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気になるデザイン アーカイブ

2011年09月27日

ラバーハンマー


金鎚(かなづち)という言葉は死語になったのか。
家庭でも、見かけなくなった。
大工さんでも、電動工具で釘を打つ世の中だし、
普通の人がマンション住まいでは、釘を打つところもないから
持っていなくて当然なのだろう。

先日、釘を一本打ちたいために、100円ショップを覗いて驚いた。
置いてあるのは、「金槌」ではなく、「ラバーハンマー」。
材質は、文字どおりゴム。
『ゴムの吸収力で、手に、素材にやさしい』とある。
もはや、金属でなくラバー、ゴムの時代である。

別の100円ショップを覗くと、金鎚があるにはあるが、
「パイプハンマー」の名前で、価格は200円である。

DIYの指導員の話では、最近は家庭で金鎚を使わないから、
学校で工作の時間に使い方を教えるのに苦労するという。
怪我でもしたら社会問題になりかねないから、
先生も扱わないようになったそうだ。

ラバーハンマー、パイプハンマーとも、
『ご使用の際は危険ですから、安全のため
ヘルメット、ゴーグル(保護メガネ)をご使用ください』
と、いずれにも明記されている。

安全第一は理解できるが、一度や二度、手を打ち、
痛い目に遭わないと上達しないというのが昔の教えであった。
ナイフや包丁など、刃物類の扱いも、ペーパーでは覚えられないし、
やはり実践で身に付くものだと思う。
過保護も考えものだと思うし、「身体で覚える」ことは、
何も古臭いことでないように思うのだが。

(K.K.)


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2011年09月15日

ミニパックの切り口

ユニバーサルデザインという言葉を耳にするようになって久しいが、
いまだに、お弁当などに入っている、醤油やソースのミニパック、
あれの切り口がわからず、閉口することが多い。
2~3cm平方の中での表示なので、小さくて見えないのである。
加齢は、いつでもユニバーサルデザインの仲間のはずであるが、
いまだ、見えやすく、気に入ったものが少ない。

ところが、先日、野外で出されたインスタント味噌汁の切り口の表示が見やすく、
私でもスムースに開けることが出来、味とともに大満足した。

この手の表示の考慮は、デザイナーの務めでもあるように思った。
格好がいい、色がいいだけでは、ユニバーサルデザイン失格。
弁当など身近なものほど、誰でも、簡単に、間違いなく、
開けられるのがユニバーサルデザインのはずである。
グラフィックデザイナーの奮起を期待したい。

(K.K.)


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2011年09月07日

通販カタログ

『日本を元気に』と、この「通販カタログ」でも、
いろいろとキャンペーンをしている。
9月は防災の日もあり、備えが大切!と、おもしろいグッズが目立つ。

写真は、ラジオとライト。
電源は、ソーラー充電、手回し充電、乾電池、ACアダプターの4種類。
機能は、FM/AMラジオ、懐中電灯、蛍光灯、点滅ライト、
携帯電話充電、大音量サイレンと数多い。
重さは330グラム、価格は8,400円とある。

まあ、良くこれだけの機能を集めて商品化したと驚くと同時に、
多機能であるが、私には使いこなせるのか、覚えられるのかと心配になり、
結局買いそびれている。
まさに、実際の災害時に役立ったといった体験談があると、
売れ行きが伸びると思うが、どうだろう。

(K.K.)

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2011年08月30日

ジグソーパズル

有名なディズニーのジグソーパズル「しあわせの丘」。
サイズは、30.5×43cm。
ピース数は、300。

子供たちが、誕生日プレゼントで戴いたそうで、
少しずづ絵ができあがっていく過程を楽しみながら、
完成までに、何と4時間かかったという。

ピース数300というのは、やはり、それだけの時間がかかるから、
忙しい大人には向かないかもしれないが、
子供の集中力を養うのには良いのだろう。

完成したら、のりづけして額に入れ、部屋に飾ることもできるし、
バラバラに戻して、繰り返し遊んだり、
友達にプレゼントしたりと、ひとつのパズルを何度も楽しめる。

この手の商品は、ギフト、プレゼント向きで、「長寿命」な
グッドデザインと呼べるようだ。

(K.K.)

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2011年08月25日

メジャー

日曜大工に欠かせないのが「メジャー」だ。
最近のものは、バネが外れると直せないものが多く、
先日も、ひとつ修理不可能になったので、
「大は小を兼ねる」とばかり、7.5mと長いものを購入してみた。

『ショックアブソーバー:テープ引き込み時のショックを吸収します』
『ヨンゴーゴーピッチ表示付:455mmのツーバイフォー、パネル工法に使えます』等、
特長が書かれている。

「メジャー」は、測るという単純な機能の製品だけに、デザインは難しいが、
例えば、高齢化社会が求める日曜大工ツールとは何か、といった
あともう一歩進んだ付加価値をオンするものがあって良いと思った。

「TAPE」部分は、Made in Japan、「OTHERS」は、Made in PRC。
PRCは、ご存知、中華人民共和国(People's Republic of China)である。
主だった部品は日本製で、組み立て梱包などが中国で行われている。

このテものは、こんな表示が普通だが、
「PRCとは何ですか」と売り場で聞く人がいるそうだ。
ずばり「Made in China」、日本語で「中国製」と書いてもよさそうに思うが、
PRCと表記することに、何か理由でもあるのだろうか。

(K.K.)

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2011年08月01日

剪定鋏

先週の地下足袋に続き、庭仕事で欠かせないモノのご紹介。
剪定鋏である。

先日、クラシックな剪定鋏を購入し、使い始めた。
先ず、黒色からして懐かしいし、刃物という感覚があるのだが、
実際使ってみると、庭いじりには、この黒色では、
どこに置いたか探すのに時間がかかることに気付いた。
やむなく柄の部分を赤く塗ることにした次第。
古いデザインは魅力的だが、時には自分流に手を加えて
使うことも必要になってくる。

ちなみに、趣味の庭いじり程度なら、
この手の本格的な剪定鋏までは要らないようだということも
使ってみて気付いた。

若い頃、ニューヨークで、お土産にテニスラケットを購入しようとしたら、
店員に「テニスを週に何回するのか」と聞かれたことを思い出した。
「日曜だけだ」と答えたら、安物のラケットで十分だと言われ、
安価なラケットを買うはめになった。
お土産という言葉が通じず、こちらの腕と技量を真面目に考えての
店員さんからの親切な推薦であった。

高いもの、本格的なものが、必ずしも「良い」とは限らない。
使う人の腕や使い方に合ったものが「良い」のだろう。

(K.K.)

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2011年07月26日

地下足袋

このところ、古いデザインの良さの再発見を試みている。
手始めに、地下足袋を履いてみた。

言葉の由来は、「直に土地を踏む足袋の意。
丈夫な布と厚いゴム底からなる労働用のはだしたび」
と辞書にある。

普通の足袋と同様、鋲を一つずつ止めるわけだから、
まず履くのに時間がかかる。
そんな履き方からして時代に添っていないが、
履きごこちはすこぶる良い。

建築現場で鉄パイプで足場を組んだり、
その上で仕事をしている職人たちの履物として現役だ。

「労働用のはだしたび」というぐらいだから、安全性も抜群。
こうした点が、現代の職人たちにも受けているのだろう。

時には、古いデザインに学びたい。

(K.K.)


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2011年07月21日

蓮の花と蕎麦屋

連休中の一日、途中下車で立ち寄った焼き物の街・岐阜県多治見市にて、
ある蕎麦屋の店先に、一輪の蓮の花を見つけた。
絵に描いたような佇まいに、思わず写真を撮った。
見事なファサードである。

蓮は、古くは大陸から渡来し、仏教とのかかわりが強く、
寺院の池や池沼などに栽培されている。
その一輪に見せられてお店に入り、蕎麦を食べた。
コシの強い手作りの蕎麦の食感は、抜群に美味い。
店先の蓮一輪と、どこかで調和しているようで、久しぶりに蕎麦を堪能した。

食欲や満足度と、店舗デザインとの関係は、
すこぶる大事だということを改めて実感。
最近よく見かけるような、壁に値札を張りつめる屋台風の店もいいが、
やはり、食とデザインを結びつけるデザイナーの一工夫が欲しいと思った。

注)ファサード【フランス語】 = 建物の正面。

(K.K.)


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2011年07月12日

蚊取り線香

蚊取りアイテムは、昔ながらの線香タイプや、コンセントに接続して
熱で殺虫剤を気化させるタイプ、電池を使いファンで殺虫剤を
飛散させるタイプなど、多様化している。

最近は、節電意識が高まっていることもあり、
一日一回部屋に噴射するだけの手軽なスプレー式蚊取り製品が
前年比8割増で、よく売れているという。

しかしながら、庭掃除など、屋外で使用するときには、
昔ながらの線香タイプがベストだと、私は思っている。
煙がたなびく様な単純なものだが、虫は確かに寄ってこない。

農家の人の必需品とも言われているくらいだし、
私も庭掃除には欠かさず身に着けて使用している。
ただし一点、身に着けるものだから、もう少しコンパクトな
デザインにならないものかという希望がある。
ここにも、デザイナーの出番ありと、夏になると思う次第。

(K.K.)


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2011年07月05日

墨壺

【墨壷】
大工や石工などが直線を引くのに用いる道具。
一方に墨肉を入れ、他方に糸(墨糸)を巻きつけた車をつけ、
糸は墨池の中を通し、端に仮子(かりこ)という小錐(こぎり)をつける。
墨糸を加工材にまっすぐに張って垂直に軽く弾くと、黒線が材面に印される。
(広辞苑より)

日本の建物は全て、墨壺という大工道具でつくられていると言っても過言ではない。
最近のデザインは、すべて機構を覆って、上記のようなメカは見られないが、
方式は同じである。
DIYファンとしては、ないものねだりになるが、もう少し昔の伝統あるカタチが
最近のデザインに残されていても良いように思う。

(K.K.)


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2011年06月13日

ゴーヤーブーム

このごろ、学校やマンションのベランダに、
ゴーヤーや朝顔の苗がところ狭しと植えられている。
つる性植物で建物の壁面を覆い、日差しを遮る「緑のカーテン」が
関心を集めているからだ。

今年は特に、節電対策としても期待されており、
先月、わが町でも、ゴーヤー栽培の市民講座が誕生したので、
私も、沢山の受講生に混じって、2時間ばかり学んできた。

そこでの話を受け売りすると、ベランダで挑戦するのに必要なものは、
プランター、種や苗、土、肥料、つるをはわせるネットなど。

特に肥料は、一夏効くものが必要、つるは、こどものつるでなく、
孫つるで育てると、良いものが収穫できるという。

どこの世界でも、その道のプロの話は面白く勉強になる。
節電対策と、どれだけ収穫できるかの両立は可能か、
今夏の楽しみがまたひとつ増えた。

(K.K.)


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2011年06月07日

節電広告

「買い替えで節電 チャレンジ20%削減」。
大手量販店の団扇広告だ。

エアコン、冷蔵庫、照明器具、テレビの4品目で
家庭で使用する電力の67%を占める。
それを、最新モデルに買い替えたら、約30%削減できるとある。

なるほど節電か…と思ったものの、各家庭で4品目全部は、
故障でもしない限り、入れ替えることはしない。
団扇の裏には、消費電力が少なく節電効果の高い「省エネエアコン」を
おすすめします、とエアコンの広告。

東日本大災害後の日本。
エアコンより扇風機、 扇風機よりこの団扇でどうぞ、とくれば、
かなりの節電になる。そう思いませんか。
コピーライターさん、節電広告も難しいですね。

(K.K.)


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2011年06月01日

プリンタの進化

ある作家が、最近、安いプリンタ複合機を使って、
自宅でかなり能率よく仕事していると
エッセイ等で紹介されていたので、私も量販店を覗いてみた。

あるメーカーのものは、自動送り装置で最大15枚まで連続読み取り可能。
また、雑誌や名刺などをまとめて保管したい時はスキャンし、
メモリーカードやUSBメモリーに保存するなどの機能が付いている。

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また、無線LAN搭載で、USBケーブル無しでパソコンと接続できるので、
設置場所は自由、部屋のレイアウトも思うままになる等、実に多彩。
最近のプリンタ複合機の進化は、早すぎて付いてゆけないほどだ。

今の時期は、新生活向けの販売も進んでいるそうで、売り場も賑やかだった。
頭の体操のつもりで、久しぶりに各新機能をじっくり吟味してみた。
プリンタは、まだまだ進化中と見た。

(K.K.)


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2011年05月23日

日中韓・花模様

20日から始まった、『2011日中韓首脳会談』の新聞広告である。
キャッチフレーズは「日中韓がともにつくる新しい希望の風」。
文化のルーツも共通点が多い日中韓。
花模様の扇子をとりあげ、信頼感を表現している。

実はこの広告主は、自粛ムードの日本の企業ではなく、
元気な韓国のロッテグループ。
開催国として、少々気になった広告である。

(K.K.)


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2011年05月17日

いろいろな道具箱

持ち運びに便利な 大工用具入れも、昔は木製の箱が主流であったが、
電動具が普及すると金属の箱になり、さらに最近は、フタを広げると
道具を置けるトレーや仕切り板が付いているものもあり、
整理整頓に役立つ、プラスチック製が多くなった。

震災のような非常時に必要な備品入りという箱も売られているが、
私には必要でないものまで入っているようで、買う気にならない。

やはり、いろいろな道具箱をヒントに、
自分なりに、非常時に必要な備品を集め、
使いやすく、収納しやすい道具箱を作ることが一番のようだ。

(K.K.)


