コンサルタント日記
英語より北京語
中国で経営者として活躍している友人から、中国と仕事をするなら、デザイナーも、英語よりも北京語が必須という話を聞いた。製造現場がすべて北京語であるため、細部の詰めも北京語になるという。バイヤー的な仕事は英語で十分であるが、ものづくりの世…
自らを活かせる場の開拓
友人のデザイナーが、朝日新聞千葉版に、大きく写真入で紹介された。後日、そのコピーを送ってもらい、読んでみた。彼は、「商品が売れる手助けがしたい」と、千葉県や商工団体の助言役として活躍、県内の道の駅や、農家が売りだす特産物や新商品のラベ…
色とデジタル社会
「日々、色について考えているデザイナーや芸術家の世界では、学校で学んだ「マンセル色彩体系」が、何の用もなさないことが分かり、この業界に、ちょっとした異変が起こっている」という話を、色彩研究家のM氏から聞いた。具体的に色の波長などを科…
ミラノ・サローネ便り
最近、改めて、世界のデザインの健在ぶりを、二人のデザイン関係者から教わった。一人は、ロサンゼルス在住で、デザイン研修所経営者であるA氏。彼は、「ミラノ・サローネ」を見て感激したと、600枚もの家具や照明器具の写真とともに便りをくれた…
作品貯金
この連休明けに、すばらしい職務経歴書とデザイン作品集を見せてもらった。かなり時間をかけて編集したのだろう。まず、職務経歴書は基本通り書かれている。作品集は、企画意図から手描きのアイデアスケッチ、ラフスケッチと順番に並べられていて、分…
フランス大統領選に思う
今回のフランス大統領選挙は、保守与党のサルコジ氏に決まった。ホッとしているのは、フランス国民のみならず、世界の「フランス愛好家」が好感を持って迎えたとも聞く。この数年、ファッション、雑貨、工業デザイン、すべての分野から、フランスらし…
リハビリも、転職も
連休の合間に、リハビリ中の友人を見舞った。彼は2月末に脳梗塞で倒れ、一時は集中管理室で治療を受けていたが、回復が早く、1ヶ月過ぎからリハビリするところまで行き、2ヶ月目で話が出来るようになった。何より、見舞いに行って話が出来たのは、…
面接結果の通知に思う
先日、ある企業に紹介した候補者の、一次面接合格の返事をいただいた。 「こちらが当初懸念していたような、自己主張の強い芸術家タイプではなく、 柔軟に対応してゆく気持ちを持っている」 「基本的にはデザイナーでスタート、 将来的に…
ジャンルの壁を越えて
先日、川崎市が開催している「デザインフォーラム」で、ユニークな、すばらしいデザイナーに会った。彼女は、一昨年、「川崎市産業デザインコンペ」でグランプリを受賞したデザイナーである。その受賞作が製品化され、Gマークにも選定、今夏発売され…
「QOL」「ADL」
異業種の人たちから、新たな言葉を学ぶことがある。先日も「QOL」と「ADL」という言葉を教わった。QOL=quality of life(クオリティ・オブ・ライフ)はよく耳にするが、ADLとは初耳だった。聞けば「activities…





PAGE TOP