工夫のない広告

この自転車(ベロタクシー)を見ると、いろいろなことを考える。

(写真:日曜日の歩行者天国から見た銀座四丁目交差点)
銀座での広告塔を目指しているのか、
なぜ銀座なのか、なぜ黄色なのか……と。
料金は300円とあるが、誰も乗りたいとは思わないのか、
いつも駐車しているから、やはり広告塔なのか?
広告主の読売新聞に聞いてみたい。
いや、聞くまでもなく、珍しいものを銀座で見たという印象を与えれば
広告主としては効果十分、さらに記念写真にでも写ればもうけもの、
その類の広告と見た。
その日は、珍しく飛行船も見たが、何の広告かは見忘れた。
広告なら広告らしく、もっとデザインに工夫があっても良さそうだとも思った。
デザイナーに依頼するとお金がかかるから、
つい自社のロゴを入れるだけという単純な広告では、
誰も見向きもしてくれない。
全てにおいて、一ひねりしないと誰も気に留めない時代になったことは間違いない。
情報が街にあふれていれば、足元を見るのがやっとで、他に目が行かない。
中途半端な広告は、広告の役目を果たせないことを、広告主は知るべきと思った。
(K.K.)
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