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2011年05月11日

英国デザイナーに学ぶ

国連が5月3日に公表した、世界人口推定(2010年版)によると、
世界の総人口は、10月末に70億人を突破する見通しになったという。

去る4月29日、その70億人の中の20億人もの人が、
英国のウィリアム皇太子とケイト・ミドルトン嬢との結婚式をテレビで見たという。
王室の結婚式も、世界のビッグ・ショーとなり、
そこでは、英国デザイナーの腕が試されたわけである。

ウェディングドレスは、高級ブランド「アレキサンダー・マックイーン」の
英国人デザイナー、サラ・バートンさん制作で、
英国の主要地域を象徴する4種類の花模様があしらわれたそうだ。

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教会内では、金・銀・赤を基調に、特別に樹木を入れた緑と
補色関係をうまく配色し、豪華な雰囲気を醸し出していた。
ここでも、 英国デザイナーの健在振りを垣間見た。

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デザイナーは、夢を表現するのも技量の一つ。
やはり、王室関係の豪華な装飾技術は、英国が抜きん出ているように感じた。

(K.K.)


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2011年03月07日

LEDペンライト

最近、携帯に便利なクリップ付のLEDペンライトを愛用している。

パッケージには、「明るく超寿命!」「超高輝度白色LED使用!」
「光源寿命50,000時間!」「軽量アルミボディ」などの文字が並ぶ。

さらに、従来のものと違い、単4乾電池2本で
連続点灯は約70時間というから頼もしい。
日常使う道具としては、デザインもシンプルで及第点。

だが、使用上の注意事項として、
「長時間ご使用にならないと、液漏れ等の原因になりますので
電池を取り出して保管してください。」
とあるのは、従来の懐中電灯などと同じだ。

この点を改良してくれたらと惜しまれる。
こうしたライトは、いざというときに使うことも多いだろう。
保管中に故障していたのでは、「いざ」には役立たない。

(K.K.)


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2011年02月28日

ロック

自転車等の鍵で一番大事なことは、錆びないことだ。
雨に濡れて錆びるようだと、鍵の役目が果たせない。
以前、材質を確かめずに購入して、失敗したことがあるので、
今度は、錆びないアルミのロックを購入した。

メイド・イン・台湾である。
このところ、週に1回か2回程度使うようなものなら、
台湾製で十分ということが分かってきたからだ。

30年ほど前の話で恐縮だが、ニューヨークで
テニスのラケットを買おうと店に入ったときのこと。
ちょうどテニスを始めた頃だったから、
張り切って高いものを買おうとしたら、店員さんは、私の顔を見ながら、
「ところで、お客さん、週何回テニスをしますか」と聞かれたのだ。
「一回」と答えると、「こんな高価なものは勿体ない、この安い方で十分」
と、安い物を買うに至ったことがある。

その教訓もあり、昨今、日曜大工道具は、台湾製か中国製になりつつある。
「安物買いの銭失い」という言葉もあるが、使い捨てで十分なものもある。
そのところを見分ける面白さもあると、最近、思うようになった。

(K.K.)


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2011年02月21日

おぼろこんぶ

北海道の友人から、おぼろこんぶを送って頂いた。

「特製 浜中名産 おぼろこんぶ」。
そのシンプルなキャッチフレーズと2色刷りのパッケージは、
手作りの味を十分に伝えている。
辞書によると、帯状に薄く削ったものは「おぼろ昆布」といい、
「とろろ昆布」というのは、昆布に酢をふりかけて1日ぐらいねかせ、
柔らかくし、糸状に削ったものだとか。

「浜中名産 おぼろこんぶ」は、おばあちゃんの手作り。
長年の伝統と手法を受け継いだ“浜の人々”が、
刃物で一枚の昆布を丹念に“すいて”行き、
そのすき方が薄ければ薄いほど、円熟した技術が必要とされ、
一品一品が全て手作り。
さすが、昆布生産量日本一、昆布の種類も日本一を誇るだけある特産品。

おぼろ昆布は、おむすびはもちろん、ビールやワインのおつまみにもなり、
ヘルシーの代表選手のようで、私は重宝している。

(K.K.)


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2011年02月14日

シャープペンシル

文房具のデザイナーは、常に、万年筆、シャープペンシル、
ボールペンなどのデザインを考えている。

プロとしての仕事であるから当たり前だが、
限られた大きさ、性能、機構等で縛られながら、
新しいデザインを求めるのも、きつい仕事だと思うことがある。

今日はバレンタイン。
毎年、工夫を凝らしたチョコレートが出回るが、
そんなチョコ・デザイナーの方が楽しそうにも映る。

写真のシャープペンシルは、「芯が回ってトガりつづける」
「文字が太らないシャープ」「新開発」「KURUTOGA クルトガ」
などと表記されていて、面白そうだから買ってみた。

使ってみて、従来のシャープペンシルと違うのは、
いつでも芯がシャープな状態で、線の太さは常に一定であることだ。
その訳は、芯を保持したギアが、
筆圧で上下しながら回るからだと記されている。
「ギアを回す」というアイデアを思いつき、実用、商品化するなど、
日本の技術の高さ見たような気がした。

バレンタインにチョコを渡すのもいいが、チョコの代わりに、
このシャープペンシルのような最新アイデアのグッズをプレゼントする、
なんていう女性がいたらいいなと思った。

(K.K.)


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2011年02月07日

おがくずねんど

「乾くと木になるおがくずねんど」
「エコロジーねんどです」
「鉛筆工場から出るおがくずをリサイクルした
 地球に優しいおがくずねんどです」

パッケージに書かれているキャッチフレーズを並べただけで、
どんな商品か理解できるが、辞書によると、ねんど(粘土)とは、
土壌学的には通常0.002ミリメートル以下の、
風化作用を受けた二次鉱物粒子をいう。
広くは、水を含めば粘性を持つ土の総称。
各種の粘土鉱物・水分などからなる、とある。

鉱物ではなく、木屑をリサイクルして「おがくずねんど」を作るなど、
日本の新製品開発、技術力はすばらしい。
これで、子供達がものづくりし、楽しく遊んでいたので紹介した。
新燃岳の火山灰も、何かに使えると良いですね。

(K.K.)


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2011年01月31日

安価なコネクター

私の通うパソコン教室の先生が、
100円ショップで見つけてきたコネクター。

デジカメのSDカード等をパソコンに繋ぐための
電子部品・アクセサリーである。
この価格を聞いて、先日、東京新聞の社会時評欄で
作家の高村薫氏が書いていた言葉を思い出した。

『年初には、家電メーカーが揃ってスマートフォン市場への
 新製品投入を発表したのだが、こうした後発の商品で
 なおも、韓国や中国と勝負する発想の
 どこに新しさがあるというのか。
 薄型テレビでも白物家電でも、世界市場での勝負は
 すでについているのではないか。(抜粋)』

「法人税5パーセント引き下げへ…新技術に生かせ」
「今年は政治頼みをやめ、私たちが私たちの力で
新しい価値を作り出してゆくことを本気で考えたいと思う。」
と結ばれていた。

発想の転換、アイデアの新しさ等は、
日本のデザイナーの最も得意とするスキルのはず。
今年は、デザイナー諸氏の出番が一層多くなる年だと、
私は理解し、期待もしている。

(K.K.)


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2011年01月24日

ウサギの折りたたみ傘

今年の干支がウサギということで、昨年のクリスマスプレゼントなど、
ウサギをモチーフにした商品が人気だったようだ。
家族の一人が、こんなウサギをもらったというのでご紹介したい。

座ることができるウサギで、中には折りたたみ傘が入っている。
ただそれだけだが、ウサギのデザインと、傘のデザインの柄が同じで
統一が取れているし、手縫いの味が出ていて面白く仕上がっている。

折りたたみ傘のケースとしては、不要な部分も付いているので、
もったいない気もするが、プレゼント商品としては、及第。
ウサギという干支は、ヒット商品の定番になることを理解した次第。

(K.K.)


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2011年01月17日

針なしステープラー

今話題の、針を使わず、紙を折り込んで綴じるステープラー、
コクヨS&T『ハリナックス』のハンディタイプ。

綴じ穴は、一ヵ所。用紙を挟んでハンドルを握ると、
長細い三角形の切り込みが入り、紙同士が絡んで留まる。
綴じ穴を確認できる窓もついている。
綴じられるのは、コピー用紙4枚ほど。
針を使うステープラーほどの強度がないが、意外にしっかり綴じられ、
資料などをまとめておくには良い。

シュレッダーにかける時に針を外す必要がなく、針の補充も要らない。
従来の針式ステープラーの常識を覆したアイデアはすごい。
エコにも通じるし、800円前後の商品としては、
取扱説明書もしっかりしていて、廃棄時の分別の仕方まで図解してある。
ユニバーサルデザインだ。

コクヨという社名は、国の誉れになれと、
「国誉(こくよ)」から名付けたのだと聞いたことがある。
こうしたアイデアは、まさに日本発だと誇れるものだ。
独創性あふれる商品たちに、今後も期待したい。

(K.K.)


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2011年01月11日

デジカメが踏まれる感覚

いつ頃からか、所かまわず、空いたところに
宣伝物を貼ることが許される、そんな世の中になった。

あるショップの、エスカレータを降りたところに貼られたデジカメの写真、
これ踏まないと先に行けない。

デジカメを踏む感覚は、デジカメのデザイナーやメーカーから見れば、
例え宣伝でも、正直、良い気分ではないのでは?と思った。
デザイナーの顔を踏みつけているようで、私は心苦しく感じた。

そんな甘ちょろいことでは、ビジネス・宣伝はできないと、
外野から聞こえてくる声をよそに、やはり、秩序というものがある。
そんな世の中に住みたいと思った。

私自身、メーカーで宣伝を経験した一人として、
「秩序なくして商売無し」と言い切りたい。
何でも行き過ぎはいただけない。宣伝でもしかりであろう。

(K.K.)


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2011年01月04日

年賀を活ける

明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願いします。

先ず、年頭に当たり、東京・浜松町駅にある
世界貿易センタービル内に飾られた活け花をご紹介したい。

お花の世界では、年賀を活けるということは、かなりの修行が
必要だろうと、素人でも理解できる。
この材料の使い方やレイアウト、色彩等々、
どの部分を見ても工夫されている。
言い換えれば、デザインされている。

この世界では、活けるという言葉を使い、我々の世界のように
デザインするとは言わない。
一方では、共に材料、レイアウト、色彩などを駆使する。
時には、デザイナーも、伝統ある活け花の世界に学びたい。

(K.K.)


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2010年12月27日

デジカメ用撮影ライト

プロダクトデザイナーOBである友人の中には、
プロカメラマンぐらいの撮影の腕を持っている人たちがいる。
いや、日々、腕を磨いていると言ったほうが良いかもしれない。
彼らは、コンテストで良く賞を取ったりもしていて、
中には、今年、金賞30万円を射止めた凄い女性もいる。

そんな彼らには、このブログで『気になるデザイン』の
いかにも素人な写真を見てもらうのが、
なんとなく引け目を感じていた。

ところが、今回ご紹介する新製品、デジカメ用撮影ライト『フォトラ』は、
商品撮影をサポートしてくれるらしいので嬉しい。

実際に使ってみると、照明にうるさいプロの世界に入ったような錯覚をもち、
より見やすい写真とは何かも考えるようになった。

デジカメの普及とともに、このようなアクセサリーをも考える、
緻密な設計・デザイナーが、日本には沢山いることを再確認した。
やはり、技術立国日本だと改めて思い、安堵した。

(K.K.)


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2010年12月20日

『武士の家計簿』みそ

故郷・金沢から、お歳暮に『武士の家計簿』お味噌が送られてきた。
映画『武士の家計簿』協賛企業の商品である。

この映画は、江戸時代から明治時代にかけて、37年以上の長きにわたり、
ほぼ絶え間なく書き付けられた、ある武家の家計簿に焦点を当てたものだ。
その古文書を神田の古書店で発見した著者・磯田道史によって、
そこから垣間見えてくる当時の一般的な武士の生活の様子や、
その一家のたどった歴史、伝統や因習、そして幕末の激動期に
武士の身分にある者たちが何を考え、どのような決断をし、
行動していったのかなど、加賀藩御算用者の幕末維新がつづられている。

鍋物のシーズン到来、鶏肉や白菜を入れての味噌鍋、
皆様で温まってくださいと、パッケージには書いてあった。

(K.K.)


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2010年12月16日

煎茶ティーバッグ

上海の友人へのお土産を買ったと、後輩から携帯にメールが入った。
成田空港で見つけ、数個買い求めたという缶入りの煎茶ティーバッグだ。
竹筒の形もきれいだし、珍しいパッケージだから、
上海のデザイナー仲間には受けるだろうとのこと。

この「気になるデザイン」の愛読者だからというのも、私には嬉しいニュース。
彼の帰国を待って、私もその成田のお土産を手にとってみた。

「孟宗竹」の切り株の写真から、精巧な印刷技術を駆使し、
ベンダーでスチールを加工して作られている。
蓋の部分には、「この竹缶は、光を吸収し、暗いところで、ほのかに光ります」と
蛍光色の印刷が施されている。
ここにも、付加価値をつけるデザイナーのアイデアが「光って」いた。
Made In Japanは、やはり素晴らしい。

(K.K.)


