候補企業の情報収集方法 デザイナー転職ガイド2025

今回は、候補となる企業の情報収集方法です。転職活動の最初の段階はもちろん、応募時の志望動機を書くための材料としても重要です。また、面接前にもよく調べておくことをお勧めします。

※過去に掲載した内容を加筆したものです。一気に読みたい方はこちら

1)会社全体について

まずはもちろん、その会社のホームページを調べます。新卒採用のページがあれば、そこには学生以外にも参考にできる自社の魅力が掲載されていることが多いので、デザイナー専用の新卒採用ページがなかったとしても参考になります。(私が個人的によく参考にするのは、社内の社員の方のインタビュー記事です)

志望動機を考えるときには、会社のホームページからミッションやパーパス、方針などを引用すると書きやすいことがあります。また、大企業でデザイナー以外の職種も多い会社の場合は、全体像だけではデザイナーの職場や状況がつかみにくいので、「会社名 デザイン」で検索するとその会社のデザイン部が作っているホームページが見つかることがあります。

例えば、「富士フイルム デザイン」で検索すると一番上にデザイン部門が制作しているホームページが出てきます。
https://design.fujifilm.com/ja/ 

こうしたホームページもほとんどは新卒採用向けで、学生に向けてアピールすることが目的のページだったりしますが、会社全体のページよりも具体的にデザイン部門の様子がわかります。

会社によっては、Wantedlyにもっとラフな求人情報が載っていたり、noteに社員が公式でブログのような形式で社内の生活などを書いていることもあります。「Wantedly  会社名」「note 会社名」などで検索してみるとよいです。 

2)会社の業績・方針について

会社の業績や方針については、株主向けの資料が参考になることがあります。
会社情報や、トップページの上の方で「IR情報」をクリックすると出てきます。この中で四半期ごとの発表ではなく、1年に1度の決算資料であれば方針や中期計画まで書いてあることもあります。また、「世間的には○○が有名だけど、実は△△が利益の半分以上」などという実態もわかります。

例として、以下はコーセーのIR資料のページです。決算資料は数字が並ぶので慣れないとわかりにくいかもしれませんが、棒グラフや矢印などでわかりやすくしていることが多いので見てみるとよいと思います。
https://corp.kose.co.jp/ja/ir/library/

このページだと、中長期計画の説明資料、株主通信という名称で会社全体の方向性、経営状況を画像や写真をふんだんに使って説明している資料があります。会社のメインページよりストレートで分かりやすいことが多いです。

3)ネガティブな情報、給与情報

これまで述べてきた企業情報は詳しく知ることが出来ますが、自社の発表資料だと良いことしか書いていないのでネガティブな情報がほしいところです。

大企業の場合は、日経新聞のHPで会社名で検索するとそこに関する記事がいろいろと出てきます。
https://www.nikkei.com/ (ページ右上に検索窓があります)

例えば中堅家電メーカーの「ツインバード」と入力すると、「猛暑で企業の生産も拡大」や新製品の記事と並んで、「ツインバード、5期ぶり最終赤字 25年2月期黒字予想一転」などという記事が出てきたりします。記事を開くと、赤字であるという事実以外に、社長のインタビューで対策や今後の方針なども読めるので判断材料としてよいと思います。

また、以下のような転職口コミサイトでいろいろと調べることができます。

 OpenWork  https://www.openwork.jp/ 
 転職会議    https://jobtalk.jp/ 

以前の口コミサイトは悪口ばかりだったのですが、今は比較的フラットな意見も多く載っています。上記のようなサイトでは、自分の今の会社や過去の会社の口コミを書かないと口コミを見ることができないからです。そのため、現職に不満がない人や、良いと思っている人も書き込むので、ある程度信頼できる内容となっています。

なお、不満があって辞める人が悪口を書くことは多いのですが、それがその人が原因なのか、会社や上司が悪いのかはその書き込みだけではわかりません。また、もう5年も10年近くも前の情報であることもあります。同名の違う企業のことを間違えて書き込んでいる、ということもあります。ネガティブな情報はよく読んで判断することをおすすめします。

なお、給与に関してはOpen Moneyというサイトがあります。口コミサイトと同様、自分の情報を登録することで各社の給与の詳細情報が見られるというものです。大企業になるとポジションごと、役職ごとに幅が見られるので転職後の昇給ビジョンまで参考になります。https://openmoney.jp/

(下村航)

ここまで読んで、
少しでも「自分の状況に当てはまるかも」と感じた方へ

今すぐ転職を決める必要はありません。
デザイナー出身のコンサルタントが、あなたの状況や悩みを整理するところからお話を伺います。
※ 学生・未経験の方は対象外です。

転職相談をしてみる(無料) ※ 無理に求人を勧めることはありません

PAGE TOP