「おおかみこどもの雨と雪」

「時をかける少女」「サマーウォーズ」と傑作をものにした
気鋭のアニメーション作家、細田守監督の第3作。

同窓会の会場で彼と彼の仲間達の鼎談を聞いたことがあったが、
彼の作品ひとつも見ていない。今度こそはと、上映が始まると
すぐに川崎の映画館に向かった。ところが夏休み、満席で見れず、
そうこうしている内に、帰省で金沢に。
金沢の映画館では予約でき、娘や娘の子ども達と見れたのが
ラッキーだった。彼女達は、上記の2作とも見ていて、1作も
見ていないの?と、流行に疎い?と白い眼で見られたようだ。
ファンタジー的な設定をリアリズムに描き出すほう方法で、日経の
映画評論では、「見逃せない」ランクとある。
ところどころに涙腺を刺激する箇所があるアニメーションは、
やはりすごい、見てのお楽しみ。
(喜多謙一)
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