コンサルタント日記
国威プロジェクト「新幹線」
突然、北京の友人が訪ねて来た。忙しい出張の空き時間に顔を見せてくれたのだ。友人とはありがたい。早速、中国は北京の近況を聞いてみた。6月30日の新聞は、「国威プロジェクト次々完成」 「中国共産党きょう90周年」「批判尻目に国産・新幹線…
長すぎる就職活動
大学生の長期に亘る就職活動が学業に影響する、といわれて久しいが、いまだ何も改善されていない。そして、今年の就職活動は、例年にも増して長引きかねない。東日本大震災の影響で、採用選考の時期を遅らせる企業が相次いだことが大きいと言われる。…
東日本大震災 デザイナーは何が出来るか(8)
神田学会理事・清水さんよりご案内をいただいて、神田明神境内で開かれた「日本神話と災害教訓に学ぶ夕べ」と題する催しに参加した。大震災の日、同神社境内には多くの人が避難してきて、一時は数百人に膨れ上がったそうだ。「神社が避難地としての機…
昨今のデザイナー転職事情(3)
去る4月28日、パナソニックは、従業員10万人のサンヨーとの合併により、白物家電分野の重複を避けるため、4万人のリストラを計画している、と報じられた。リストラは海外を中心にとあるが、東日本大震災後の後だけに、ショックなニュースではあ…
東日本大震災 デザイナーは何が出来るか(7)
福島県出身の後輩、N君がメールをくれた。「ゴールデンウィークは、復興作業のため、実家に帰省する予定です。 庭のガレキの撤去の見積もりだけで4万を超えているので、 内部も片付けて撤去するには、かなりの気合がいりそうです。」ガレキの撤去…
東日本大震災 デザイナーは何が出来るか(6)
「成田は静まり返っていて不気味なくらいです。 店に聞くと、売り上げは半分以下だそうで、 外国人はほとんどいません。 地震の影響の重大さが身にしみてわかります。」と、上海に出張する友人が、成田から携帯メールをくれた。また、北京の友人…
東日本大震災 デザイナーは何が出来るか(5)
余震の後、必ず「大丈夫か」と北京の友人がメールをくれる。もう、そろそろ一ヶ月だから、収束するだろうと返事を書いた途端に、また大きな揺れが来た。余震である。忘れもしない、東日本大震災は3月11日午後2時46分、大きな余震が来たのは、4…
東日本大震災 デザイナーは何が出来るか(4)
4月4日付東京新聞の夕刊に、哲学者・梅原猛は書いている。 私は50年間、日本のことを研究してきて、 最近「草木国士」と共生する日本の思想をもとにして 「人類の哲学」を書く着想を得た。 しかし人間に奴隷の如く酷使された自然の怒…
東日本大震災 デザイナーは何が出来るか(3)
先週末、ヤボ用で千葉県の海岸に面したK市に行っていた。穏やかな海を見ながら、どうしても3月11日のあの大津波に繋がらない。テレビで見て愕然とした、あの海ではないのである。そして原発事故。この海にも放射性物質が流れているかもしれない。…
東日本大震災 デザイナーは何が出来るか(2)
「天災は忘れた頃にやってくる(災害は忘れたころにやってくる)」という有名な警句がある。一般には、寺田寅彦の言葉として知られているが、結局、「災害」だから「忘れた頃にやってくる」のではなく、「忘れた頃にやって来る」から「災害」になるの…





PAGE TOP