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2010年12月06日

郵便ポスト

写真は、JR品川駅構内の郵便ポストである。
何とも郵便ポストらしくない郵便ポストだが、愛嬌がある。
しかし、これを見つけるのには、駅構内をかなり探し回らないといけない。
記念ポストという意味では面白い試みだが、
赤いポストの色に慣らされている身には、違和感を持つし、
ポストと気付きにくい。

日本の郵便制度の導入元であるイギリスが赤色だから、
日本も赤色のポストに決めたのだとか。
確か、フランスやドイツなど、ヨーロッパ大陸では黄色が主流、
アメリカは青色と、国によって異なる。

昨今の郵政制度の改革などを見ても、配達・サービスについては、
民間の宅急便には追いつけていない。
ここらで、郵便制度の原点に返って、昔ながらのスタイルを投入し、
街角に赤いポストがある風情にした方がましに思える。
ここにも、今、デザインの斬新な発想・知恵が求められている。

(K.K.)


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2010年11月29日

クリスマス飾り

師走が近づくと、クリスマスの飾りが目に入る。

このニット製品は、「メイド イン ジャパン」と明記してあるので、衝動買いした。
赤と緑のコントラストがクリスマスの定番であるだけでなく、
モビールになっているところが憎い。

この手のアクセサリーは、「メイド イン チャイナ」が多く、
何か物足りないと常々思っていたので、このモビールは気に入った。
部屋にかけてみると、空間の、ある種の小さな空気の動きが感じられ、
夢が膨らむようで、孫達にも受けたようだ。

もちろん、デザイナーのアイデアを、コスト計算し世に出す、
量産化するプロセスは、雑貨でも、どの製品でも同じだし、
その過程をくぐりぬけて世に出たものであろう。
ニット製品の柔らかさ、暖かさが伝わるようで、感心している。

(K.K.)


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2010年11月22日

たばこ自動販売機

10月の値上げをきっかけに、たばこをやめた人のうち、
二割の人がすでに禁煙をあきらめたとの調査結果があるそうだ。
禁煙から「三日目」での再開が最も多く、
「三日目」を乗り切れるかどうかが、禁煙の壁だそうだ。

写真は、都営地下鉄構内のたばこ自動販売機。
側面には、「終日禁煙 ご協力ください」と貼り紙がしてあった。
吸えない場所に、たばこの自動販売機を設置。
そこまでしなければいけないのか?疑問を持つ。

米国の食品医薬品局は、喫煙による健康被害を伝えるため、
汚れた肺などの写真を載せた36種類の新たなたばこパッケージ案を発表した。
たばこ規制法に基づく施策の一環で、来年6月までに9種類を選定し、
2012年秋から、国内販売するたばこに表示を義務付ける方針とか。
すでに、「シンガポールでは実施されているよ」とは、香港の友人の弁。

日本も、米国も、シンガポールも、喫煙については、厳しい法律が目白押し、
喫煙愛好者には、受難の時代が続くようだ。
一部では、彼らに同情論もあるが、他の趣味・嗜好に
早急に乗り換えるしかないのが現実。

やはり「現実」は。どこでも厳しいものだ。

(K.K.)


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2010年11月15日

鎌倉大仏ライトアップ

東京タワーや鎌倉大仏など、全国100余りの建造物が、
世界糖尿病デーの14日、ブルーにライトアップされた。
糖尿病の予防や治療に関する正しい知識を広めようという、
日本糖尿病協会などによるイベントの一環。
ブルーは、啓発活動のシンボル・カラー。

同協会などによると、糖尿病が強く疑われる人と、
糖尿病の可能性が否定できない人は2,210万人、
この12年間で、840万人増加、特に若い人に発症が増えている。
世界糖尿病デーは、2006年に国連が認定し、
2007年から、日本でライトアップが始まった。

わが国で、2,210万人というから凄い数だ。
知らぬが仏?でもあるまいと、鎌倉大仏のライトアップを見に行った。

啓発活動のシンボル・カラーとはいえ、ブルーのライトは何とも異様で、
いまひとつパッとしない。
世界糖尿病デーのイベントと、私には結びつきが感じられなかった。

観光客はまばらで、ここでもシンボル・カラー選定の難しさを味わった。
このキャンペーンは歴史が浅いだけに、浸透するのに時間が必要なのか。
この日、4時間前にはオバマ米大統領が訪問したという
この鎌倉大仏にて、自問自答した。

(K.K.)


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2010年11月08日

おみくじの自動販売機

景気に左右されない産業は何か?

その一つは、神頼みの神社、仏閣であろう。
鎌倉の鶴岡八幡宮も、今月に入り、
「七五三」のお宮詣りで賑わっている。

人の人生には、成長につれて経験してゆく通過儀礼が
いくつかあるが、七五三の祝いもその一つ。
奇数を三つそろえたのは、奇数をめでたい「陽」の数字とする
中国の陰陽思想の影響だといわれている。

さて、その参拝する順番待ちの受付横に、
おみくじの自動販売機が置かれているのには驚いた。

着飾った子供達は、ジュースを買うような感覚で、
お札を手に入れていくので、便利だとも言えるが、
私は、何だか割り切れないような気持ちになった。

従来のように、巫女さんから手渡しされた方が、
神頼みのご利益がありそうに思えるから不思議だ。

貴女・貴方は、便利な自販機と手渡し、
どちらがお好みですか。

(K.K.)


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2010年11月01日

リール・ストラップ

携帯電話の落下を防ぐため、リール・ストラップを使い始めた。

「通話、メール、おサイフ機能の使用時など、
 あらゆるシーンでご使用でき、
 最長60cmのコードがリールに収納されているから、
 出し入れ簡単……」

などなど、特徴が書かれている。

以前使っていたものは、すべてプラスチック製で、
フックの部分が割れて接着も出来ず、諦めて、今度は金属製にした。

コストが安ければ、材質には拘らない、
強度などを考えれば金属が適していても、
安いプラスチックで結構…という時代になってから久しい。

ところが、毎日使う家の鍵などはすべて金属製、プラスチックは少ない。
材質選びは、適材適所が要であり、
外観だけ真似て作る製品は、いただけない。

ユーザーも、使い込んで学ぶ段階に入った。
メーカーも、それに応えないと生き残れない時代になってきている。
材質選びは大事である。

(K.K.)


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2010年10月25日

ブランドの秘密

お祝い事があり、この週末、郷里の金沢に行った。
帰りがけには、いつものように何の迷いもなく、「きんつば」をお土産に買った。

ふと、なぜだろうと、しばし考えみる。
知る人ぞ知る(?)、中田屋という「ブランド」である。
全国どこにでもきんつばはあるが、
この中田屋のものは、甘さや、塩味の加減が実にいい。
この味が忘れられなく、お土産「きんつば」といえば、このブランドを指定買いし、
他の店のものも味見してみてはと勧められても、試食すらしない。
これほどブランドが浸透していることに、自分でも驚いた。

先日、北京で聞いた話だが、ほとんどの中華料理店では、
日本でいうチェーン店の味の管理のようなことはしていないから、
その日の料理人の気分で味が決まるのだそうだ。
だから、中華料理店は「当たり外れがある」という話に納得した。

日本の老舗でも、チェーン店でも、味の管理は徹底されている。
それは見事なほどだ。人の心を掴むブランドの秘密の一端だろう。
味覚は、理屈抜きに、人の心にも働きかけることができる。
日本からも、まだまだ中国に食文化を輸出する可能性があると思った。

(K.K.)


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2010年10月18日

接着剤

私は、下手なりに、日曜大工で、ものづくりをエンジョイしている。
ホームセンターなどを覗いても、DIY関連の売場は賑わっている。
しかし、水漏れなどの補修、修繕などのメンテナンスも
日曜大工の楽しみだという人は、あまり多くはないようだ。

修繕するということは、時には、新しく作るより難しいからだ。
経年変化は場所によって状態も違うから、
すべて取り除いてから、改めてとなると倍の時間がかかる。
だからこそ、リフォームにはお金がかかるのだと分かる。

先日、お風呂場の修理に、『水止め一番』という接着剤を使ってみた。

乾燥が速いというのは、短時間で修繕が済んで良さそうに思ったが、
忘れた頃に、たまに日曜大工をするような人にとっては、
乾燥スピードが速いと、汚れを取る時間も無く固まってしまうから、
速乾性というのは、なかなかやっかいである。
接着剤選びも、なかなか難しいものだ。

(K.K.)


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2010年10月12日

能楽堂と自動販売機

鎌倉の住宅地にある能楽堂の自動販売機。

能楽堂の看板を兼ねた?にしては、
何とも風情が感じられないが、なぜか憎めない雰囲気である。
しかし、住宅街の中では、この程度のサインでいいのだろう。

はじめてのお客は、ここが能楽堂か?と驚いたとしても、
二度目からは迷うことは無いだろう。
そういう意味でも、この手のサインは増えることになる。
それなりに役立つとも言える…かもしれない。

本当は、デザインのアイデアで、もう少し能楽堂らしく、
風情をみせてくれることを期待したいが。

(K.K.)


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2010年10月04日

ミニ水平器

大工仕事は、常に測定器を必要とする。
プロだけでなく、アマチュアの日曜大工にも必須だ。
直角であるか、水平であるかを、常に確認したいのである。

便利な道具を求めて、DIY店や100円ショップを覗くことが多い私だが、
先日は、157円で、3通りの測定が可能だというので
この「ミニ水平器」を購入してみた。

ミニとはいえ、『水平器』でありながら、
「高い精度を必要とされる場合にはご使用にならないで下さい」とある。
よく見ると、
1)色々な所に付けられるマグネット付
2)45度が測れます
3)カバン等につけられるホルダー付
と、特徴が記してある。

確かに、この手の測定器には、マグネット付や、45度が測れるというものは無い。
試しに家の中のものを測ってみると、机上のPC、ハードディスク、本棚などは、
垂直が出ていないのに気づく。
が、だからといって、何も生活には差支えない。

測定器を、精度を求めるのではなく、遊び感覚でデザインすると、
こんな機能が考えられるということを学んだ。
正に、DIY店や100円ショップは、良い悪いは別として、アイデアの宝庫である。

(K.K.)


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2010年09月27日

コンパクトアームチェア

コンパクトアームチェアを2脚、衝動買いした。
売り場で、ちょっと腰掛けたら座り心地がよいので気に入ったのだ。
値段が、1脚 798円というのも買い易かった。

「カンタンに収納でき軽くて持ち運びがとっても便利。耐荷重(約)80kg」
とあるから、少しメタボなる人は使えないかもしれない。
従って、取扱説明書には、注意事項が12項目、
イラスト入りの注意ラベルが6枚、印刷されている。

軽量、コンパクトにするための努力が、
逆に、ここまでの取扱説明書必要としたのである。
お察しの通り、MADE IN CHINA である。

思うに、プロダクトデザイナーは、商品をデザインする以上、
ユーザーの安全な使い方までリードするのが義務であり、
取扱説明書の作成にも神経をすり減らす。
しかし、経験の浅いデザイナーは、自分のデザインしたものに惚れ込み、
つい、取扱説明書を疎かにすることがある。

そういう意味では、このコンパクトアームチェアなどは、
プロダクトデザイナーの教材としては、ベスト商品のように感じた。

時には、店頭で腰掛けてみてはいかが。

(K.K.)


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2010年09月21日

日本酒パッケージ

画家である友人の展覧会を見に行った。
彼の郷里は、風の盆で有名な富山県。
途中、彼の顔を思い出しながら、近くの富山物産館で
日本酒詰め合わせセットを買った。

純米酒、吟醸酒、山廃仕込の3本入りである。
パッケージには、「清酒 風の盆 呑みくらべ」と書いてあり、
持ち運べる取っ手付き、踊る人のイラストが描いてある。
なんとも風の盆らしい雰囲気が出ている。

先日紹介した、中国のお茶、マグネット付パッケージとは
色遣いから何から、大きく違う。
民族、文化、言語、習慣、すべてが違うから、
こんなにデザイン表現が異なるのだと納得した。

芸術の秋、画家である友人と画廊で留守番しながら、
3本を呑みくらべつつ、小さな秋を見つけたような、
ホロ酔い加減になった。

(K.K.)


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2010年09月13日

中国のお茶パッケージ

北京の友人から、お土産にお茶を頂いた。
高級なお茶だということは分かるが、さて、そのパッケージ、
箱の開け方が分からないのである。

しばし、あちこち触ってみて、右側の帯の部分を開き(裏にマグネットがついている)、
次に、右側の扉を開くようなデザインであり、
開けた蓋の裏にも、豪華なデザインがほどこされているから凄い。

このお茶は、珍しいもので、なかなか手に入りにくいという。
良いお茶だという説明には、ひとまず納得したが、
そのパッケージの作り方にびっくりした。
ここまでパッケージに凝る必要があるのかと、パッケージを見る目が厳しくなった。

しかし、お茶のパッケージとしての一次使用と、
例えば、「宝石箱」のような二次使用が考えられるとしたら納得がゆく。
蓋の開閉に、マグネット付も必要なのだ。
この手のパッケージは、その国の文化と直結しているから、
我々日本人には分からないことも多い。
13億人の文化は、やはり奥が深いのだろう。しばし、沈黙。

(K.K.)


