(31)素直さと積極性

転職活動の重要なツールの一つである「職務経歴書」。
その書き方のポイントを、毎回コンパクトにお届けしていきます。
第31回目は、「素直さと積極性」です。
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最近、4月入社を決めた転職者3人の職務経歴書を見ていて、
気付いたことがある。
それは、3人とも、「素直さ」と「積極性」の持ち主であったことだ。
実は、職務経歴書がずば抜けてすばらしいということでもなかった。
しかし、自分の意思は持ちながらも、こちらのアドバイスを素直に聞き、
A4、1?2枚で、簡潔に自分の希望をまとめ、
人事担当者にも理解できるような、分かりやすい経歴書になっていた。
そして「積極性」という点では、入社希望の会社のことを自らよく研究し、
その会社で何をしたいかということを書き込んであったことが
良かったように思う。
それが、採用担当者のハートを熱くさせたと同時に、
面接時には、自分の希望もはっきりしていたために、
率直にイエス、ノーが言え、人柄の良さが光っていたとも聞いた。
運やタイミングの良さもあっただろうが、家族の応援も受け、
ねばり強く、まじめに転職活動を続けた結果だった。
さらに付け加えるなら、3人とも、メールや電話で常に連絡をくれたり、
職務経歴書の作成にあたっても、自らのポリシーを持つと同時に、
こちらのアドバイスも素直に受け入れる柔軟性も持っていたりと、
コミュニケーションの良さも抜群であった。
今回、入社を勝ち取ったのは、3人とも、
日本有数のハードルの高い大企業であったことのみ、ここで記しておきたい。
(K.K.)
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