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職務経歴書について

【 職務経歴書講座 】

今回は、職務経歴書について記載します。

<概要・使われ方>
初めて転職される方にとっては、「職務経歴書」は聞き慣れない言葉だと思います。職務経歴書は、自らのこれまでの業務の履歴、そこから得たスキルを記載するものです。

ある人の能力は、それまでにどんな仕事をどのようにしてきたか、によって表現できます。一般の転職活動では、この職務経歴書と履歴書が用意する全てになります。求人企業はこれらと本人の説明を聞き、求めている人材にマッチしているかどうかを判断するのです。

転職活動の重要なツールの一つである「職務経歴書」。
その書き方のポイントを、毎回コンパクトにお届けしていきます。
第36回目は、番外編:作品集についてです。

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デザイナーの転職に必要な書類は、
1)職務経歴書 2)履歴書 3)作品集 の3点セットだ。

中でも作品集は、2冊は用意したい。
例えば、実務経験3年であれば、学校での卒業制作前後の作品集と
職場での実戦作品集の2つが望ましい。

もう一つ具体例を挙げよう。
A君の場合、2冊の作品集は、デザイナーらしく、しっかりと編集され、
見やすくできているという点では、好感がもてた。
しかし、逆にきれい過ぎて魅力に乏しく、
「ただの商品カタログ集」のようになっていたので、
アイデアスケッチやラフスケッチを、あいだに挿むことを勧めた。

なぜなら、アイデア発想時の追い詰められた頭の中のメモや、
手帳のアイデアスケッチなど、デザイナーの「日常」が作品集にあると、
この世界が現実味を帯び、見る人を惹きつけるからだ。

A君には、日常の出来事なくして作品は生まれないことを
ここで見せてもらいたいという意図でアドバイスをしたのだ。

数日後、彼の作品集は、見違えるほど変化に富んで、魅力的になり、
素人でも、デザインのプロセスが手に取るように分かる作品集になっていた。

これで、A君の「3点セット」が揃ったが、もう一つ「オマケ」に
彼のデザインしたパッケージがコンビ二に並んでいたので購入し、
作品集の付録とした。

デザイナーの日常が「3点セット」になることを、お忘れなく。

(K.K.)


デザイナー転職紹介、人材紹介、求人募集のビートップツー

転職活動の重要なツールの一つである「職務経歴書」。
その書き方のポイントを、毎回コンパクトにお届けしていきます。
第35回目は、番外編:作品集についてです。

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転職をまだ考えていなくとも、デザイナーであれば、
日頃から、自分の作品集をまとめておいて欲しい。

時間が経つと、アイデアスケッチなどの資料が無くなるし、
デザインプロセスがあいまいになり、
後でまとめるのは大変な労力がいるからだ。

そこで、プロジェクト毎に、A4で2枚にまとめることを勧めたい。
1枚目には、アイデアスケッチ、ラフスケッチ、モデル図面、仕様など列記する。
もちろん、大日程は明記する。

2枚目には、製品化した写真(カタログ写真可)や、記者発表資料、
販売価格・販売時期など、データを明記する。
半年後や一年後の売れ行きが分かれば明示しておくと、
数字が読めるデザインに一歩近づく。

プロダクトデザインの場合、例えば自動車などは、車種によっては
2?3年かかるものがあるから、後からだと、あいまいになりやすい。
日頃から、いずれまとめるのだと決めて、その都度、必要な資料を
A4の封筒に入れておくだけでも、ずいぶん助かる。       

後で、こうした資料を使って、数字が読めるデザイン資料を
1?2点作っておくと、面接者はみてくれるし、転職には有利だ。

(K.K.)


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(34)まとめ術

【 職務経歴書講座 】

転職活動の重要なツールの一つである「職務経歴書」。
その書き方のポイントを、毎回コンパクトにお届けしていきます。
第34回目は、「きめ細かいまとめ」です。

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ものづくりの拠点は、国内から、台湾、中国、ベトナム、インド等へと変わっている。
例えば、輸出入製品のデザインに関わると、いつの間にかいろいろ経験をする。
4?5年も経てば、製品の流れが見えてくるし、中国などの生産拠点に
打ち合わせに行く機会もやって来る。

そこで、その出張記録をメモし、職務経歴書に書き込むなど、
「きめ細かいまとめ」を活用してみよう。

たとえ国が違っても、デザインやものづくりにおけるチェックポイントは同じだから、
海外生産におけるノウハウは貴重な経験だ。
それは、職務経歴書の一項目として存在するに値するし、
どの職場でも、いろんな形で応用がきくから、歓迎されること間違いない。

デザイン界では、時代の流れの半歩前を歩くことが鉄則。
生産拠点の変化も、その時代の流れの一つといえる。
その貴重な経験値を、職務経歴書にまとめて記入することをお勧めする。

(K.K.)


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(33)起承転結 ?作品集の編集?

【 職務経歴書講座 】

転職活動の重要なツールの一つである「職務経歴書」。
その書き方のポイントを、毎回コンパクトにお届けしていきます。
第33回目は、番外編:作品集についてです。

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【起承転結】
「漢詩の構成法の一つ。
 起は主題を起こし、承はそれを承(う)けつぎ、
 転は一転して別趣の境を開き、
 結は一遍全体の意を結合する」
と辞書にある。
これは、文章の書き方の基本とされている。

連休を前に、いろいろと転職について悩んでいる人には、
「起承転結」で、作品集を編集してみることをお勧めしたい。

「起」は、デザイナーにあこがれて各種の学校へ、
「承」はそれを承(う)けつぎデザインの世界を覗く、
いやそこは、思ったような世界でないと「転」して、
少し路線を見直そうと、冷静に作品群を並べていく…
すると自分が見えてくることがある。

ポイントは、結論など出さずに、
冷静に自分を見直した作品集を作ることだ。
そこに、時間のあるときに、最近の作品を加えて行けばいいわけだ。

昨日も書いたが、転職にはベンチャー的な部分がある。
日々の忙しい時間の使い方とともに、
連休などのまとまった貴重な時間をどう使うかが、
成功のキーになることもある。

(K.K.)


