くるみ・ぎんなん割り

私の故郷・北陸の友人から、散歩しながら集めたという、貴重なくるみを頂いた。
「どうぞ、金沢を想い、味わってください。」と記してあった。
いつもは、くるみを金槌で叩き割り、子供達と遊びながら食べることが多かったが、
今回は、便利小物「くるみ・ぎんなん割り」を買ってみた。

取り扱い説明書には、
 「殻の固いクルミ(鬼ぐるみ、野グルミ等)の場合、
  フライパンなどで口が開くまで煎ってください」
 「ぎんなんを割る際は、ぎんなんの殻がひび割れする程度に
  力を加減してください。強く握りますとぎんなんが粉々になります」
と書いてあった。
今回は、事前に煎ることなく、私の力だけで割れないものかと試みたが、
全く刃がたたなかったので、説明書きに従うことにした。
さすがに、自然の野グルミは、便利グッズをも寄せ付けないほど硬いものであった。
リスなどは、これを齧るというから、かなりの歯なのだろうと、
そんなところにも思いを馳せ、ただただ感心しきりだった。
普段、注意書きが過保護すぎやしないかと思うことが多いが、
今回は、説明書きのおかげで、無理をせずにすんだ。
商品企画、発売元は、刃物で有名な新潟県三条市。
そして、こちらも製造は、「MADE IN CHINA」であった。
(K.K.)
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