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2010年09月06日

ものさし

従来のものさしは、竹、金属、プラスチック製などで、
長さの単位の目盛りがつけてある、単純そのもののデザインだったが、
最近のものさし(学童用)は、プラスチック製で折りたたみ可能な
コンパクトなものが増えているらしい。
ものさし機能のほかに、遊びの機能も入っていて、
勉強しながら遊べるように工夫されている。

ネーミングも、『Melody of heart』などといったものがあり、
随分と手が込んでいるが、ともすれば遊び機能が優先し、
見やすく、ものを計るという本来の機能が失われているのが残念だ。

ここでも、プロダクトデザイナーが活躍していると思うと、
もっと、しっかりとしたデザインを期待したい。

(K.K.)


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2010年08月30日

トルコの塩

夏休み、トルコを旅した娘から、お土産に『トルコの塩』をもらった。
国によって、料理は塩味で決まるのではないか?と、気付いてから、
私は、お土産はいつも、その土地の塩に決めていた。
そのことを知っている娘は、どこへ行っても、塩を届けてくれる。

同じ事を考えている人はいるもので、お世話になっている
とあるお医者さんも、塩のコレクターとも言うべき人で、
珍しい塩が手に入ると、半分おすそ分けするようになった。
今回も、パッケージがすばらしく、カントリーっぽいので、送ってあげた。

彼からは、
「塩問屋から、塩を頂きました。国によっていろいろ、というのが面白いですね。
いただいた各国の塩を使い分けて楽しんでいます。」
とあり、
「熱中症対策、一番は塩と水!」とドクターらしい一言もあった。

(K.K.)


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2010年08月19日

うつくしき川は

うつくしき川は流れたり
そのほとりに我は住みぬ
春は春、なつはなつの
花つける堤に座りて
こまやけき本のなさけと愛とを知りぬ
いまもその川ながれ
美しき微風とともに
蒼き波たたへたり

(室生犀星/犀川/抒情小曲集 第3集初めの頁より)


帰省の楽しみのひとつに、朝の散歩がある。
金沢が生んだ文豪、室生犀星が
「うつくしき川は流れたり」と詠んだ犀川の土手を歩いていて、
この河川表示が目に付いた。

なんとなく、この川の表示にしては心もとない、ロマンがない。
国家(国交省)が決めたこととはいえ、河川表示、道路標示も
もう少しその場所に合った、時には観光客の目を
楽しませてくれるようなものも欲しい。

いつまでも、中央のデザインの押し付けでなく、
地方のデザイナーの独自性を活かした、
彼らの活躍する場を期待したい。

(K.K.)


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2010年08月09日

紹興酒ボトル

近くの中華料理店で頂いた紹興酒のボトル、良く見ると模様・デザインが面白い。
中国を通り越してギリシャ的な顔が見え、いつから中国人が
こんなデザインを生み出すようになったのかと、しばし考え込んだ。

思うに、この手の模様・デザインは、グローバル化が進んでいるのだろう。
栓はコルクというのもワイン的発想で、従来の紹興酒のボトルとは思えない。
陶器のキャップは、右回りで簡単なロックが出来るなど、きめ細かく出来ている。
やはり、これからは、好き嫌いは別として、中国のプロダクトデザインにも注目したい。

(K.K.)


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2010年08月02日

花火

季節柄、花火のパッケージを見ることが多い。
この色使いを見て、すかさずシャッターを切った。

花火の世界は、ド派手だ。
低価格でも、パッケージに力が入っている。
一夜の美を競って、子供達に(もちろん、大人にも)
買ってもらいたいのだ。
『勝負はパッケージにあり』の、典型的な商品だとわかると、
この色使いは理解できる。いかにインパクトを強くするかだ。

それにしても、ひどい色使いで、グラフィックデザイナーには
気の毒な世界に見えるのは、私だけだろうか。
少し気になる。

(K.K.)


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2010年07月26日

日中パッケージ比較

上海からのお土産をもらった。
さすがに中国のデザイナーの作品だと、感心して眺めていた。
偶然、日本のドラ焼きも頂き物があったので、
二つのパッケージ比較を試みた。

キャラクターといい、色使いといい、日本と中国のパッケージには
大きな違いがあることに、いまさら驚く。
中国のパッケージには、発展途上国の勢いが、「動」として感じられる。
一方、日本の方は、和菓子ということもあり、筆文字やゴールドを使い、
落ち着いた「静」が感じられる。
今も昔も、デザインというのは、刺激を求めて、次なる作品を
築き上げるものだとしたら、時には、日中パッケージ比較的な試みをも
是非してみて欲しい。

(K.K.)


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2010年07月12日

テープカッター

低価格でも、アイデアを付加し、安全を確保している文具、
テープカッターを紹介したい。

スライドして刃先が収納できるから安全だし、
マグネット付で、クリップが付けられるなどの工夫もあり、
身近な文具として愛用している。

もちろん中国製だが、デザインは日本である。
上海万博での日本館、中でも、日本の文具売り場の
人気が高いというのは分かるような気がする。

身近な文具などから、ユニバーサルデザインが浸透しているのは、
諸外国の目から見たら、「さすが日本」と映るのだろう。
小さな工夫を積み重ねる、この身近な文化を大事にしたい。

(K.K.)


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2010年07月05日

サクランボ容器

納豆は好きだが、タレやからしなどの小さな袋は、
出すときに中身が飛び出したりするから、
急いでいるときなど、遠慮することがある。

このサクランボ容器は、開けやすく、閉めやすく、
さらにロックが利く点が優れている。
はじめて見た人にもわかり易く表示してあり、
矢印の方向に動かせば、開け閉めできる。

少し食べて保存したいときは、真ん中のところを押せばロックでき、
左に動かせば固定し、簡単に冷蔵庫などに保管でき、
昨今、重宝している。
このような、使い捨て容器でも、開けやすく、閉めやすいことを考え、
工夫する人がいることに感激する。

身近なユニバーサルデザインの一例と思い、紹介した次第。
サクランボ好きな、孫に教えてもらった。

(K.K.)


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2010年06月28日

号外

犬も歩けば棒に当たるように、今月は街を歩いていて、号外を2紙、手にした。
6月2日の鳩山首相辞任と、6月25日の日本快勝16強、
サッカーW杯一次リーグ突破である。

辞書によると、号外とは、新聞などで、重大な事件が突発したときなどに
臨時に発行するものとあるから、上記2件とも、それに値するのだろう。

しかし、宇宙探査機「はやぶさ」7年ぶりに帰還というニュースもまた、
私は、号外に値すると思うのだ。
2003年5月に打ち上げられ、小惑星「イトカワ」を往復した「はやぶさ」は、
今月13日夜、オーストラリア南部ウ―メラ付近の砂漠を目がけて大気圏に突入、
なんと7年振りに地球に帰ってきたのだ。
月以外の天体との往復は、世界初の快挙である。
無人探査機で、より遠い宇宙を目指す日本の技術力に、
大きな誇りをもてる出来事ではないか。
時に、号外の基準について、新聞社のお偉い方に問いたいものだ。

(K.K.)


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2010年06月21日

ベーシックデザイン入門

あるユニバーサルデザインセミナーの講師を頼まれ、
「テープカッター」を課題にした実技指導も行っている。
ただテープを切るという単純な機能のみ必要なものであるから、
デザインの基礎教育としてはベストとして、毎年採用しているが、
世相を反映してか、毎年違った結果が出るので面白い。

今年は、画期的な扇風機の開発者である、James Dysonを紹介しながら
この実技指導を行っている。
「羽根がないから、ムラのないスムーズな風」という、あの扇風機である。

一方、テープカッターは、「テープを切る」という単純な機能のみで、
メカのない分、素人でもデザイン可能。

こうして今年の講座では、このDyson製品や、先月発売された
話題のiPadのデモを見ながらの講座となっているのである。
時代が確実に移り変ることを実感しながら、
ものづくりの原点だけは押さえておきたいと思っている。

(K.K.)


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2010年06月14日

殺虫剤

家庭菜園では、レタスなどは、無農薬栽培で十分育つが、
キャベツなどは、アブラムシが付いたりと、栽培が難しく、
このところ諦めていたが、ふと売り場で目に付いた、
「自然派志向」を謳った殺虫剤を手にとってみた。

『有効成分は食品成分です』、『化学殺虫成分 不使用』とある。
殺虫剤はすべて化学薬品から出来ていると思い込んでいる人には、
『有効成分は食品成分です』というくだりは、理解しにくい。
私は、「収穫前日まで、何度でも使える」という言葉や、
散布しても有害でないというラベルを見て使うことにした。
さらに、「農林水産省登録番号」なるものも書いてある。
一応は、お上を信用している家庭菜園主なのである。

(K.K.)


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2010年05月31日

天使の耳かき

レジ前に置いてあり、300円以下という、この「天使の耳かき」。
(MADE IN INDONESIA)
衝動買いをした典型的な買い物である。

「耳のかゆみに!」「超気持ちいい!」「快感耳ブラシ」「耳アカ一目瞭然」など、
よくこれだけ美辞麗句を並べたものだと感心するほどだ。
この手の感性に訴える商品は、キャッチフレーズが命であり、
コピーライターやパッケージデザイナーで売り上げが決まる。

それにしても、「天使の耳かき」とは、少しオーバーな表現と分かっていながら、
レジ待ちの間に、思わず手にしてしまった。
結局、実際に使ってみても、何が「天使」なのか分からなかった。
衝動買いをちょっぴり反省。

(K.K.)


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2010年05月24日

虫よけバリア

沖縄が入梅し、東京もやがて鬱陶しい季節になってくる。
気温の高い日も増えてきたので、先日、わが家で買い求めたのは、
この「虫よけバリア」である。
「イヤな虫の侵入防止に!」というものだ。

パッケージが商品写真と文字のみで埋まっている。
別の商品のパッケージも、「あみ戸に貼るだけ!」と、効用のみの文字。
良く見ると、「約100日」とか、「60日」とか、効果の続く日数で
値段が変わってくるようだ。

しかし、これだけ文字だらけにも関わらず、
英語や中国語での表記が見当たらない。
日本国内のみで売っている商品なのだろうが、
日本には外国人も住んでいることを忘れている。
こうした日用品など身近なところからでも、マルチリンガル化は必要と見た。

全体に、パッケージデザイナーの出番が、もう少し欲しいところだ。

(K.K.)


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2010年05月17日

紅いもタルト

JRなどの駅構内でよく見かける、各県の物産展。
私は、時間があるときは覗いてみる。
この「地方物産展」、デパートの催し物としてスタートしたが、
今では鉄道各社の催事としても定着している。

先日、沖縄物産展で手にしたのが、この「紅いもタイト」。
店員さんの勧めもあって買ってみた。
沖縄県産紅いもの美味しさをそのままに、元祖・沖縄銘菓である。
パッケージの紫色は、南国の香りがするようで食欲をそそる。
紫は、紅いもの色なのだろうが、他の商品との差別化が出来ていて、
とても南国らしく、個性的で良い。

戦後の日本を守ってくれている沖縄に心を馳せ、
米軍・普天間飛行場の移設問題など見るにつけ、
戦後は、未だ終わっていないのだと感じながら、
時に感謝しつつ、「紅いもタイト」を頂いた。

沖縄の「紅いもタイト」の美味しさだけは残したいものだと思った。

(K.K.)


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2010年05月10日

『今売れてます』

『当店の売れ筋ナンバーワン』と張り紙があれば、覗き込み、
『今売れてます』とシールが貼られていれば、つい手に取る。
この手のキャッチフレーズに弱いと自覚する方も多いだろう。

この中国語の電子辞書を買ったのも、そんなシールの影響が
少なくなかったかもしれない。
もちろん、自分で使う目的で買い、中国に持って行ったのだが、
「いい辞書ですね」と友人に褒められると、
つい、その場で、プレゼントしてしまったりで、今、手元に無い。

そこで、「今売れてます」のシールに誘われて、また購入した。
もちろん、シールだけで再入手したわけではなく、
日中英辞典、約13,000語、コラム938項目を収録、
日本語(読み)、中国語(ピンイン)、英語(英単語)を
同時に検索できる優れもので、軽く、使いやすいからである。
2000円を切るから、ついプレゼントしてしまっても惜しくない。

これに耐久性があれば申し分ない。
中国語を勉強しよう!思いつつ、三日坊主で終わった4月であったが、
今度こそ、この辞書を使い込んでみようと意気込んでいる。
人にあげることなく、自分のために使おうと思っているが、果たして……。

(K.K.)


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2010年04月26日

ハサミ研ぎ器

『今まで研ぎにくいと言われていたハサミが、このハサミ研ぎ器でなら
簡単に研げます。数回研ぐだけでシャープな切れ味を再現!』
という謳い文句を目にし、今回は、このファインセラミック製の
ハサミ研ぎ器を購入してみた。
ハサミの刃をスロットに差し込み、あいだの砥石を軽くはさんで
ゆっくり前後に数回動かすと、簡単に研げる。
ファインセラミック、そして刃物研ぎという繊細な技術は、
やはり日本ということか、久しぶりに、MADE IN JAPANの製品に
めぐり合った気がし、何かしらホッとした。
最近は、どこで何を買っても、中国製などの外国製が多かっただけに、
まだまだ身近にMADE IN JAPANが存在することに気がついたのは、
私の小さな発見でもあった。

(K.K.)