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(32)大事なキーワード

【 職務経歴書講座 】

転職活動の重要なツールの一つである「職務経歴書」。
その書き方のポイントを、毎回コンパクトにお届けしていきます。
第32回目は、「大事なキーワード」です。

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4月に入り、各企業は、既に来年に向けて
人事、人員の計画を立て始めている。

中途採用は、会社にとって、差し迫って必要で、
即戦略となる人材なわけだから、
人事担当者は、必死で応募者の書類を見るという。

そこで先日、某採用担当者に、応募書類のどの欄を
一番先に見ますかと、ずばり聞いてみた。
年齢?学歴?それとも現職欄?

すると、その答えは、「自己PR欄」だった。
そこから、人物像を汲み取るという。

「ユーザビリティ」や「他部門との連携」、「コミュ二ケーション」
などのキーワードは、やはり目に留まるらしい。
それは、確かに一理あると思った。

だからといって、自己PRにオイシイ単語だけを並べても、
人事のプロには、嘘はすぐ見破られるが、
間違いなく大事なキーワードだ。

(K.K.)


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(31)素直さと積極性

【 職務経歴書講座 】

転職活動の重要なツールの一つである「職務経歴書」。
その書き方のポイントを、毎回コンパクトにお届けしていきます。
第31回目は、「素直さと積極性」です。

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最近、4月入社を決めた転職者3人の職務経歴書を見ていて、
気付いたことがある。
それは、3人とも、「素直さ」と「積極性」の持ち主であったことだ。

実は、職務経歴書がずば抜けてすばらしいということでもなかった。
しかし、自分の意思は持ちながらも、こちらのアドバイスを素直に聞き、
A4、1?2枚で、簡潔に自分の希望をまとめ、
人事担当者にも理解できるような、分かりやすい経歴書になっていた。

そして「積極性」という点では、入社希望の会社のことを自らよく研究し、
その会社で何をしたいかということを書き込んであったことが
良かったように思う。

それが、採用担当者のハートを熱くさせたと同時に、
面接時には、自分の希望もはっきりしていたために、
率直にイエス、ノーが言え、人柄の良さが光っていたとも聞いた。

運やタイミングの良さもあっただろうが、家族の応援も受け、
ねばり強く、まじめに転職活動を続けた結果だった。

さらに付け加えるなら、3人とも、メールや電話で常に連絡をくれたり、
職務経歴書の作成にあたっても、自らのポリシーを持つと同時に、
こちらのアドバイスも素直に受け入れる柔軟性も持っていたりと、
コミュニケーションの良さも抜群であった。

今回、入社を勝ち取ったのは、3人とも、
日本有数のハードルの高い大企業であったことのみ、ここで記しておきたい。

(K.K.)


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(30)GUI向け職務経歴書

【 職務経歴書講座 】

転職活動の重要なツールの一つである「職務経歴書」。
その書き方のポイントを、毎回コンパクトにお届けしていきます。
第30回目は、「GUI向け職務経歴書」です。

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昨今、デザイン界の求人の異変というと、
GUIほどモテモテな分野は無い、ということだろう。

直観的に理解できて、操作が容易なデザインを作り出す技術者なら、
エンジニア、プロダクト、グラフィックと、その出身も問わない。

そのGUI分野の職務経歴書には、
過去に自分が手がけた作品など添付しても、あまり評価されない。
作品よりも、実技テストで結果を見ることが多いからだ。

その場合には、テーマが与えられ、手描きのラフスケッチなどで、
思考体系を表現する、そのデザインプロセスを重視しているわけだ。

従って、日頃から、思考体系を手描きで表現する
アナログ世界も訓練しておいたほうがいい。

(K.K.)


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(29)変化に対応しよう

【 職務経歴書講座 】

転職活動の重要なツールの一つである「職務経歴書」。
その書き方のポイントを、毎回コンパクトにお届けしていきます。
第29回目は、「変化に対応しよう」です。

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求人側の企業も、日々変化している。

「何でもこなせるデザイナー」は敬遠、
例えばGUIのような専門家を求むという年もあれば、
昨今は、年齢・学歴不問、ソフト分野に強い「プランナー」を求む
という企業も出てくる、といった具合だ。

そうなると、職務経歴書の書き方も少し工夫した方が良さそうだ。
特に、「プランナー」となると、具体的な内容は
詳しく聞かないと分らないぐらい、
広い分野を網羅する人を求めてくる。

求人側も、無いものねだりだと承知はしているらしいが、
仕事の中身が、実にいろいろの分野に広がっているから、
抽象的な「プランナー」という言葉に置き換えているのだ。

要は、時代を先取りし、企画提案できる人のことで、
多様な分野に興味が有り、なんでもチャレンジしてゆく
バイタリティのある人を求めている。

従って、こうした分野に進みたい人は、
職務経歴書にも、その旨明記することだ。

(K.K.)


