CHINA BABY ベビーショー2014/空港の蕎麦

6pockets シックスポケッツという新語があると同僚に聞いた。聞くと、一人のベビーに対して、パパママ、祖父祖母、祖父祖母と6人のポケットからお金が出てくるという意味らしい。

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比較的予算縮小、省力化の電子製品、機械などの他業界に比べてベビー産業の展示会を歩くとまさにいくつものポケットから王子様王女様の為の購買力が産まれてくるような気がする。
マタニティー、玩具、ベビーカー、ベビー服、妊婦用品、食品などが所狭しと広い会場を埋めた。
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日本製品のベビーシートは10万円近くするものもある。
実物のフェラーリを置いたモーターショー顔負けのブースには子供用オリジナル作成カーが展示されて注文を受けている。
20万?、1,900企業、2,650ブランドというのは今までにも例を見ない規模だ。
一人っ子政策、車社会への移行、ベビー産業への追い風は暫く吹き止みそうもない。
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空港の蕎麦

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赤い提灯の”そば”に惹かれて浦東空港搭乗口近くのレストランに入ってみた。
この店は日本食が売れるらしく、メニューの中にはうなぎなるものも登場する。
60元(約1,000円)という値段に期待は膨らむが出てきたのは黒い汁に浸った黒っぽい麺、上には海藻と牛丼の具のようなものが乗っている。
日本そばと呼ぼうと思えば呼べなくはないが、そもそものだしの味が全くしない。店内であるのに使い捨て容器であるのもすごい。七味をお願いしたら辛うじて一味が出てきた。
すすりながら先日訪れた工場の女将さんを思い出した。?日抗日戦争のドラマで残虐非道な日本兵を見るのが好きなそうである。女将さんの頭の中の日本が悪者しかないのも残念だが、このそばを食べて日本食は高くてまずいと信じてしまう人がいると思うとこれもまたすこし悲しい。。
(N.Koyanagi)

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