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2010年04月12日

電動鋸歯

このところ、引越しの手伝いをしていて、必需品になったものがある。
日曜大工道具のひとつ、電動鋸である。
家具など、木材で出来ているものを分別ゴミに出すときには、
50cm以内に切っておかないと、捨てられないからだ。
使い込んだ簾など、長さが1mを超えるから、電動鋸の出番になる。

その電動鋸の歯は、3年に一度は換える。
今回は、お店の人の推薦で購入したのだが、「木工用ドイツイナズマカット」
「超硬チップ・ドイツチップ採用」など言葉は、何を言っているのか、
素人には、とんと分からない。

「Professional用」だから、素人には分からなくとも良いということか。
「イナズマカット」などは、イナズマのように、凄く切れることを
意味してるのだろうと、素人なりに想像してみたりする。

パッケージの色も、赤、黒、黄とドイツらしい強い配色で、
デザイナーの肩にも力が入っているのは読み取れる。
日曜大工道具も、パッケージを見る限り、
インパクト重視、目立ってなんぼの、コンビニ商品化しているのだろうか。

(K.K.)


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2010年04月05日

駄菓子

東京は、お花見たけなわ。
お花見といっても、「花より団子」。
桜の名所周辺では、いろいろなものが売られている。
「駄菓子屋さんパック」という、懐かしいネーミングに出会い、買ってみた。

本当に駄菓子を集めたもので、原価にしたら100円にも満たないものだが、
子供達とのお花見には、やはり欠かせない必需品だ。
パッケージには、「ナツカシノアジ」「オイシイネ」「ハナチャン」「ケンチャン」
とあるから、コピーライターも往年の人のようだ。
中には、ラムネや餅太郎などの駄菓子が11点入っていて、
にぎやかな袋になっている。
製造元は、東京・墨田区。
やはり駄菓子のふるさとは、墨田区に集まっているのだろうか。

(K.K.)


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2010年03月29日

センサーライト

先日、友人の家に泊めてもらったときのこと。
夜、洗面に立つとき、廊下の電気が自動的に点灯するのが
実に便利だと実感したので、わが家のリニュアールの一環として、
階段に2個、センサーライトを取り付けた。

コンセントに差し込むだけで、近づくとパッと自動点灯するから、
スイッチの位置を探す必要もない。
もちろん、高輝度白色LED使用、ランプ交換不要とあり、
コンセントに差しておけば、停電時にも自動点灯し、
3時間ほどもつとあるから便利だ。災害時に役立つ。

誰が初めて考え出したかは知らないが、災害時に役立つという発想は、
阪神大震災などの後に生まれている。
いかに、震災体験等が、商品企画の貴重なアイデア源泉になるか
ということを、改めて知った。
災害から学ぶことも含め、アイデアの源泉はどこにでもあり、
やはり観察力が大事だということだ。

(K.K.)


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2010年03月15日

駅弁パッケージ

先日、名古屋駅で、「旅の花ことば」というキャッチコピーと、
値段も安いのに惹かれ、駅弁を買ってみた。

パッケージの表も裏も、眺めていると食欲が湧くような
仕掛けになっている。
その余韻が残っている間に頂いたが、
値段相応、味は思ったほどでもなかった。
しかし、加齢の我が身には、量が少なめで、ちょうどよく、
お茶代わりのビールと共に、東京までの1時間半ばかりを
楽しむことができた。
駅弁のパッケージも、時には、新聞や雑誌のような
時間つぶしの役割を担うこともあるのを知った。

ところで、コンビニでは、2週間動かない商品は失格で、
すぐに新しいパッケージに置き換えるらしいが、
駅弁も、毎日の売り上げ状況によっては、
パッケージのモデルチェンジが頻繁にあるのだろうか。
売れるパッケージデザイナーが、ここでも求められる。
キャッチコピーも大事だから、コピーライターの出番もある。
駅弁の勝負は、パッケージデザインに負うところも大だろう。
そう思うと、デザイナー冥利に尽きる。

(K.K.)


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2010年03月08日

モデルチェンジ

普段、多くのデザイナーの方々と面談しているが、
特に、グラフィックデザイナーとの面談は、こちらも少し緊張する。
なぜかというと、部屋のカレンダーや時計、掛けてある絵を
それとなく、デザイナーの目で評価され、話題に上ることがあるからだ。

今年は、建築関係の友人にもらった、宮沢賢治のカレンダーをかけてあり、
特に珍しいらしく、「面白い」「いいですね」と、話題になることが多い。

こうした各社のカレンダーのように、毎年、何かしらデザインを変えて
配られるものもあれば、このウィスキーラベルのように、
いつも同じデザインのものもある(写真参照)。

モデルチェンジがないと、グラフィックデザイナーの仕事が無いことになり、
マイナーチェンジだけでは食べてゆけない。
ウィスキーのように、表示と味覚の関係ができているものは微妙で、
下手にモデルチェンジすると、味も違うと思われ、お客を失いかねない。

そういう意味で、味覚を扱う、食品・飲料業界のデザインは非常に難しく、
ここにも、高度な感性が求められる。
デザイナーも、五感を鍛えておきたい所以は、こんなところにもある。

(K.K.)


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2010年03月01日

フルーツトマトジュース

口コミで、フルーツトマトジュースを買った。

「フルーツトマトのおいしさそのままに、
 無添加のぜいたくなジュースです。
 こくと甘みがありながら、さわやかな味わいを、
 自信を持っておすすめいたします。」

とあり、冷やして飲んでよし、お料理にも
幅広くお楽しみいただけますと、
農家の家族写真が添えられ、住所や電話番号、
メールアドレスまで詳しく入っている。

この手の商品は、お金をかけて宣伝できないので、
広く市場に知らせることが出来ない。
以前は、口コミしかなかったが、今はネット販売が全盛。
だが、作る量が少ないと、ネットにも載せられない、
ニッチな商品だけに、ラベルにその苦労がにじみ出ている。
何かしら親戚の農家のように思えて、美味しく頂いた。

(K.K.)


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2010年02月22日

雛祭り

好不況関係なく、2月に入ると、女の子のいる家庭では、
静かに雛人形を飾り、3月3日には、菱餅、白酒、桃の花などを添えて祝う。

けがれ、災いを人形に移し、祓おうとする風習が起源とされているが、
この習慣は、時代が変わろうとも、無くなることが無い、
日本の美しい伝統行事だと思う。
内裏様の位置が左か右か、議論が多いと聞いたことがあるが、
それも話題として面白い。
英国人が、紅茶にミルクを入れるか、ミルクに紅茶を入れるかを
議論するようなもので、それも含めた文化として
残しておきたいものの一つだ。

(K.K.)


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2010年02月15日

LEDフレキシブルライト

日曜大工(DIY)で困ることは、時間が読めないことである。
棚を作るような簡単な大工仕事でも、やり始めると、つい欲が出て、
夜遅くまでかかってしまうことがある。
趣味だからといっても、途中で止められないものだ。

そこで、帽子につける、このフレキシブルライトが重宝している。

ABS樹脂製で約15グラムと軽く、アルカリボタン電池3個を使う。
連続7時間使用でき、周りを明るく照らしてくれるので助かっている。
もちろん、「MADE IN CHINA」だが、1,000円以内で買えるから、
私のDIYの必需品となった。

シンプルなデザインで簡単な構造だけに、商品開発においては、
コスト合わせが難しい製品だっただろうと、
その苦労に思いを馳せながら使わせてもらっている。

(K.K.)


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2010年02月08日

食品トレイの印刷技術

昔の印刷技術しか知らない者にとっては、
この発泡スチロールの印刷技術はすばらしい。
凹凸でも、野菜の写真の鮮明さがきれいに出ている。
正式には、印刷ではなく、ホットスタンプという箔押しの技術であろうが、
ここでは、大きく分けて、印刷技術として見ておきたい。

このパーケージは、安い惣菜類の包装として使われているので、
中味の惣菜を取り出したら、捨てられる運命であり、何ともさみしい限りだ。
こんなすばらしい技術は、もっと身近で役立つ商品にも
応用できないものだろうかと疑問を持つ。
使い捨てパッケージの見本のようでは頂けない。

デザイナー諸氏よ、この技術を、安い惣菜類やコンビニ弁当等の
売らんがためのパッケージだけにとどまらず、
もっと付加価値のあるものに使えないだろうか。
省エネ、環境に配慮したもの等、真に役立つアイデア提案力が、
これからのデザイナーの大半の仕事になるだろうと、私は思う。

(K.K.)


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2010年02月01日

シンプルなパッケージデザイン

シンプルなパッケージを見て感心したので記す。

白い既製品のダンボール箱の上に、必要事項のみ張りつけた、
「テープカッター」のパッケージだ。
小物入れ、筆立て兼用のシンプルなデザイン。
色はグレーで、中国製。

高さ、幅、奥行きの寸法が記され、
側面には、注意事項のラベルが張られている。
普通の家庭では、テープをあまり使わないとしたら、
オフィス向け商品か、テスト販売か。

それにしても、シンプルこの上ない。
捨て易いパッケージの見本のようだ。

デフレが進むに従い、価格を抑える手段として、
パッケージデザインのあり方も、
このような方向に行くこと間違いない。

例えば、コンビニ弁当等のパッケージも、
そろそろ省エネ、環境に配慮したものに、
再考される時期に来ているようだ。

(K.K.)


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2010年01月25日

LED電球のパッケージ

従来の白熱電球より、長寿命&省エネとして脚光を浴びているLED電球を
わが家でも取り入れつつある。
1日10時間以上の使用でも、10年以上の長寿命というから、すごい。
消費電力は、わずか7.5w。
「長時間使う部屋や取り替えにくい所におすすめ」とパッケージにある。

水銀レスなど、環境にも配慮してあるからか、価格も数千円する。
従って、各社化粧品並みのパッケージで、目を引くようデザイン競争をしている。
売り場には、豪華なパッケージばかりだ。

中味が高価なものだから、パッケージにも力を入れるのは分かるが、
これから、更なる普及が期待される商品であるだけに、
LED電球の効用をしっかりと明記し、一円でも安く販売する方向で、
パッケージ・デザインのあり方も、今後問われるだろうと思った。

パッケージも省エネ、環境に配慮したものにしたい。

(K.K.)


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2010年01月18日

デザインの原点

誰が言い始めたかは知らないが、
日本は、「閉塞感」が充満している国だという。
マスコミもそう言い続けているから困った事だ。
デザイン界も仕事が無いというので、「閉塞感」が漂っている。

そんな中、少々目先を変える意味で、東京散策を試みて、
改めて、その存在を意識したのが、日本民藝館である。
渋谷駅から歩いて行ける閑静な住宅街、、
東大の駒場キャンパスの近くにある。

ご存知のように、日本民藝館の歴史は古い。
宗教哲学者、美術研究家で民芸運動の主唱者でもあった
柳 宗悦(やなぎ むねよし)が、1936(昭和11)年、
東京・駒場の自邸の隣に創設、第二次大戦でも焼け残り、
戦後の民芸運動の拠点として、地道に継続してきている。

日本の伝統とは何か、日本のデザインの原点を教えてくれるようで、
「閉塞感」が和らぐという意味でも、時には東京や
身近な地元の散策をオススメしたい。

(K.K.)


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2010年01月12日

年賀状に見る文化の違い

中国・上海でインテリアデザインの会社を経営している友人から
年賀状をもらった。「福」「拝年」と書かれている。

「福」は分かるが、「拝年」とは何かと思い、中国語の辞書で引いてみた。
 (1)新年の挨拶をする、年始回りをする
 (2)拝は敬意を表す接頭語
とある。拝のついた、「拝訪」、「拝会」は、「訪問すること」だそうだ。

年賀状の図案は、虎を描いた福の門、梅竹迎春満園春とあり、
日本だと門松の松が主役だが、中国では、梅竹なのだろうか。
いつの日か、友人に聞いてみよう。

それにしても、この真っ赤な年賀状は、目に痛いくらい強烈だ。
文字の周辺も金色で囲み、これでもかという色の組み合わせである。
わが国のシンプルな白い年賀状を、中国人は全く理解しない
ということを聞いてはいるが、文化の違いとはいえ、
こんな年中行事にも現れている感覚、五感の違いは、大きいと感じる。

ここまで違いが出てきたのは、なぜなのか、
今年は考えてみたいと思っている。

(K.K.)


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2010年01月04日

門松

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

正月といえば、門松。
正月に歳神を家々に迎える、依代(よりしろ)として、門口に立てる松飾り。

この門松は、誰がデザインしたのだろうと思いながら、毎年何気なく見ていた。
多分、伝統が故に、特定の人の作ではなく、
民衆の思いが、松を中心に、竹や梅などを配する今の形になったのだろう。

景気を反映してか、今年は一般に、こじんまりしたサイズが多くなったようだ。
こんなところにも、世相は出る。
門松に使うには、松の芯を取ってしまうので、森林保護のため、
廃止運動が盛んになっているそうだが、大都市近郊の農村では、
門松用の小松を、別に栽培していると聞く。

エコ、環境、省資源と叫ばれているし、多様なニーズもある昨今、
門松をリ・デザインするデザイナーも出てきて欲しい。
デザイナーの知恵が今年も求められているように思う。

(K.K.)


