『野次喜多本』登場人物の新たな“ちょっといい話”(26)藤村盛造さん

 

私は大学で空手部に入部。一つ上の藤村さんに、いろいろと面倒を見てもらった。
彼の下宿が私の外泊のはじめの宿になったから、印象が深いのでその話を出すと、
「そんなことあったっけ?」覚えていないという。
(『野次喜多本』より抜粋)

彼は東京から静岡県の三島に、数年前に移り住み「富士山」を撮り続け Facebook に投稿、
我々仲間とのコミュニケーションを欠かさない。
その彼の最近作、令和のスタートにふさわしい日の「富士山」である。

以下は彼のコメント

Today’s Mt.Fuji. Suruga Bay. & Hakone. 1:00.pm
天皇即位の礼、朝から三島地方は雨でしたが12時ごろ雨は止み陽が照り始め
1時前には窓から見ると富士山が見え始めました。
雲で全く見えなかったのが不思議なくらいです。1時20分過ぎには、また雲で隠れてしまいました。
家でNHKの即位の天皇陛下の宣言と安部総理の万歳三唱の録画を見ると、丁度其の時間でした。
不思議なことです。(藤村盛造)

私は、彼のFacebookの写真を見て、大げさに「世紀の傑作」とコメントした。それぐらい、私は感銘を受けた。
彼のコメントもいいし、令和のスタートにふさわしい富士山であった。
「継続は力なり」、彼の富士山にかける執念の一端を覗かせてもらった。

彼は、千葉県に住んでいたこともあり、後日のメールで「今回は思わぬところで被害が続出、驚くと同時に
日本の地域の防災対策の甘さ、弱さをオランダやスイス、ドイツに比べて再確認したい次第です。」と、
スイスに住んでいたこともある彼らしいコメントがついていた。
令和のスタート富士と同時に、日本も地域の防災対策に、
真剣に取り組むスタート日として欲しいと思ったのは、
彼のみならず、すべての国民の願いだろう。

(喜多謙一)

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