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(28)出張レポートを参考に

【 職務経歴書講座 】

転職活動の重要なツールの一つである「職務経歴書」。
その書き方のポイントを、毎回コンパクトにお届けしていきます。
第28回目は、「出張レポートを参考に」です。

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職務経歴書を書くということは、誰でも気が重くなる。
まして、提出期日が迫ってくると逃げ出したくもなるだろう。

辞書によると、『経歴』とは、「専門的技能を要する職業についていること」
とあるから、デザインの世界が長ければ長いだけ、専門知識が多く、
書くことが多岐にわたるからまとめ難いものだ。

ここで少し見方を変えて、いつも仕事で提出している出張報告書や
デザインレポートの類と同じと割り切ってみると、スムースに書けるかもしれない。

・初めに、なぜ出張したかの全体像を書き、
・何をやってきたかを短いキーワードで綴り、
・今後どうすべきかを書く
という要領で職務経歴書を書いてみるのだ。

志望先が明確であれば、志望動機の内容をシャープに示し、
デザインレポート類で学んだ、事業提案書(案)等を添付すると、
より具体的になり、求人先の担当者の目に留まることが多い。

ここで大事なことは、デザイン用語でまくし立てるのでなく、
平易な言葉で書くことだ。人事担当者に伝わらなければ意味がない。

どうしても書ききれなければ、もう一つキーワードを立て、
さらに事業提案書(案)を付け加えるなど試みてみよう。

(K.K.)


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(27)顧客の経歴をデザインする

【 職務経歴書講座 】

転職活動の重要なツールの一つである「職務経歴書」。
その書き方のポイントを、毎回コンパクトにお届けしていきます。
第27回目は、「顧客の経歴をデザインする」です。

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友人に、あるセミナーの講師を依頼したときのことだ。
依頼元のスタッフが、資料に載せるための講師の経歴を
インターネットや彼の文献から調べあげ、
マネージメント系のソフトを使って、A4一枚にまとめてくれた。

彼の経歴が実にわかりやすく書かれていて、
彼の生き様、思想までもが盛り込まれているようで、感心した。

これをヒントに、今回は、自分の職務経歴書を
「顧客の経歴書をデザインする」つもりで書いてみることを勧めたい。

そのとき肝心なのは、自分がデザイナーであるという
プロ意識を持って、「顧客本位の作成・デザインをする」こと。

誰かに読んでもらって、本当に分かりやすい職務経歴書が
出来ていたら合格、求人企業の担当者を動かすこと間違いない。

職務経歴書は、貴方自身を見せるデザインだという意識が
強くでていれば、確実にアピールになる。

(K.K.)


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(26)未来を描く表現力

【 職務経歴書講座 】

転職活動の重要なツールの一つである「職務経歴書」。
その書き方のポイントを、毎回コンパクトにお届けしていきます。
第26回目は、「未来を描く表現力」です。

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昨今、セミナーを受講する機会が多いので、
プレゼンの良し悪しについて改めて考えている。

その中で、「東京都心の開発と環境共生型街づくりへの取組み」という、
大きなプロジェクトを手がけている、三菱地所の長島氏のプレゼンは、
説得力があって、すばらしく分りやすく出来ていた。

東京駅を中心として発展を続ける千代田区だけに、
将来の東京、そして日本をシミュレーションしながら、
歴史、文化を大切に、街のブランド価値を上げるための
したたかな構想が込められていた。

そして、説得力あるプレゼンの重要なポイントの一つは、
根拠となるしっかりしたデータがあり、実現可能な夢が、
ビジュアルでうまく表現されている、その表現力にあると思った。

職務経歴書も、「過去」のデザイン歴をただ記載するだけではなく、
ひとつでも、ふたつでも、デザインで成し遂げたい目標を掘り下げ、
夢の持てるデザイナーに成長したいという、
「未来」への願望が込められていてもいいのではないか。

転職には、希望や夢が必須。
何度も書いているが、職務経歴書ひとつにも、デザイナーの「表現力」が
見られていることを、くれぐれも忘れないで欲しい。

(K.K.)


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(25)転職回数記入法

【 職務経歴書講座 】

転職活動の重要なツールの一つである「職務経歴書」。
その書き方のポイントを、毎回コンパクトにお届けしていきます。
第25回目は、「転職回数記入法」です。

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このご時世、倒産や事業撤退という会社都合で、
職を替わらねばならない場合が
不幸にして複数回になってしまうこともある。
すると、職務経歴書に記載する転職回数も多くなり、
正直に全部記入すると、A4数ページにもなってしまう。

しかし、あまり細かく書きすぎても、誰も見てくれないので、
せいぜいA4で3枚までに押さえたい。

このところのコンサルティングで、転職回数が
数ページに及ぶ人に数名に会ったが、
あまり過去ばかりにこだわると明日が見えてこない。
ここは、思い切って割愛してもいい。
比較的長かった職場のみ記入し、バイト的な職場は省略するのだ。

その上で、職務経験は、仕事の内容や作品の質で見てもらう
といった工夫が必要だ。
まだまだ日本では、欧米のように転職回数が勲章になっていない。
そうした現実をわきまえて記入したい。

特に年配の人は、「転職回数=飽き性」という偏見を
持っている人が多いことにも注意したい。
期間が空いていることを聞かれたら、口頭で答えられればいい。
そして、次にチャレンジしたい希望の仕事が、
それとなく記入されている……そんな書き方が望ましい。

転職は、明るく前向きに。
階段を一つ昇る気持ちで臨もう。

(K.K.)


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(24)会社機密保持

【 職務経歴書講座 】

転職活動の重要なツールの一つである「職務経歴書」。
その書き方のポイントを、毎回コンパクトにお届けしていきます。
第24回目は、「会社機密保持」です。

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転職を考えたら、まずは職歴はまとめておかないと先には進めない。
以下に、デザイナーの職務経歴書作成のポイントをいくつか挙げてみた。

1) 資料は日ごろから整理整頓しておく
2) 応募先企業と求人内容に合わせて、上記の資料を再編集する
3) コンサルタントに見てもらう
4) 解説等で使う言葉は、デザイン用語に片寄らない
5) 新しいプレゼン手法をひとつ採り入れる
6) 機密保持を考慮し、会社の情報を多く入れない

その他、この「職務経歴書講座」シリーズでいろいろ書いているので、
このブログのアーカイブも参考にして頂きたい。

この中で、今回ポイントとしたいのは、6)の「機密保持」についてだ。
個人情報保護法が施行されてから、個人情報には神経を使っている人も多いが、
会社の情報も守られるべきで、やたらと前職・現職でのデザイン作品を
作品集に入れて、社外に持ち出してはいけないことぐらいは常識だ。

求人側は、前職・現職の会社情報を欲しいのでなく、
応募者のスキルを見たいだけであるから、気をつけたい。

求人側は、デザイナーの機密保持能力・意識をも見ていることを忘れないで欲しい。
職務経歴書は、特に会社の情報について、気をつけて編集したい。

(K.K.)


