より良い転職のために(54)?重役面接必勝法

通勤中の電車内、特に若い人達には、
ヘッドホンでニュースを聴く人が増えている。
彼らは、いくつかの新聞社が運営しているポッドキャストの
ニュース提供サービスをiPodなどにダウンロードし、
スマートに聴き入っているか、
携帯電話でのメールのやり取りをしているのが普通だ。
満員電車で新聞を広げているのは熟年組のみかもしれない。
彼らの特徴の二つ目は、「R25」などのフリーマガジンや
週間の漫画雑誌なら手にするが、活字の多い週刊誌は敬遠する。
「文芸春秋」などは、若い人が読んでいるのを見たことがない。
三つ目の特徴は、電車内の吊り広告、週刊誌や月刊誌の広告だけ
しっかり読み切り、買って読むまでもないと、目次のみで満足している。
これも実際の雑誌を購入するのは熟年組がほとんどだ。
以上、三ついずれにも共通するのは、活字離れもが進み、
熟年組とは違って、彼らの感性は音や画像が全てである点だ。
そこで今回、私が勧める、デザイナーとしての勉強法は、
思い切って「熟年組」の仲間入りをすることである。
なぜなら、基本に立ち返り、学生時代の鉛筆デッサンを学ぶがごとき
ローテクなデザイン訓練と、社会人として、50円の夕刊を
毎日、隅々まで目を通すぐらいの根気の連続があれば、
いわば熟年組の代表とも言える重役を相手にした
転職の面接もクリアできるはずだからだ。
試みてはいかがだろうか。
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