期間の長さ、求職者側の回答スピード

過去に「企業からの返事が遅い理由」というテーマを書きました。

今回は、求人発生からクローズまでの期間の長さや、求職者側の
回答スピードの基準についてご説明します。
弊社が得意とするプロダクトデザイナーの求人は、多くが決まるのに
時間がかかります。時々グラフィックデザイナーの求人依頼も
入ってくるのですが、そちらと比べるとスピードが全く異なります。
基本的にグラフィックデザイナーの求職者は世にあふれているのか、

求人内容をいただいて2週間もするとすでに決まってしまっている
ケースがほとんどです。
プロダクトデザイナーでは、1ヶ月以内に決まることはほとんどありません。
大企業では面接1回で3週間程度、書類審査、面接2回となれば、
ストレートに決まっても9週間、2ヶ月です。その上、前述のブログでも
書いたように他に候補がいて違うタイミングで書類審査に入ったりすると
その方が最終面接になるまで待たされることもあります。
(もちろん、特例的に早く終わるケースもありますが)
規模の小さい会社だと面接回数が少ないこと場合もありますが、
小さくても人気企業の場合、募集広告を出すとそれこそ数十人
という単位で有力な人材を見なければいけなくなりますので、
同様にかなり待たされる可能性があります。
一方で、求職者側のスピード感の話をします。
求職者側が回答を求められるシチュエーションは、まずは面接の
日程決めの際です。
中途採用の場合メールでのやり取りが多いかと思いますが、
一般常識として概ね24時間以内の回答というのが基準となります。
すぐに回答があれば、それで好感をもたれる可能性がありますが、
24時間以内の回答であればマイナス印象を持たれることはありません。
もしそれ以上に時間がかかりそうであれば、とりあえず「メール
いただきましてありがとうございます。検討して○日後に回答します」と
回答しておくことをお勧めします。
グラフィックデザイナーほどではないですが、数人を同時に相手にしている
以上、スムーズにやりとりができることは重要です。
昨今はデザイナーと言えども必ず「コミュニケーション能力」は要件の
一つに入っています。
「外部とのやりとりも多いのでコミュニケーション能力には自信が
あります」と履歴書に書いても、面接の日程を決めるのにメールの
返事が滞り何日もかかるようでは、この人はコミュニケーションが下手だ、
と判断されてしまいます。
もう一つ、重要なシチュエーションとして内定が出た際の回答までの
期限です。
内定が出たり、その一歩手前で給与条件等が提示されて「この条件で
よければ最終面接をお願いします」という段階では、求職者側の判断が
求められます。
つまり、この会社に行くかどうか、という最終回答が求められるのです。
この段階では、1週間程度での回答が必要です。正直に他の会社も
受けているのでその会社の回答が出るまで待ってくれ、というのが
通じる場合もありますが、たいていの場合その「他の会社」は人気企業
だったり外部広告を出していたりする状況なので、前述のように
いつになったら最終回答が出るのかわかりません。
だから、その内定を出してくれた会社から「どれぐらい待てばいい?」と
聞かれても回答できず、だんだんと先方の熱が冷めてしまう可能性が
あります。
ただ、大企業で人事部が間に入っていると、多少時間がかかっても、
上層部のアポを無駄にとりたくない、という気持ちが強い場合があり、
「迷っているなら面談は保留にしてもらった方がありがたい」となることも
あります。
人生を大きく左右する決断ですので難しいかとは思いますが、熟考した
上でできるだけ早い回答をすることをお勧めします。
追伸)弊社からのご連絡の回答もなるべく1日以内にいただけると
   助かります。プロダクトデザイナーの件が1ヶ月以上かかるとはいえ、
   それは書類審査、1次審査、2次審査と進んでいった話です。
   書類を出すのに数週間かかってしまうと、「もう他の人で面接
   進めてるんで、その人がダメだったらまたお願いするよ」と
   なることもあります。
   実際、求人案件をご紹介メールを送り、何の返答もないまま
   数週間後に「考えた結果、やっぱり今回は見送ります」という回答
   をいただいたことがありました。その件はすでに別の方が順調に
   進んでいたので、もしそこで受けたいと言われても先方が
   見てくれなかったかもしれません。
   (前述のように、「1週間ほど考えさせてください」 という返事を
   いただいていれば待つことができます)
(下村航)

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