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(23)表現方法は自由

【 職務経歴書講座 】

転職活動の重要なツールの一つである「職務経歴書」。
その書き方のポイントを、毎回コンパクトにお届けしていきます。
第23回目は、「表現方法は自由」です。

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先日、「東京モーターショウ07」の先行公開のことを書いたが、
そうした市場調査報告の表現方法も、多彩に選べる時代になった。

例えば、その先行公開の模様を映像に収め、iPodなどに取り入れて、
その場の雰囲気を映し出し、後で見てもらってもいい。
デザイナーの表現方法の選択肢が、これほど広くなった時代はない。

こうした最新の機器を使わない手はない。
例えば、GUIが専門であれば、自分の作品をこの手の機器で編集、
職務経歴書のプレゼンに使ってもいいだろう。

表現というのは、デザイナーのアイデア次第でどうにでもなる。
このあたりを真剣に考え、既成概念にとらわれることなく、
自由に表現して行くのも、デザイナーの特権だ。

そのくらいの自由な気持ちで、職務経歴書の作成に当たって欲しい。

(K.K.)


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(22)事前の校正・チェック

【 職務経歴書講座 】

転職活動の重要なツールの一つである「職務経歴書」。
その書き方のポイントを、毎回コンパクトにお届けしていきます。
第22回目は、「事前の校正・チェック」です。

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職務経歴書を作成したら、まず一度は誰かに校正・チェックしてもらおう。
基本中の基本、誤字脱字のチェックはもちろん、
独りよがりの文章、構成になっていないか、第三者の目から見て
内容は分かりやすいか、一通り見て意見をもらってみよう。

先日参加したセミナーでは、その「校正」の良い例に出会った。
「インターユニバーシティ神保町ワークショップ---神保町の未来を語ろう」
というセミナーで、ハーバード大学大学院生と明治大学の学生が協力し、
千代田区神保町のまちづくりについて調査・研究・提案し、
まちおこしのお手伝いができないかというものだ。
さらに、街の人々との交流も含んでいるユニークな試みの会だという。

ハーバードの学生は、いずれも建築やアーバンデザイン(都市計画)専攻で、
神保町界隈を歩いて調査・研究したそうだ。

図表入りのパワーポイントでのプレゼンは、非常に分りやすく作ってあった。
もちろん両国の学生とも英語でのプレゼンで、しっかりした内容だった。
こうした分かりやすい内容、しっかりしたプレゼンは、
やはり仲間同士で事前に「校正」し合った結果なのだそうだ。

(K.K.)


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(21)アクセントカラー

【 職務経歴書講座 】

転職活動の重要なツールの一つである「職務経歴書」。
その書き方のポイントを、毎回コンパクトにお届けしていきます。
第21回目は、「アクセントカラー」です。

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職務経歴書にも、効果的にアクセントカラーを使ってみよう。

赤は、男女間で最も好まれる色の1つといわれている。
特に外交的な性格の人は、赤を好む。
赤が好きな人は活動的で行動力が有り、運動神経良く、
情熱的で正義感が強い……etc.
色彩の本に、よく書いてあることだ。

先日、あるデザインセミナーで、A4一枚の印象的なレジュメを見た。
これは!というところにアクセントカラーを使い、
セミナーが始まる前から、何を言いたいか、結論がほぼカラーで示されているのは、
さすがデザイナーのセミナー、色の使い方がうまいと感心した。

A4一枚のレジュメで、これだけのインパクトが出せるのだ。
これを職務経歴書にも応用し、求人側に面接してみたいと思わせる書類を、
デザインを学んだ者なら作れるはずだ。
経歴をモノクロで羅列するだけで良いと思っていては、個性も何も無い。

「赤が好きなんですか」と問われたら、そこですかさず、
自分の性格をPRすることも忘れてはいけない。
色の使い方はデザイナーの命の1つなのだから。

(K.K.)


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(20)スペインの画家に学ぶ

【 職務経歴書講座 】

転職活動の重要なツールの一つである「職務経歴書」。
その書き方のポイントを、毎回コンパクトにお届けしていきます。
第20回目は、「スペインの画家に学ぶ」です。

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友人であるスペイン人画家、ロベルトさんの個展が
広尾で開催中だというので見に行った。
その彼が、今度は市ヶ谷のスペイン文化センターで
「子供たちのお絵かき教室」を開くというので、また出かけた。

第一部は、彼の絵本と彼の友人の絵本の紹介、
盛り上がったところで、第二部「お絵かき教室」となった。
床にビニールを敷き詰め、寝そべってのぬり絵教室。
子供たちは、われ先にと描き始め、見る見るうちに絵が出来上がる。
すると彼は、「よく出来た」と言い、近くの壁に貼り始めたから、
子供たちも大喜び。
付き添いの親たちは、デジカメや携帯電話で記念写真を撮る。

その様子を見ながら、皆が喜ぶイベントを企画、実行する
彼らの力量とその真剣さに脱帽し、皆を惹きつけ、喜んでもらえる
プレゼンテーションとは何かを見た思いがした。

職務経歴書も、相手に喜んでもらえるようなネタを入れた、
絵本とまでは言わずとも、楽しいものに仕上げたいもの。
職務経歴書と面接時のプレゼンテーションとが、入社のキーだとしたら、
いろいろなところから、そのヒントを学ぶことの大切さを痛感した。

(K.K.)


