マックの味の違い

今や世界の共通語となったマクドナルド、今日は上海のマクドナルドの
話をしたい。
朝マックのソーセージサンドがコーヒー付きで6元(約百円)。世界の
ビッグマック指数(購買力平価説を元に為替相場を推理する際の一つの
指標とされている。)で中国は第51位(261円)、日本は39位

(320円)だから日本と比べると少しだけ割安、実際の味はサービス
などのソフト面を除いたら殆ど変わらないと思う。
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こちらの日本語新聞でのハンバーガーの包み方に対するコメントが
面白かった。同じものでもくしゃくしゃっと包まれた物を手にした時の
味と、日本のようにきちんと包まれたものを食べる味とでは中身は
同じでも安心感が違うという主旨だった。
そう言われればこちらのマックではレタスがよくはみ出ていたり
こぼれていたりすることがある。丁寧に包むという一見無駄に見える
作業に価値観を与える教育はなかなか簡単には行かないようだ。
一方お客様の方はどうかというとカウンターで並ばない人が少なくない。
クルーが一言お並び下さいと声をかければ良いのだが、気にする様子もない。
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ほうっておくと右から左から人が割り込みをしてくる。特に朝の忙しい
時間帯には自分の前後左右やクルーの対応に余計な気を使う。
これも広い意味ではマックの味の違いに違いない。
ところでハッピーセットの景品は、最近ちびまる子ちゃんから
ワンピースに変わった。ドラえもん、キティちゃんをはじめ、
相変わらず漫画キャラクターは若者の人気を集めている。
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先日上海人のガードマンがマックの袋を指さしてそんな体に悪いものを
食べるのはやめろと忠告してくれた。私としては鉄板に油をこれでもかと
たっぷりしいて焼き上げた路上屋台の目玉焼きパンや揚げドーナツ(油条)を
挟んだ薄餅なんかよりはよっぽど衛生的で健康的ではないのかと思うのだが。。。
By N.Koyanagi

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