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2009年12月21日

おまけ

この写真に写っているモノたちは、何だと思いますか。

実はこれ全部、このTV情報誌の特売キャンペーンでもらった、
おまけ一式なのである。
店じまいの時間近くに店に入ったら、沢山おまけを付けるというので、
320円のTV情報誌を購入してみたら、実に、11種類ものおまけ付き。
おまけが欲しくて雑誌を購入したようで心苦しいが、
この正月は、テレビでも見て過ごそうと思っていたので、
最初から、TV情報誌は買うつもりではあった。

普段、テレビはニュースぐらいしか見ないので、
まとめてテレビを見る機会は、正月ぐらいしかない。
コタツに入り、ミカンでも食べ、
久しぶりにテレビでも見て過ごそうと思っていた。

それにしても、「テレビ離れ」と言われて久しいとはいえ、
おまけを付けないと雑誌が売れないとは、寂しい限りだ。
時には、雑誌社側の視点に立って、特売キャンペーンの販促プラン、
アイデアなど、出してみることをオススメする。
まとまった休み、普段テレビを観ない方も、頭の体操にいかがだろうか。

(K.K.)


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2009年12月14日

歯間ブラシ

友人である歯科医師から、見慣れない形の歯間ブラシを勧められた。



従来の爪楊枝(つまようじ)しか知らない身では、
やはり、専門医の勧めは説得力がある。
年齢と共に歯間が広がるから、歯磨き前に歯間ブラシを使い、
その後、歯磨きするように教わった。

使い出すと、歯間ブラシには、サイズがいろいろあることや、
面白い形のものがあることが分かった。
高齢化社会の昨今、やはり市場があることも知った。

今、使っているのは、ブラシの角度を変えられるもので、
非常に使いやすく出来ている。
驚くことに、プラスチック成型で出来ていて、
それが使い捨てなのだ。

このデザイン発想力と、成型の技術、
その商品力は、日本しか出来ないのではないかと、
久しぶりに、「MADE IN JAPAN」に感心している。
これも、ユニバーサルデザインの成果のひとつだろう。

(K.K.)


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2009年12月07日

ダイヤモンドヤスリ

宝石のダイヤモンドには、縁が無いが、
「日常使用される刃物類一切の研磨に」というフレーズに誘われ、
使ってみようと手にした。

IMG_8231.JPG

先ず、包丁を研いでみたが、従来の砥石と比べて、
どの程度やればいいのか、研ぎ具合が分からない。
それでは、と、小さなステンレスの鋏を研いでみて、
その切れ味の良さに驚いた。

この手の道具は、例えば、刃物の底にあて木(割り箸など)をし、
刃が傾かないようにするなど、かなりテクニックが必要である。
また、強い力で研ぐとダイヤモンド粒が剥離します、と注意書きもある。
「ワンタッチで!」「誰でもカンタン!」といったものが多い、
昨今の便利グッズとは、趣を異にする。
ただ、価格に関しては、ダイヤモンド粒を貼り付けてあるから、
200円とお安く設定されている。但し、その分、寿命は短いようだ。

さて、そのコストパフォーマンスや、いかに。
台所の簡易研磨器として、しばし使ってみよう。
製品は、『MADE IN TAIWAN』。

(K.K.)


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2009年11月30日

くるみ・ぎんなん割り

私の故郷・北陸の友人から、散歩しながら集めたという、貴重なくるみを頂いた。
「どうぞ、金沢を想い、味わってください。」と記してあった。

いつもは、くるみを金槌で叩き割り、子供達と遊びながら食べることが多かったが、
今回は、便利小物「くるみ・ぎんなん割り」を買ってみた。

取り扱い説明書には、
 「殻の固いクルミ(鬼ぐるみ、野グルミ等)の場合、
  フライパンなどで口が開くまで煎ってください」
 「ぎんなんを割る際は、ぎんなんの殻がひび割れする程度に
  力を加減してください。強く握りますとぎんなんが粉々になります」
と書いてあった。

今回は、事前に煎ることなく、私の力だけで割れないものかと試みたが、
全く刃がたたなかったので、説明書きに従うことにした。
さすがに、自然の野グルミは、便利グッズをも寄せ付けないほど硬いものであった。
リスなどは、これを齧るというから、かなりの歯なのだろうと、
そんなところにも思いを馳せ、ただただ感心しきりだった。
普段、注意書きが過保護すぎやしないかと思うことが多いが、
今回は、説明書きのおかげで、無理をせずにすんだ。

商品企画、発売元は、刃物で有名な新潟県三条市。
そして、こちらも製造は、「MADE IN CHINA」であった。

(K.K.)


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2009年11月16日

携帯ストラップ

このところ、電波の入りにくいところに出張することが多く、
携帯電話の性能を疑っていた。
自宅は、少し高台にあり、以前の携帯電話では、電波が届かないこともあり、
不便はしていたが、土日は携帯を使わない主義で通していた。

ところが、北京や上海の友人達たちは、日本とは祝祭日が違うこともあり、
こちらが休みで自宅にいても、電話がかかってくることがある。
いつでも留守電という訳にもいかず、人並みに携帯電話を毎日使うことに決め、
各社からモデルを借りて、自分の行動範囲内でテストを試みた。

その結果は、D社が合格。
これを機に、ストラップも新しくした。
今までも、ワンタッチクリップ付のものを愛用していたので、
売り場で、余裕の最伸長約90センチというものを購入、使い出した。

使用説明書の中に、アドレス等、電話機に登録した各種メモリーは、
何らかの原因によって消失することがあり、弊社では責任を負いかねます、と
小さく書かれていた。
ストラップに、メモリーの消失原因を求めるユーザーがいるのか、
この手の商品でも、注意事項が多すぎるようで、
これも社会を反映しているのだろうかと、少々疑問に思った。

(K.K.)


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2009年11月09日

七五三の境内にて

秋晴れには、子供の着物も良く似合う。
この土日、鎌倉の鶴岡八幡宮は、沢山の七五三祝いの人出で、賑わいを見せていた。
中でも人気があるのは、お面売り場だ。

キャラクター好きな子供達は、好きなものを見つけると動かない。
ついつい財布の紐を緩めるのはおじいちゃん、おばあちゃんだ。

聞くところによると、同じお面でも、安ければ200円ぐらいから、
高くなると600円、800円と、場所により、流通による違いがあるそうだ。
ここ鎌倉の境内は、皆、800円均一だった。

境内の売り場も、最近は品揃えの新鮮さなども要求されているのだろう。
人だかりする売り場がある一方、見向きもされない屋台もあり、
昨今の不景気風を吹き飛ばすようなアイデアが求められているように、私には映った。

観光地でも、お土産屋さんのデザインには、冴えないものが多いが、
境内の売り場も、今ひとつだ。
こんなところにも、デザイナーの出番がありそうだ。

(K.K.)


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2009年10月26日

カイロ(のようなもの)

急に寒くなったので、手にしたのがカイロ(のようなもの)。

以前、パソコンを購入した時のおまけでもらったものだが、
使い道がなく、ストックしてあった。

手でもむこと3分、ゲル状の液体が動いているだけで、温度に変化は無い。
摩擦で手を温めるものなのだろうか…。

この手の「おまけ」には、たいてい取扱説明書が無いから、
すべて常識の世界なのだろうが、時には使い方の説明はあっていい。
これなど、ユニバーサルデザインに、ほど遠い製品だ。

(K.K.)


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2009年10月19日

「ひょうたんごっこ」

タイのバンコクで買い求めた種から、
自宅の垣根で、今年も瓢箪(ひょうたん)を収穫した。
瓢箪の中身(種)を一日で溶解する「ひょうたんごっこ」というものがあると、
近所の人が、新聞の切り抜きを持ってきてくれた。

従来は、1ヶ月ぐらい水につけておかないと、
種を取り出すことが出来なかったことを思うと、
バイオ技術の進歩というのは、実にすばらしいと思った。
しかも無臭だという。
「ひょうたんごっこ」という、マニア心を揺さぶるネーミングも憎い。
早速、この週末、使ってみた。

ちなみに今年も、この瓢箪を何に使うかが未定で、
家族から冷ややかな目で見られている。
お酒を入れるのも芸が無いし、色をつけて飾るにも今一つだ。
使い道、アイデアを求む心境に達している。

(K.K.)


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2009年10月05日

日本のデザインの魅力

先日の日曜日、久しぶりに銀座をブラブラした。
銀座で一番賑わっているのは、何と言っても今は、ユニクロだろう。

秋冬物を求めて、押すな押すなの人出で、
女性の集団の多さにはびっくりした。
中でも、中国人女性の多いのには驚いた。
彼女達の買い物は半端でなく、セーターなどはまとめて
色違いで10着ぐらい買うというスタイルには、恐れ入った。

日本の銀座でのお土産は、国に帰れば、最高の話題になるのだろう。
日本のファッションは、皆に喜ばれることを彼女達は熟知しているのだ。

建国60周年を迎えた中国は、
隣国・日本のデザイン力にあこがれているのだ。
それだけの魅力を、日本のデザインが持っている。
そのことを改めて肌で感じた、今年の銀ブラであった。

(K.K.)


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2009年09月28日

プロ用メジャー

日曜大工にハマりすぎると、ついつい、道具にも凝ってしまう。
例えば、メジャー。
プロと同じものをと、私も、つい買ってしまった。
あまり高いと買えないが、1,000円以下なら、お小遣い程度だ。

デザインがまた、ピンク色のアルミで凝っている。
アルマイトしたものが、お飾りとしてデザインされているのだ。
5.5mのメジャーでも、しっかり作ってあるから重い。
多分に、プロも喜ぶという企画意図でデザインされている。

ただ、「使用上の注意」には、少々驚いた。
『本製品の分解は絶対にしないで下さい。
中には、強力なスプリングが入っており危険です。』
『作業中は、安全のため、保護メガネ・手袋を着用してください。』
さらに、
『非絶縁工具ですので感電には注意してください。』 などなど。

PL法への対応なのだろうが、子供扱いされているように感じてしまう。
プロ用品も、過保護になったものだ。

(K.K.)


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2009年09月14日

「ふんばる君」

『天災は忘れた頃にやってくる』と言ったのは、「科学者の随筆家」として
多くの読者に愛された寺田寅彦である。
今、巷には、防災グッズとして、様々なものが店頭に並んでいる。

その中で、今回はタンスや食器棚の転倒防止グッズ、
『ふんばる君』を使ってみた。
「敷くだけで安心、ネジ・クギ不要」とある。

家具の下に帯状の合成樹脂を敷くだけで、家具の滑り出しを防ぎ、
転倒しにくくするという簡単なものだが、震度7でも食器棚の転倒を防いだ、
と取扱説明書にある通り、その安定感には驚いた。
敷くことで、家具の前部が7mm高くなり、最上部が壁にピタリと
寄りかかった状態で安定するしくみである。

もちろん「MADE IN JAPAN」。
このあたりのアイデアは、日本人の繊細、緻密、簡潔なる
商品開発の極意と考えると面白いが、そもそも、西洋諸国のように
タンスが無いところでは、アイデアが出ない商品でもある。

地震が無い国には無用だが、
このアイデアは何かに応用できそうで紹介した。
デザイナー諸氏のアイデア展開力、応用力に期待!

(K.K.)


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2009年09月07日

ぞうさんカッター

「セロテープ」という商品名が、普通名詞のように使われて久しい。
それだけ、一般に普及しており、いまさら別名で呼ぶのも難しいほどだ。
その「セロテープ」のメーカーから発売の「ぞうさんカッター」は、
かわいい形で、子供に受けている。

この手の商品は、プロダクトデザインを学ぶ初期のスケッチ練習で、
教材として、学校でよく描かされる。
先日訪ねた中国の大学でも、スケッチ練習に使われていたぐらいだ。

また、構造が簡単だから、はじめてのプロダクトデザイン発想練習に、
アイデアスケッチを100枚描いてみる、といった課題もある程、ポピュラーだ。
ぞうの代りに、カバでも、キリンでも良いわけだ。
好き嫌いをはさんで、面白い動物を見つけるアイデア力は試されるのである。

時には、基礎的な発想法を振り返ることも必要だという意味で、
こうした素材も面白いと思った。

(K.K.)


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2009年08月31日

おえかきミラー

ミラーを使って、絵を描くレッスンができる「おえかきミラー」。

反射板を立て、「お手本シート」を反射板の左側に置き、
右側には、お絵かき用紙を置く。
「お手本シート」の側から反射板を通してみると、
お絵かき用紙に、お手本のイラストが写って見える。
それを描き写すわけだ。
「お手本シート」は6種類、簡単なものから、複雑なイラストまで
そろえてある。面白い商品だ。

幼児が言葉の覚えが早いのは、真似ることがうまいから。
絵も同様に、毎日、例えば、好きなアンパンマンの絵を真似て描くと、
実にうまくなるものだ。
画家が模写するのに似ている。

ミラーを使った玩具デザイナーのアイデアに脱帽だ。

(K.K.)


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2009年08月24日

音の出るハサミ

今回ご紹介するアイテムは、
「切るたびに楽しい鳴き声が聞こえます」
「アヒルは、グワッグワッ、犬は、ワンワン」
という音の出るハサミ、『ちょきちょきアニマル』だ。

「ハサミの刃は、安全なプラスチック(ナイロン)製ですが、
強い力を入れて使用すると怪我をする場合があります」
などと注意書きにある。「対象年齢」は3歳以上。

ハサミも、音が出るところまで進歩したのかと驚きつつ、
実際に遊んでいる3歳児を観察していると、
面白いことに気がついた。

「紙を切る」というハサミの機能を使うよりも、
ただちょきちょき動かして、楽器のように音を楽しんでいるのだ。
そして、可愛らしいアヒルの虜になっている。

ここでも、玩具デザイナーのアイデアに脱帽。
こんなアイデアを出せたら、デザイナーも楽しいだろうと思った。

(K.K.)