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(19)作品集は2冊に

【 職務経歴書講座 】

転職活動の重要なツールの一つである「職務経歴書」。
その書き方のポイントを、毎回コンパクトにお届けしていきます。
第19回目は、職務経歴書と共に重要なツール、作品集についてです。

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デザイナーが、職務経歴書とともに持参するのが、作品集だ。

小さなものから大きなもの、一人でデザインしたものからグループでのもの、
様々あるものをランダムに並べた作品集を作っていないだろうか。

採用側は、候補者個人の能力を知りたいわけだから、
より分かりやすい作品集の編集に時間をかけたい。

先日も、見てもらいたい作品は山ほどあるというデザイナーに、
整理整頓して、作品集を2冊に分けて編集するようにアドバイスした。
1冊目は、全体がわかるもの、2冊目は専門的な得意分野の作品集。
ポイントは、職務経歴書に沿って編集すること。

要は、デザイナーが、自らデザインしたものをプレゼンする、
あの要領で、自分の作品集を編集すれば、分ってもらえるはずである。

(K.K.)


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(18)改造内閣・三役の記事に学ぶ

【 職務経歴書講座 】

転職活動の重要なツールの一つである「職務経歴書」。
その書き方のポイントを、毎回コンパクトにお届けしていきます。
第18回目は、「改造内閣・三役の記事に学ぶ」です。

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参院選惨敗で失った政権の求心力を回復できるか。

新体制づくりで巻き返し可能か。

政治が面白くなったと見る人も少なくないが、冷めた目で見ると
あまり変わらないのが政治というものだという人も多い。

今度の自民党三役の横顔として、各紙にその人物像が紹介されていた。
400字程度で、似顔絵を入れながら、実に分りやすく掲載されていた。

例えば、麻生幹事長は、祖父は吉田茂元首相、漫画好き、五輪、クレー射撃代表。
二階総務会長は、1993年、小沢一郎氏とともに自民党を離党し、新政党に参加等々、
波乱の政治経歴を記載。
石原政調会長は都知事の長男で慶大、日本テレビ、政界入り、首相のお仲間の一人…
という具合に書かれている。

三人三様の個性を、読者が今何を求めているかということを
十分察知して書かれている。
二階総務会長の経歴は、民社党の小沢一郎氏との対決が、
今秋予定されていることを意識して書かれている。

本題の職務経歴書の書き方に戻ろう。
求人企業が今、転職者に何を求めているかを考えて書くことは非常に重要だ。
従って、3社受験するなら、3通とも違った職務経歴書を作るぐらいの神経を使いたい。
何はともあれ、書類選考をパスしなければ、面接に進めない。
職務経歴書は重要だ。

(K.K.)


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(17) 夢の欄

【 職務経歴書講座 】

転職活動の重要なツールの一つである「職務経歴書」。
その書き方のポイントを、毎回コンパクトにお届けしていきます。
第17回目は、「夢の欄」です。

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弊社を訪れる転職希望者の職務経歴書を見て、

「挑戦」「夢」といった項目を加えるようアドバイスすることがある。
これまでの職務経歴が正直に書かれているのはいいが、
さらにその先、自分の進みたい道まで表現してもいいのだ。

例えば、印刷会社でチラシ広告を担当してきたが、
新しい職場では、会社案内のようなページものに取り組みたい
という希望がある場合は、経験はゼロだが、やってみたい、と
書いておけば良い。
ペラもののチラシも、ページものの会社案内も、仕事としては
類似のところがある訳だから、十分、経験が生かされる。

1)これまで経験したこと
2)次のステップで挑戦したいこと
3)将来の夢はここにあり

というキャリア計画まで明記することで、
会社側の理解を得られることも多い。

もちろん、何の計画性もなく、ただ夢ばかり語られても、
現実の職場には通用しないが、
何の夢も希望も持たないデザイナーを雇うはずがない。

夢は時間をかけて追い求めるもの。
夢のみで終わる場合があっても、夢のない人生よりマシ、
というぐらいで臨みたい。

(K.K.)


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(16) 書類と作品の整合性

【 職務経歴書講座 】

転職活動の重要なツールの一つである「職務経歴書」。
その書き方のポイントを、毎回コンパクトにお届けしていきます。
第16回目は、「書類と作品の整合性」です。

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職務経歴書をはじめ、企業への提出書類では、
少しでも良い内容を書きたくなるのが人間だ。
しかし、誇大でも謙遜でもなく、できるだけ客観的に、
そして正直に答えることが大事だ。難しく考えない方がいい。

書類や面接で繕っても、最終的に就職できた場合、
結局は適性がないと三日も勤めることが出来ないからだ。

応募者選考は、職務経歴書など書類提出後は、
1)面接 2)適性検査・学科試験 3)実技テスト
といったステップをパスした場合、晴れて就職決定となる。

中小企業の場合は、
1)面接 2)適性検査・学科試験
のみで選抜されることも多いが、最近、デザイン事務所あたりでは、
3)の「実技テスト」まであることが多い。

その場合、時間内でパソコンを使い作品を仕上げるテスト、
あるいは、出された課題を自宅で作成し、一週間後に提出という場合もある。
そこでは、職務経歴書の中身と、実際のテスト作品の出来具合、
そして整合性を見ることになる。

従って、プレゼンはできるだけ分りやすいものに仕上げたい。
ここまでくればゴールは近い。健闘を祈る。

(K.K.)


