『野次喜多本』登場人物の新たな“ちょっといい話”(16)黒澤淳一さん

 

この本のイラスト(似顔絵)を描いてくれ、
企画・制作から印刷手配までしてくれた後輩が、黒澤淳一さんである。

彼がこの本で描いてくれた似顔絵は、ほとんど会ったことがない人で、
昔の写真を見て描くわけですから、大変なご苦労にもかかわらず、
彼はそれを苦にしないで、エンジョイして描いてくれました。それも一気に。

その彼、相棒と、飽きもせず、『野次喜多本』100人似顔絵展を
昨年は軽井沢で今年の夏は名古屋で開催した。
来年の一月は、ふるさと・金沢で開催が決まり、
2人の年賀状が、PRを含めて、このハガキになった。
(1月29日から2月3日、旧正月まで)


    

年末でもあるので、相棒・黒澤さんの今年の健康バロメーターをご紹介したい。
●春のお遍路では314.7km、秋のお遍路は437.4kmこれだけで752.1km
●毎月の「KANABIあ・そ・び・隊」の例会で毎月10km×11ヶ月で110km
合計では約862.1kmになったとのこと。

単純に862.1kmを360日で割ると、1日約2.4km歩いたことになるが、
地図で見ると、東京から862.1km離れた場所は、北は北海道美唄市、
南は福岡県宗像市まで歩いたことになります(笑)とは彼の弁。

彼の「エンジョイして描く・・・。それも一気に」は、
彼が健康そのものだからできるのだろう。

「健康はすべてでない。しかし、健康がなければすべてがない」
という先人の言葉を思い出し、
春のお遍路や秋のお遍路などに出かける事が出来る“健康体”は、
私には、ちょっと羨ましく、“ちょっといい話”に聞こえてきた。

(喜多謙一) 

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