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2009年08月17日

シャボン玉も様変わり

「スクリューのシャボン玉」とは、なんだろうと興味を惹かれ、
遊んでいる子供達の様子を覗いてみた。

まず、単三電池を入れ、スクリューにガイドのようなものを付けて、
それにシャボン玉液を付け、スイッチを押すと、
どんどん自動的にシャボン玉が出てくるのだ。
シャボン液がある間は、モーターの力でずっと出続ける。

さらに、単純な丸いシャボン玉以外にも、
サッカーボールのような形状のシャボン玉も出るから、
昔ながらに子供がストローで吹くようなシャボン玉の形とは大違い。

シャボン玉の遊び方も、形状も、様変わり。
ここでも、玩具デザイナーのアイデアに感心した。

(K.K.)


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2009年08月10日

ジャイアント観覧車

先日、10年ぶりに訪れたシンガポールで、
世界一大きいジャイアント観覧車「シンガポール・フライヤー」を見た。

高さ165mで、どこからでも見える。
すぐに、観光立国のシンボルとなったようだ。

また、郊外の小さな二つの島では、カジノが建設中で、
この国の、観光に力を注ぐ政策は半端でないと感じた。
但し、シンガポール人は、カジノをする資格が与えられていない。
それは、外貨獲得のみを目的とした政策というから恐れ入った。

観光・経済立国を目指す、小さな島国・シンガポールの
この10年の様変わり、その多大なる決意を見た思いがした。
アイデアと実行力、そして我々日本にとっても、ヒントのある国である。

(K.K.)


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2009年08月03日

三脚

先週、上海へ行った際、友人の案内で、東京・秋葉原のような
中古品も扱っている電気製品の店を見て廻った。
その時に目にし、お土産として買ったのが、この三脚だ。

この手のアイデア商品は、デザイナーや設計者が
思いつく、発想する段階が面白い。
この三脚も、動物の動作を観察していて思い付いたようで、
したたかな面白さがある。

デジカメ愛好者には、もってこいの話題の三脚。
使い勝手がいいと、お土産としても喜ばれるだろう。

(K.K.)


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2009年07月27日

スワンタッチ

以前、「日本の製造業の未来」で、ご紹介した、
東京・板橋区の社長さんのベストセラー「本のしおり」である。

「読書のお手伝い・はさみ変え不要のしおり 『スワンタッチ』」
と、言葉だけで説明すると、どうにも分かりづらいのだが、
使ってみると、この上なく便利だ。
一度セットすれば、この「スワン」の頭の部分が、
めくられたページを、自然と追いかけてきてくれるのである。

読書家にオススメ。

(K.K.)


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2009年07月21日

除草ホーク

先日、我が町内会の草刈りがあったので、
鎌や鋸など草刈道具を取り出して、整備してみた。
その中で、雑草を根こそぎ採る「除草ホーク」に目が留まった。

「突き差して、テコの力で、抜く」という
単純なキャッチフレーズも、明快だ。
錆に強いカーボンステンレス製というのも気に入った。

使ってみての感想。
面白いほどに草抜きが出来、テコの応用だから、力は要らない。
ところが、壁土の土壌では、突き刺すところで土が固まり、
使い辛いことが分かった。

土壌の質が問題ならば、今度のモデルチェンジには、
私なら、こんなアイデアを提案しよう…などと、
草抜き方法を考えつつ、雑草取りを続けていると、
大変な作業も楽しく思えてきたから不思議だ。

(K.K.)


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2009年07月13日

お中元の熨斗(のし)

今年も、友人からお中元で味噌を頂いた。
何も改めて、決まったこの季節に贈ってこなくてもいいのに
などと思いながら、頂いた包みを眺めていて、
ふと、お中元の、この熨斗(のし)が気になりだした。

IMG_6668.JPG

この熨斗は、朱とゴールド、文字は黒。
簡易印刷ではあるが、お礼の意味を十分伝えてくれる。
「感謝印」付きなのだ。
これが日本の伝統文化の象徴のように思えるから不思議だ。
一杯のお味噌汁、今日も感謝して頂きたい。

(K.K.)


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2009年07月06日

鉛筆削り

靴型の面白い形状だったので、つい手にした。

これは、何と「鉛筆削り」。
二つある穴で、普通の六角鉛筆から、
三角や丸い鉛筆まで削れる、とある。
靴底をはずすと、木削が捨てられるようになっている。

パソコンのキーボードの近くに、鉛筆一本とメモ用紙、
それに、この鉛筆削りをおくと、机の上が少し和むから不思議。
重宝している。

まあ、私の遊びグッズのひとつである。
この手のグッズデザインは、米国のデザイナーのものが目に付くが、
日本のデザイナーも、もっと遊び心を持って、
デスク周辺をデザインして欲しいと思う。

あの無機質なパソコンやキーボードの形状も、
もっともっと、心が和むようになるべきであると思う。

(K.K.)


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2009年06月29日

ゴムの耳かき

都内のJR駅構内のビジネスマン向けというグッズ売り場で
見つけた「ゴムの耳かき」。

『二つの快感、驚き。』というキャッチフレーズや、
『抗菌性』という言葉には、訴求力がある。
安いものだけに、気軽に買ってみた。

使ってみて、『二つの快感、驚き』は、まだ実感できていないが、
やはり、こうしたキャッチフレーズは大事だ。
コピーライターの役割は、ますます重要になってきている。

そして、ビジネスマングッズ売り場で、
耳かきなどが売られているところを見ると、
いかに流通が複雑になっているかが分かる。

本も、インターネットやコンビニで買うなど当たり前だが、
コーヒーショップで文庫本を手に取るサービスや、
若者のファッション売り場でも本を並べる時代。
客の集まるところに、商売の種があるということなのだろう。

デザイナーも、流通から目が離せないことは必須。
ますますアイデアが求められる、面白い時代になりそうだ。

(K.K.)


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2009年06月22日

元祖わんこそば

この「わんこそば」は、都内JR駅構内の東北物産展で見つけた。
日頃、パッケージデザイナーの悩みを聞くことも多いから、
つい、こういったモノを手にとって見る癖がついている。

これは、ご存知、岩手県の名物。
「元祖 わんこそば」と書かれた、シンプルなパッケージは、
1色印刷でも可能だろうが、この4色印刷が冴えている。

「わんこそば」や「元祖」の書体も考えられたものだし、
「謹製」の赤い印も、訴求力があるデザインである。

ラベルの裏には、ゆで方や食べ方が記載され、
「元祖 わんこそば」というネーミングは、
「ソバは、“わんこ”で食べるに限る」という平民宰相・原敬の
帰省の折の言葉からだとある。

岩手を訪ねる人々が、盛岡の「わんこそば屋」に立ち寄り、
一席を楽しみ、東北の風情を味わい、
お土産に買って行くという「わんこそば」を都内で買ったのだから、
さて、その味は、いかがなものか。
トライするのが楽しみだ。

(K.K.)


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2009年06月15日

イヤーパッド

最近、「買い物は、まず100円ショップを覗いてから」、
という人達が増えている。
そして、100円ショップに行くと、目的以外のものまで、
ついつい買ってしまうという人も少なくないだろう。

私も、このイヤーパッドを衝動買いのように手に入れた。

少し派手な色も入っているが、色数が多いので、
気分によって、日々使い分ける楽しみもあるし、
やはり消耗品だけに、100円という価格が魅力だ。

パッケージの表示も、日本語、英語、中国語、
さらに,韓国語でも書かれているから、
世界で売られているのかもしれない。

このような、グローバル商品を世に出す商品企画者や
デザイナーは、コスト優先だけに、かなり苦労が多いだろうが、
アイデアで勝負する、知恵の世界に、
彼らは、生き甲斐を見い出しているのだろうとも思った。

(K.K.)


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2009年06月08日

うすけずり

「爪を切らずに削って処理します!!
 きれい!安全!簡単!便利!」

この爪ケア用品 「うすけずり」 を、製造元の社長からいただいた。
商品開発から、このキャッチフレーズ・流通まで、
すべてをコツコツと考え、世に出して喜ばれていますと、
名刺代わりに手渡されたのだ。

直径3センチぐらいの小さいもので、
保管用の袋まで付いている。

今流行のネイルデザイン愛好者には、重宝されている、
ということだったので、私も使ってみた。
従来の爪切りと違って、よりきめ細かく、爪が手入れできて便利だ。

新製品を開発する苦労が、まさに「爪先まで」伝わってくるようで、
私も、重宝して使うことになりそうだ。

(K.K.)


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2009年06月01日

ニンテンドーDS

不況知らずで、快進撃続けている会社がある。
ご存知、任天堂である。

日頃、ゲームを親しんでいる世代には、説明は無用だが、
触ったこともない高齢者や初心者向けには、
普及用のパンフレットが用意されているのは、さすが。
内容も、分かりやすく説明されている。

特に、ソフト商品は、一般に普及するまでのPRの難しさは、
並大抵ではない。
それをご覧のように、パンフレットで地道に説いている。

様々な点で、学ぶところが多いのではないか。
一度は、手にとってみてはどうだろう。

(K.K.)


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2009年05月25日

移植鏝

「Design is simple.」という言葉は、
デザイナーを目指した時に、初めて教わった。
誰が言い出したか知らないが、
デザインは、シンプルが一番良いというのである。
飛躍して言うと、人類の英知から生まれた言葉のように思えた。

この園芸に使う移植鏝は、正に、シンプルそのもの。
20年前と、デザインは変わっていない。
そこが気に入って使い始めた。

ステンレス、日本製。
製造元は、刃物で有名な新潟県三条市である。
そして、注意書きがひとつ。
「直接、素手で触らず、軍手等をお使い下さい。」
この注意書きも、シンプルである。

(K.K.)


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2009年05月18日

ゴムスティック

これは、何でしょう?

白い部分が刃物であれば、カッターだろうが、
実は、この部分がゴムで出来ている。
ゴムスティック(消しゴム)だ。

使い切ったら、カッターの刃を入れ替えるように、
予備のゴムを入れ替えて使う。
このアイデア、ルーツは、やはりカッターだろう。
鉛筆をよく使う人には、身近な道具になりそうだが、
昨今、鉛筆を使う機会が少ない私にとっては、
机の上のお遊びグッズのようにも思える。

それにしても、カッターと見間違えるような、
そっくりの外観と機能で、別の商品が生まれるという、
そのところに感心した。

アイデアのルーツは何処にでもあるものだ。
見聞を広めることは、デザイナーには必須だということが
この小さな例からも、改めて感じられた。

(K.K.)


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2009年05月11日

ドライバドリル

趣味の範囲である日曜大工も、日曜日(休日)という限られた時間の中で、
あるところまで仕事を終えなければいけないので、
道具の良し悪しが、やはり大事になってくる。

15年以上使っている、充電式ドライバドリルのニカド電池が駄目になり、
メーカーに問い合わせたが、既に部品が無いという。
修理は諦め、友人のススメで、コードレスではない、
普通のものを購入してみた。

最初は、常にコンセントに差し込み、長いコードが必要なので、面倒では?
と思っていたのだが、週末だけ使うから、差し支えないということが分かった。

能率という点から見れば、ドリルのピットの着脱が簡単に出来る
キーレスチャック機能や、最適なトルクが選べる20段クラッチなど
必要な機能がついていて、作業がはかどることで満足した。

時には、道具を買い替えることも良いものだ。
趣味の日曜大工も、奥深いものになるようだと、遅まきながら覚った。

毎日使っているパソコンなど、数年も持たないことを考えると
こういう道具の買い替えなら、安いもののように感じた。

(K.K.)


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2009年04月27日

キーボードクリーナー

デザインのスケッチや図面を鉛筆で描き、直しは消しゴムで消し、
羽箒(はねぼうき)で掃除をしていた時代が懐かしい。
そう思ったのは、この目新しいキーボードクリーナーを手にして
驚いたからだ。

スイス生まれの画期的な新素材クリーナー、「サイバークリーン」。
ジェル状素材で、凹凸面や隙間に威力を発揮、
ゴミ、ホコリ、チリ、バイ菌までも吸着、吸収して除菌もする、とある。

実際に使い始めて間も無いから、まだ成果は書けないが、
この手の商品を企画する人の発想力に、時には学びたい。
それは、何からヒントを得て発想したにしても、
かなり難産であっただろうと想像が付くからである。

(K.K.)


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2009年04月20日

ハンディシーラー

まず、形が目に止まり、手にとってみた。
台所用品には、あまり見られない形だ。

食べかけのスナック菓子の保存、野菜類の保存…etc.
「ポリ袋の口をピタッ!と閉じる」道具とある。

面白そうなので、買って使ってみた。
ポリ袋を熱で溶着するという単純な道具だが、
単3形乾電池を2個も使用しているので、長さが10センチにもなり、
重さも、コンパクトデジカメぐらいになっている。

磁石が付いていて、冷蔵庫に貼り付けられるのも良いが、
子供のいる家庭では、玩具にされそうだと思ったら、
やはり、「お子様の手の届かないところに保管下さい」と
注意書きがあった。
やけどの危険があるというのだ。

台所用品として、十分使える商品だが、この大きさと重さが気になるし、
外観を一目見て、何をする道具か分からないのも頂けない。
単3形乾電池を2個も使用しているのだから、
もうひとつアイデアを加えると、面白いものが出来そうだ。

自分ならどうするか、考えてみたくなる商品だ。

(K.K.)