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(15)お中元戦略

【 職務経歴書講座 】

転職活動の重要なツールの一つである「職務経歴書」。
その書き方のポイントを、毎回コンパクトにお届けしていきます。
第15回目は、「お中元戦略」です。

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最近のデパートのお中元戦略は「飲み、食い、ソロバン」のようで、
どうも好きになれない。

「飲み」は、たとえばビールやワイン。
量があるから贈答品としてはいいが、重い。

「食い」は、たとえば日常的に使う調味料。
実用的で使いやすいから歓迎。

「ソロバン」については、デパートの売上目標が見え隠れしていて、
なんとも興ざめ。
利益率アップを目指しているから、つい高級品嗜好になったり、
包装が過剰になる点もいただけない。

ここで本題である。

職務経歴書の書き方も、時には、このデパートのお中元戦略に
習うこともいいのでないかと思う。

まず、「飲み」の部。
作品集は、ファイルは立派で重くする。
ある米国留学経験者などは、立体になるようなしかけのファイルで
プレゼンしたことがある。
彼の場合は、少しハッタリ見えすぎてNGだったが、インパクトはあった。

次に、「食い」の部。
日常生活に関連するものがファイルされていると、
見てもらえる率が高い。
専門機器のデザインだけをこれでもかと並べても、
生活からかけ離れていると見てくれない。

最後に「ソロバン」。
売上や利益に関したデータを付加することでいいこともある。
特に流通などを経験した人は、この新製品で利益率がアップした、
といったデータ類を付けると、抜群に企画能力が評価されることがある。

こう考えると、自分ひとりのアイデアに行き詰ったら、
世の中には、いろいろと考えるヒントが沢山あることが分かる。

(K.K.)


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(14)第2新卒の場合

【 職務経歴書講座 】

転職活動の重要なツールの一つである「職務経歴書」。
その書き方のポイントを、毎回コンパクトにお届けしていきます。
第14回目は、「第2新卒の場合」です。

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第2新卒と言われる人は経験が少ないから、
提出するための作品も、ほとんど無いに等しいだろう。

となると、職務経歴書も白紙になり、諦めがちになるが、そこで知恵を絞って
アルバム(作品集)を作ってきた創意あふれるデザイナーの実例をご紹介したい。

彼は、社会人2年目、配属されてみたらデザインの仕事は無く、
悩んだ末に転職を選んだが、2年では実務経験も心もとない。

そこで彼は、学生時代に苦労した作品や、コンペで入賞した作品などを
市場調査、アイデアスケッチ、ラフモデルという順序で並べ、
ものづくりの過程をわかりやすく編集したアルバム(作品集)を作った。

コンペの評価資料も添付されているので、彼のものづくりの考え方がわかり、
審査員という第三者からの客観的評価もわかり、
アピールできる応募資料としては、実にまとまっていた。

これなら、採用企業側でも、第2新卒としての生の実力を見て取ることができ、
即戦力でなくとも、3?4年で実戦にでる腕が期待され、評価されるだろう。
彼のこうした努力は、評価に値する。認めてあげたいと思った。

何はともあれ、転職に「諦め」は禁物。
歯を食いしばってでも夢を追うぐらいでないと、自分の希望には近づけない。

(K.K.)


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(13)一枚の絵

【 職務経歴書講座 】

転職活動の重要なツールの一つである「職務経歴書」。
その書き方のポイントを、毎回コンパクトにお届けしていきます。
第13回目は、「一枚の絵」です。

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鈴木寿雄の「ぞうとたわむれる天使」という作品が好きで
自宅の部屋に飾ってある。
気に入った理由が思い出せないが、
足立美術館の売店で購入したことだけは覚えている。

IMG_2439.JPG

天使がたわむれているというロマンチックなテーマの中に、
いろいろな夢を描ききっているところが好きなのかもしれない。

話を本題に戻そう。

職務経歴書は、あまり難しく考え込んでしまっては、
一行も書けなくなってしまうことがある。

まず、この絵のように、自分がデザイナーとして何をデザインしてきたのか、
そして、これからどんなデザインに挑戦したいか、
夢を全部、絵に描いてみて、それを文章にすることでも、
職務経歴書は完成するかもしれない。

自分の想い、デザインを志す意思が表現できていればいいのだ。
ここではあえて、かるく軽く自分の経歴書を描く(書く)ことを勧めたい。
天使のように、だ。

(K.K.)


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(12)意思表示をする

【 職務経歴書講座 】

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第12回目は、「意思表示をする」です。

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先日、久しぶりに自分の部屋を掃除して分かったことがある。

読んでいない印刷物が多いことと、パソコン、デジカメ、携帯電話等の
アクセサリーが増えていることである。
それらをどう片付けるか迷いながら、持ち過ぎていることだけは分かった。

すべて捨てればいいのに、それも出来ない。
しかし、思い切って、今、自分に必要なものだけに絞って整理してみると、
意外に片付いた。

そのことを、先日、相談に訪れた転職希望者に話した。

そこで、職務経歴書だ。
派遣や契約社員として働いていると、意外にまとまった仕事はしていないし、
プロジェクトをまかされることもなく、職務経歴書に書きづらい。
そこで、ついつい全部並べてしまうと、見る側には何がなんだか分からない。

そこで、将来自分が進みたい分野に絞り込んで、
それに関する経歴だけを優先的に記すことを勧めた。
経歴を全て網羅するよりは、「この道に進みたい」という意思表示になる。

職歴が10年あれば、「まとめる」という感覚や、「自分史を作る」ことも可能だが、
派遣や契約という断続的な職歴では、それも難しい。
そこで、「自分の進みたい職歴の道順を明記する」という視点に絞って
意思表示するのがベターだろう。
無理にまとめるより、隙間があっても、あなたの意思表示が明確に出ていると、
好感を持たれること間違いない。

(K.K.)

