初に作品集、職務経歴書を確認させていただきますので、その際に必要であればアドバイスいたします。

<次回は履歴書について記載します>

(下村航)

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