コンサルタント日記
嬉しい電話
もう、4?5年前になるだろうか。ニューヨーク帰りの若いデザイナーA君を、製造から流通、商社的機能までを持った中小企業・B社に、ご紹介したことがあった。しかし、しばらくして、彼は健康上の理由で退社したと聞いていた。先日、B社の社長と…
日本の製造業の未来
友人の紹介で、「街の発明家」で、金型屋さんのT氏と夕食を共にした。名刺を忘れたという氏は、最近売り出したという新製品、「爪を切らずに、削って処理する」という爪削りを名刺代わりに差し出した。そこには、自宅住所も、工場名も書かれていた…
ミラノ・デザインの真髄
『私は昨晩、「真夏のミラノ」に帰りました。本日の予想最高気温は32度です。でも、空気はさわやかで、良い季節です。ちなみに、こちらでは、「豚」の話題はすっかり消え去っていました…』先日、日本でお会いした、イタリアはミラノ在住のデザ…
還暦のデザイナー
お笑い番組を見ながら、デザイン画を描いているという川崎和男をテレビで見た。ご存知、TV東京の『カンブリア宮殿』という番組だ。「その男がデザインすると、なぜ売れるのか、ケンカ屋デザイナーの面白発想術」という副題で、村上龍との対談も面…
大道芸人のプロ根性
開港150周年イベントで、横浜が賑わっている。「母の日」の日曜日、港の見える丘公園で、散歩の途中、大道芸人の芸を見た。はじめは、子供達に風船を作ってプレゼンしながら、観客を呼び込んでいたが、その口上が、実にうまい日本語なのだ。英…
地方新聞の未来
この日曜日に、わが小さな街の市議会議員の選挙があった。ベニヤ板に、候補者のカラー写真がベタベタ貼り付けられた「異様な看板」の中から候補者を選ぶという、あの原始的な選挙である。自治体のデザイン感覚、全く無しと、今回も思った。即日開票結…
絵本作家誕生
40年来の旧友から電話があった。初めて制作した絵本が、印刷会社から届いたから見て欲しいという。彼とは長い付き合いだから、彼の幸も不幸も見てきた。メーカーの宣伝部で、グラフィックデザイナーとして、溌剌と働いていた彼は、10年前、不幸に…
変化はチャンス
春は人事異動の季節。中国・上海に、来月赴任するというA君が、先日、挨拶に来た。そして昨日は、3年の海外駐在を終えて帰国した、B君と会った。いずれも30代である。彼らは、会社の人事異動で、初めての海外赴任だっただけに、知らされた当初…





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