(35)数字が読めるデザイン ?作品集の編集(2)?

転職活動の重要なツールの一つである「職務経歴書」。
その書き方のポイントを、毎回コンパクトにお届けしていきます。
第35回目は、番外編:作品集についてです。
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転職をまだ考えていなくとも、デザイナーであれば、
日頃から、自分の作品集をまとめておいて欲しい。
時間が経つと、アイデアスケッチなどの資料が無くなるし、
デザインプロセスがあいまいになり、
後でまとめるのは大変な労力がいるからだ。
そこで、プロジェクト毎に、A4で2枚にまとめることを勧めたい。
1枚目には、アイデアスケッチ、ラフスケッチ、モデル図面、仕様など列記する。
もちろん、大日程は明記する。
2枚目には、製品化した写真(カタログ写真可)や、記者発表資料、
販売価格・販売時期など、データを明記する。
半年後や一年後の売れ行きが分かれば明示しておくと、
数字が読めるデザインに一歩近づく。
プロダクトデザインの場合、例えば自動車などは、車種によっては
2?3年かかるものがあるから、後からだと、あいまいになりやすい。
日頃から、いずれまとめるのだと決めて、その都度、必要な資料を
A4の封筒に入れておくだけでも、ずいぶん助かる。       
後で、こうした資料を使って、数字が読めるデザイン資料を
1?2点作っておくと、面接者はみてくれるし、転職には有利だ。
(K.K.)
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