より良い転職のために(34)?ストーリーを描こう

先日、コンペで見事1,000万円を射止めたデザイナーに会い、話を聞いた。
ご存知(株)タニタが募集した「肥満予防シンボルマーク」の
最優秀賞受賞者・田嶋誠三さんである。
タニタの創立60周年記念行事の一つで、
21世紀の健康維持は「肥満防止」が最重要になるだろうと、
そのシンボルマークを募集したコンペだ。
田嶋さんは、重い脂肪を脱ぎ捨てて、
スリムで軽やかで健康的な身体に生まれ変わるイメージをシンプルに表現し、
国や民族を越えてピクトグラム(絵文字)で
「肥満防止」がすぐ分かるデザインにまとめあげたとの弁。
マーク中の人物のポーズは、
レオナルド・ダヴィンチの理想的な人体の比率を表した図を基本としたもの。
「美しい正しい体」の意味を込めてのデザインという。
聞けば聞くほど、よくよく考えられたアイデアに感心し、
なるほど1000万円に値すると思った。
こういったコンペに応募するなら、しっかりとしたストーリーで臨むべし
と田嶋さんから学んだ。
転職も人生の一部と考えれば、何がしたいのか、何ができるのか、
5年後、10年後は?…と、ストーリーは熟考に熟考を重ねたい。
年収と勤務年数を考えれば、転職は賞金1000万円のコンペ以上なのだから。
デザイナー転職紹介、人材紹介、求人募集のビートップツー

PAGE TOP