(11)「ミニデザイン史」作成

【 職務経歴書講座 】

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第11回目は、「ミニデザイン史作成」です。

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転職希望者にとっては、連休中は落ち着かないだろう。
面接の結果待ちという人は、その返答も連休明けになるだろうが、
ここでは各自耐えるしかない。

しかし、ただ悶々とするのも勿体無い。連休はチャンスでもある。
ここで一つ提案がある。

職務経歴書の一つのアイデアとして、「自分のデザイン史」を作ってみよう。
デザイン歴が例えば10年あったら、立派なデザイン史になり、
それが職務経歴書にもなる。

先日も、弊社にコンサルティングに来た、この道20年という相談者に
ミニデザイン史作成を勧めたら、「考えても見なかった。この連休に作成しよう」
と喜んで帰っていった。

自分のことを客観的にまとめるのは、簡単ではないが、
「経験年数」という要素だけでも、転職者の一つ武器であるから、
あとはその中味の濃さは、自分で編集していくしかない。

転職を希望するなら、連休のようなまとまった時間を使い、
5年分でも、10年分でも、自分史をつくる気持ちで
「ミニデザイン史」作成を勧めたい。

その行為の積み重ねが、自分の基礎データになることが多い。


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(10) 「やる気」の確認

【 職務経歴書講座 】

転職活動の重要なツールの一つである「職務経歴書」。
その書き方のポイントを、毎回コンパクトにお届けしていきます。
第10回目は、「やる気の確認」です。

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最近、某社の人事採用担当者と会う機会があった。

そこで、彼らは職務経歴書をどのように見ているか、
少し時間をかけて聞いてみた。

まず、「やる気があるか」、「ここで生きがいを見つけて定着してくれるか」、
「仲間に入って共同作業がやれるか」などを
その文面から読み取ろうとしていることが分かった。
採用側も真剣、書類一つ、文章一つもおろそかにしないで読むそうだ。

応募側も、一字一句おろそかにしないで書いたはず。
両者の真剣勝負である。細心の注意を払って書くべきと改めて思った。

その担当者いわく、その中でも、「やる気があるか」ということに
最重点をおいて読み、面接に進む者を決めるという。

職務経歴書をはじめとした書類に、どれだけの「やる気」を盛り込めるか。
デザイナーである以上、いろいろなアイデアを駆使し、
表現することを学んできたわけだから、その経験を充分発揮すべし。
書類一枚にも全力でトライして欲しい。


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(9) 職務経歴書と取扱説明書

【 職務経歴書講座 】

転職活動の重要なツールの一つである「職務経歴書」。
その書き方のポイントを、毎回コンパクトにお届けしていきます。
第9回目は、「職務経歴書と取扱説明書」です。

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デザインの世界は意外と広い。

プロダクトデザインと一口に言っても、製品デザインからソフト関係、
場合によっては、製品の取扱説明書までデザインすることがある。

中でも、取扱説明書をデザインする部門は、縁の下の力持ち的な役割で、
あまり知られていないが、非常に大切な仕事である。

先日も、ちょっとした洗面台の目地止め、接着剤の一種を買ったが、
その説明書が、非常に分かりやすく、丁寧に、読み易く書かれていて感心した。
キャップが二つ付いているので、一つは先端を切って使用しても、
もう一つを次回使えるように考慮され、よく説明されていた。

特に、値段が安いものにも、きとんとこのような配慮があると、
この会社の信頼度が急に増す。
これも、取扱説明書をデザインするデザイナーの力量が大きいだろう。

同様に、職務経歴書も、分かりやすく、丁寧に、読み易くなければ、誰も見てくれない。
取扱説明書は製品の力量を、職務経歴書はデザイナーの力量を、
それぞれ、十分に伝えるものでないといけない。
その点では、時には取扱説明書の分野を覗いて、参考にするのもいいだろう。


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(8) 作品は命

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第8回目は、職務経歴書と共に重要な作品集について、
「作品は命」です。

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数ある職種の中でも、面接時に自分の作品を見せるのは、
おそらくデザイン関係だけだろうから、いい作品集で自分を売り込むのも重要だ。
しかし、職場によっては、秘密漏洩防止のため、作品等すべて持ち出し禁止で、
個人の作品集が作れないことも多い。

作品はデザイナーの命ともいうべきもの。それがないと実力が分からない。
それではと、学生時代の作品を提出しようと思っても、
昔の作品では、採用側も実力を判断できないから、用をなさない。

そこで、部分的にでも、日頃のアイデアスケッチ等をこまめに整理し、
必要な時にそれを編集することを勧めたい。

例えば、ある自動車デザイナーの作品集を見せてもらったら、
今売り出されている車(一般向けカタログ)の、タイヤならタイヤの
部分的なアイデアスケッチが貼り込まれていた。
そこには「経験3年生の実力です」と、単純明解に記されていて
いたく感心したことがある。

採用側は今の実力を知りたいから、それに応える作品集を持参するしかない。
良い作品集をデザイン、編集するのもデザイナーの仕事と考えて、
日頃からアイデアスケッチ等を集めておきたい。


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(7)キャッチフレーズ

【 職務経歴書講座 】

転職活動の重要なツールの一つである「職務経歴書」。
その書き方のポイントを、毎回コンパクトにお届けしていきます。
第7回目は「キャッチフレーズ」です。

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職務経歴書では、自分の経歴を手短に書くことが鉄則と言われ、
それではと、まとめてみるものの、短く書けば書くほど
何も伝えることが出来ないようで、悩むことが多い。

そこで、一つの方法として、自分の経歴を3年、6年、9年と、
3年ごとに大きくつかみ、それぞれにキャッチフレーズをつけ、
並べてみると、少し分かりやすくなる。
まだ職務経験が3年しかない場合は、1年毎に分けてもいい。

さらに、そのキャッチフレーズの流れにストーリー性があると、
なお相手に伝わりやすい。

要は何事も、大枠をつかむ力と、細部をつかむ力の組み合わせ。
どうすれば見てもらえるか、伝わりやすいか、
そこを工夫するのも「デザイン」。
そう考えれば、職務経歴書の作成も面白くなってくる。

(K.K.)


