『野次喜多本』登場人物の新たな“ちょっといい話”(11)向川原 徳助さん

 

私は、昨年の5月に喜寿記念に『野次喜多本』を上梓させてもらい、
縁あって、今年、パンフに見る『野次喜多本』100人似顔絵展を
7月26日(木)から 7月31日(火)まで
名古屋・松坂屋前の「妙香園画廊」で開催した。
(昨年の夏、軽井沢で開催し、好評だったので今年は名古屋。
 来年1月には、金沢で開催予定。)

 

私こと、鎌倉“遷都”してから今年で31年経過、若い時の名古屋は、
30年と10か月でしたから、月日の過ぎる早さに驚きながら、
いい機会だからと、名古屋では会期中、留守番を兼ねて毎日会場に詰め、
昔の仲間と“駄弁る楽しみを試み、思い切ってホテルで”6連泊した。

『野次喜多本』で「恩師はブラザー大番頭 向川原 徳助」と書いた、
創業者に仕えた、故・向川原さん。
その奥様の君代さん(94歳)に、ご子息の車で会場まで来ていただき、
ご健在で再会出来たのは何より嬉しかった。

また、運悪く足を悪くして会場に来れなかった友人には、
テレビニュース放映で見てもらえ、さすが映像の力を実感したが、
あの台風12号と、オウムの刑執行の日が重なり
マスコミ取材は大混乱し続けていた中での放映であったからラッキ―だった。

(喜多謙一) 

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