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(6) 語学をひとつ

【 職務経歴書講座 】

転職活動の重要なツールの一つである「職務経歴書」。
その書き方のポイントを、毎回コンパクトにお届けしていきます。
第6回目は「語学をひとつ」です。

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特にこの時期、本屋の店頭には、語学関係のテキストが山積みだ。

今年は何か一つ、挑戦してみてはどうだろうか。

職務経歴書や履歴書に、語学を学んでいる状況を一行でも書ければ
「国際感覚」という点で、得することもあるのだ。

こんな例もある。
イタリアのデザイン事務所で働いていてイタリア語は得意だが、
英語は苦手というデザイナーがいた。

転職希望先は、イタリア語を必要としない職場であったが、
彼のイタリア語の力が買われ、新たに英語をマスターするにも、
たいした時間は必要ないだろうと、採用が決まったのだ。

グローバル化はまだまだ加速するだろう。
出来れば英語以外に、中国語やフランス語など少しかじっておく手もある。
職務経歴書に一行、アピールポイントが増えることだし、
三日坊主を恐れず、まずはスタートすることを勧めたい。


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(5)デジタルデータを入れる

【 職務経歴書講座 】

転職活動の重要なツールの一つである「職務経歴書」。
その書き方のポイントを、毎回コンパクトにお届けしていきます。
第5回目は「デジタルデータを入れる」です。

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デザイン界も、アナログからデジタルの時代になって久しい。
手描きのスケッチでは、大つかみのデザインしか見ることが出来ないが、
デジタルでは、データが必ず存在する。

そこで、職務経歴書の中に、さりげなくデータを明示しておこう。
たとえば、CIの中でサインデザインをしたとすると、
そのグラフィックデザインのデータをつけておく。
当然、そのデザインの寸法を記入しておくことをお忘れなく。

見る人が見れば、そのデザイン価値が明確に分かるし、
デジタルデータの扱い方を知っている、図面をも描ける、
ということも理解してもらえる。

ちょっとの工夫が、貴方の腕の見せどころだ。


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(4)表紙のデザイン

【 職務経歴書講座 】

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第4回目は「表紙のデザイン」です。

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何気なく覗いたサイトに釘付けになることがある。
トップページの魅力に引き付けられたのだ。

その感覚で、気に入ったデザインの真似でもいいから、
自分の職務経歴書を作成してみよう。
そこに、求人側が見てくれる「工夫」を
一箇所でも入れることが出来たら、こちらの勝ちである。

そういった視点で、例えば弊社のサイトやブログを見てみよう。
何かしら自分なりの意見が出てくるはずだ。
サイトや雑誌を見るときも、レイアウトや色使いなど、
デザイナーの視点を忘れずに、自分の職務経歴書に取り入れれば、
魅力あるものが出来る。

職務経歴書作成に悩んでいる人は、
まず表紙のイメージ作成を試みて欲しい。

表紙1枚のデザインが、
2ページ目以降を見てもらえるかを左右することもあるのだ。


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(3)書類に頼りすぎない

【 職務経歴書講座 】

転職活動の重要なツールの一つである「職務経歴書」。
その書き方のポイントを、毎回コンパクトにお届けしていきます。
第3回目は「書類に頼りすぎない」です。

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自分の職務経歴書というのは、アピールしておきたいことが
たくさんあるため、つい書き過ぎる事が多い。
そこで、面接用の書面ではできるだけ書き過ぎないようにし、
もし面接で足りない部分を問われたら、
その場でボードなどに書きながら説明することを勧めたい。

ボードがなければ白い紙にでも書いて自分を売り込む。
これぞ、プレゼンテーション能力を見せる絶好のチャンスだ。
そして、作品を説明する時も、足りない部分は、
ボードや紙に描いて補助説明しよう。

面接は自分を売り込むプレゼン。
日頃から、そうしたことに備える訓練はしておいて欲しい。


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(2)経歴のビジュアル化

【 職務経歴書講座 】

転職活動の重要なツールの一つである「職務経歴書」。
その書き方のポイントを、毎回コンパクトにお届けしていきます。
第2回目は「経歴のビジュアル化」です。

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求人側、つまり応募書類を見る側のことを考えれば、
経歴は簡潔、明解が鉄則だが、実際はなかなか難しい。
だが、そこは持ち前のデザイン力を最大限発揮するチャンスだ。

まず、自分の得意分野、アピールポイントをコンパクトにまとめ、
それを図にして(視覚化して)みよう。
イラストが得意ならイラストを、好きな書体があればそれで表現してもいい。

求人側が目を止めるようなビジュアル、見てくれるような工夫を、
デザイン力で仕掛けるのだ。
それは、仕事でデザインを依頼され、作成、納入する「作品」と
同じに考えるといい。

一枚の職務経歴書が、面接までこぎつけられるかどうかの
鍵を握っているのだ。
職務経歴書は、今までの自分のデザインワークの、
いわば集大成となるものにしよう。


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(1)職歴の記載順

【 職務経歴書講座 】

転職活動の重要なツールの一つである「職務経歴書」。
その書き方のポイントを、毎回コンパクトにお届けしていきます。
第1回目は「職歴の記載順」です。

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職務経歴書に、どういう順序で自身の経歴、職歴を書くか。
職種別か、年代順か。
通常は、「最新のものから」「現在のホットな仕事内容から」書くように勧めているが、
今現在、失業中だと書きづらいかもしれない。しかし、そこは知恵の使いどころだ。

中途採用の場合、求人側は急いでいることが多く、
出来れば明日からでも戦力となって来て欲しいわけだから、
今何が出来るかということを最大限にアピールするためにも、
最初に明記しておくと突破口になることが多い。

何人もの応募者の中から、まずは書類選考で残るような
個性ある書き方も「デザイン」のうち、デザイナーの腕の見せどころだ。


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