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2009年04月13日

セルフ・フィット機能ボールペン

海外に出かける時は、ちょっとした日本のお土産を持って行くと喜ばれる。
軽くて、安くて、アイデアがある、MADE IN JAPAN が良い。

先日は、このぺんてるのボールペンを持っていった。
握った形をキープする「セルフ・フィット機能」を持つ
グリップを搭載している。
グリップ内部には、約4000個のビースとゲルが含まれており、
その組み合わせが、独自の柔軟性と低反発性を生むという。

まずは、この話題性をお土産にした。
まだ、使用後の感想は届いていないが、私は630円という値段とともに、
気に入っている。

(K.K.)


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2009年04月06日

喜ばれたノベルティデザイン

おまけにもらえるノベルティグッズのデザインは、アイデアが勝負である。
先日、この道3年目に入るA君が近況報告に来た時、
彼の作品を頂いた。

郵便切手を大胆に扱っていて、「年賀はがき」販促グッズとしては、
これ以上わかりやすいデザインは無い。
また、エッジの部分が大きく刻まれている点は、
メモ帳としても使いやすく、大変好評だったという。

しかし、制作段階では、ノベルティが故に単価が決められていて、
このエッジ部分の型代に難航したという。
例に漏れず、これも中国製で、中国の工場とのやり取りだったそうで、
後で考えると、その苦労も楽しかったと語ってくれた。

そんなA君の話を聞きながら、彼が、ノベルティグッズのデザイナーとして、
ひとつずつ自信を増していて、プロダクトの世界を楽しんでいるようで、
実に、頼もしく思った。

(K.K.)


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2009年03月31日

グローバルな種

3月は野菜の種蒔きシーズン。
2袋105円だったので、蒔くところもあまり考えず、
6袋購入してみて驚いた。

種の生産国が、世界に広く散らばっているのだ。
オクラはインド、モロヘヤはエジプト、チンゲンサイは、なぜかイタリア、
地這きゅうりは中国、西洋ほうれん草はデンマーク、
つるなしいんげんはアメリカ。

グローバルとは、こういうことかと感心しながら、
ラベルに国旗でも印刷してあれば、なお分かりやすく、
楽しいのではないかと思った。

趣味人には、まずは芽が出れば、良し。
但し、裏面には、
「蒔種後の栽培条件、天候により、その結果が異なることがあるので、
 結果不良の責めは、お買い上げ代金の範囲内とさせて頂きます」
と、しっかり書かれていた。

この春は、何割芽が出るのか、「賭け」から始まる。楽しみだ。

(K.K.)


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2009年03月23日

焼酎の新製品

大手ビールメーカーから、焼酎の新製品が発売された。
ビールより健康に良いとかで、焼酎が売れていることもあり、
試しに飲んでみた。

商品名の「淡麗」は、同じ名前の発泡酒が、10年以上前、
確か発泡酒のはしりとして発売されたものだった。
この発泡酒の開発に参加した友人デザイナーから、
お花見の時に、1ダース送られて、飲んだ記憶がある。

今回の焼酎は、瓶ビールのようにストレートで飲む。
珍しい。
味の方はというと、まず口当たりが良い。
冷やしてあるからか、ビールの一杯目の喉を通る感覚と似ている。
さわやかだ。
そして、水割りやお湯割りを作ったりといった、手間が掛からない。
手軽である。
価格も300円台で、二人位で飲むには、まあまあの値段である。

さて、この瓶詰めストレート焼酎、発泡酒のように、
ブームをつくるのだろうか。
お花見前のこの時期に発売され、そこには、どんな広報・宣伝戦略が
隠されているのか、この4月にかけて、注目したい。

(K.K.)


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2009年03月16日

「両口ゲンノウ」って、何?

先日、手に入れた「両口ゲンノウ」。

「ゲンノウ」を辞書で引いてみる。

【げんのう(玄翁)】
 (玄翁和尚が、殺生石を割るのに用いたという伝説から)
 頭の両端にとがりの無い金づち。
 大工や石工が、鑿(のみ)を叩いたり石を割るときなどに用いる。
 →金槌(かなづち)。

なるほど、この商品のラベルにも、「BOTH FACES OF HAMMER」
と書かれているから、両面金槌だということは分かる。
プロの大工さんでも、金槌を使わない時代だから、
この手の道具の名前は死語になりつつあり、ネーミングが難しい。
漢字で 「玄翁」 では駄目で、「両口ゲンノウ」になったのだろうが、
やはり分かりにくい日本語だ。
いっそのこと、「ハンマー」にしてもよさそうな気がした。

(K.K.)


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2009年03月09日

お風呂タイマー

時計・温度計付お風呂タイマーである。

お風呂好きな、普通の日本人には必要ないかもしれないが、
使い方によっては、健康管理等にも使える。
特に、お風呂嫌いな子供、いや大人にも、使い道がありそうだ。

実際に使ってみて、お風呂の中での「1分」「3分」「5分」といった
「作業時間」がはっきりするし、時間感覚が身に付く。
子供には、「3分だけ我慢しなさい」と、「3分」を教えたり、
「お湯の中での遊びは5分まで」と決めるなど、
その家庭なりの使い方を考えることも可能だ。

但し、『この商品は湯温計ではありません』と、
赤字で記載されていたので注意したい。
やはり湯温計機能も欲しかった、などと
無いものねだりはしないことだ。
シンプル機能に満足したい。

(K.K.)


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2009年03月02日

デザインの世代交代?

『ゲームの楽しさをどこまでもエキサイティングに。
ゲーマーの遊び心に火を付けるパワフルパフォーマンス。
最新ゲームを自在に操るフルスペック搭載のバトルプレーヤー』

ご存知、コンピュータ市場の世界シェア・ランキング第3位の
台湾メーカー、エイサー(acer)の最新モデル(写真:上)のコピーである。

ガンダム世代のデザインとでもいうのだろうか、
デザインの世代交代が行われたように、私には思われる。

カタログには、「使うスタイルに合わせて選べる」として、

「Game Style (ゲームスタイル)」
「Hi-Vision Tv Style (ハイビジョンTVスタイル)」
「High End Style (ハイエンドスタイル)」
「High Performance Style (ハイパフォーマンススタイル)」
「Diet Style (ダイエットスタイル)」

と、Style(スタイル)という単語が並んでいるのは壮観である。

例えば、Game Style(上の写真)は、ルックスからパフォーマンスまで、
すべて、ゲーマーの想いに応えたゲームマシンだとある。

何でもござれ、品揃え豊富、パソコンのデパートといったところか。
皆さんは、このデザイン、どう思われるだろうか。
私も、店頭で見て、手にとってから議論してみたい。

(K.K.)


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2009年02月23日

特大ちりとり

掃き込み口が広く、ゴミがとりやすい「特大ちりとり」。
水も、500ccまで集めることができる。
水をまいた後、水溜りが出来ることがあり、
水取りとちりとり、両方に使えるのは便利だ。
その他、ほうきを立て掛けるホルダーや、
ゴミばさみを収納できるホルダーも付いている。
「MADE IN JAPAN」だ。

日用雑貨のデザインにも、常にアイデアが付加され、
便利なものになっているのには感心する。
日本の雑貨デザイナーの層の厚みが増しているのだろうが、
この特大ちりとりの場合、デザインが少々古く感じるのはなぜだろう。
木製だった時代のちりとりの形に似ているからか?
それが、惜しまれる。

今後は、思い切って、斬新なアイデアを盛り込み、使い勝手を見直し、
樹脂の特性を活かした形状を考えていけば、もっと良くなると思う。

雑貨デザインにも、新風を期待したい。

(K.K.)


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2009年02月16日

チョコレートが届く日

今年のバレンタイン・デーは、土曜日ということで、
会社などで渡される、いわゆる「義理チョコ」需要は減ったのだろう。
しかし、私にとって、今年のバレンタイン・デーは、
お休みでもチョコが届く、何とも便利な国に住んでいるものだと、
改めて感心する日となった。

友人が、クール宅急便で送ってくれた、
「ANNIVERSAIRE OMOTESANDO」と、書かれてたパッケージ。

文字通り、表参道にあるショップのものだが、
彼女は、ネットショッピングで注文し、配達日指定して贈ってくれたものだ。
そして、支払いは、ネットバンキングで。

東京・表参道まで行かなくとも、いまや、パソコンや携帯電話だけで、
ギフトが贈れるのである。
改めて、その便利さに感心するとともに、
いろいろなことを考えさせてくれるバレンタインデーにも感謝した。

(K.K.)


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2009年02月09日

教育たんぼの米

パッケージには、『これから農業を担う、若い力が育みました』とある。
秋田県の農業高校で、授業の一環として作られた米らしい。

裏面には、
『お客様のご意見をお聞かせください。
 このお米に対するお客様の率直なご意見を頂戴し、
 生徒さんに、消費者の生の声として伝え、
 少しでも稲作後継者育成のお手伝いになればと考えています』
と書かれ、販売会社の住所が入っている。

ここで、疑問が生じる。
秋田の高校が直接、「お客様の率直なご意見を頂戴したい」と
なぜ書けないのだろう。なぜ、販売会社が窓口なのか。

流通の問題があるにしろ、業者任せで、市場調査は出来るのだろうか。
高校生自らの手で、市場調査も行う。それでこそ生の声だ。
そのあたりを、なぜ高校で教えないのか?

『教育たんぼの米』というネーミングを眺めながら、
何が教育なのかと思った。
葉書やアンケート用紙一枚入っていないのも気になった。

(K.K.)


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2009年02月02日

折込鋸

動物の冬眠の季節は、庭木や果樹など、植物の剪定の季節でもあると
昔、教わったことがある。
そこで、一念発起、ホームセンターで、安くて、丈夫そうで、
格好の良い鋸を探してみた。

「格好良い」ことが、なぜ条件なのかというと、何処の売り場でも、
鋸の切れ味を試すことが出来ないから、
見た目で決めるしかないのである。
機能重視のこうした商品でも、やはりデザインは大事なのだ。

こうした道具類は、常に、当りハズレが多いのだが、
安いからか、文句を言う人をあまり見たことが無い。
私も、この日、購入したのは、980円のものである。
よく見ると、MADE IN TAIWANとあり、
久しぶりに台湾製のデザインを見つけたという興味もあり、使うことにした。


年に一度の剪定は、果物で言えば、実をつける枝を残すか、
切り捨てるかの大事な作業。
思い切って、枝を切る。
今回は、切れ味の良さに感心した。「当り」だった。
ついつい切りすぎたぐらいで、樹木に「ゴメンナサイ」と、
「にわか庭師」は反省しきりの日曜日だった。

(K.K.)


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2009年01月26日

LEDクロック

昨年暮れ、パソコンを購入した時に、おまけをもらった。
転がすたびに、時計、アラーム、タイマー、温度計と、
機能が変化する『回転変化!LEDクロック』だ。

IMG_5512.JPGIMG_5511.JPG

我が家には、いくつも時計があるし、使うこともないと思っていたが、
このところの寒さに、ふと室温が何度なのかと見てみた。
5度である。寒いはずだ。
暖房を入れると、すぐに10度くらいには上がるので、
自分にとって快い温度は何度なのか確かめながら、
寒さ対策をし始めた。

こんなカタチで、この時計を使い始めるとは思っても見なかったので、
この4つの機能で商品化した企画担当者や、
デザイナーの気持ちを察するようになった。

「時計」「温度計」で、機能は2つ。
回転させるから、あと2つ、機能をつけられる。
何にすべきか迷ったに違いない。
台所で必要になるかもしれない「タイマー」機能、
寝室で必要な「アラーム」機能と、苦慮したのだろう。

この手の商品は、普通、なかなか自分でお金を払っては、
買わないだろう。
商品を購入したときのおまけに適している。
自分では、わざわざ買わないが、おまけだと喜んでもらう。

こうしたノベルティ(novelty)商品分野で活躍しているデザイナーに
知り合いもおり、彼等の商品発想力には、脱帽することもある。
万人が好むアイデアとは、難しいものだと改めて思った。

(K.K.)


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2009年01月19日

関西のお土産パッケージ

大阪と京都の友人、それぞれから、お土産を頂いた。
期せずして、関西みやげが二つ。
大阪の「大黒ソース」と、京都の「千枚漬」である。

共に、大阪、京都、それぞれを代表している顔が
パッケージデザインに、濃厚に出ていると感じた。
ほのぼのとした見た目に、頂く前から味を思い浮かべる。
これは、パッケージデザインの勝利か。

どちらも、著名なデザイナーの作品とは思えないだけに、
むしろ、この両者のデザインには味がある。

実際の「味」の方はどうか、これから食べて確認したい。

(K.K.)


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2009年01月13日

おりがみ用いろいろはさみ

世界に類を見ない日本の折り紙文化。
その折り紙用のはさみである。

安全性を考慮し、材質をプラスチックにして
刃物部分を取り替えて使用する。
6種類の切り方ができるので、折り紙が、より楽しくなる。

この手の繊細なアイデアを思いつくのは、
やはり日本人ならではだろう。
こうしたアイデアは、様々な工業製品に応用できる。
アイデアというものは、尽きることが無いのだ。
文房具や雑貨をはじめ、すべてがアイデアの参考になることを
このはさみが教えてくれている。

(K.K.)


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2009年01月05日

お正月と国旗

明けましておめでとうございます。

政治・経済の大混迷のうちに暮れた'08年でしたが、
この厳しい状況を切り開くのも「デザイン」であると、
ちょっと居直るくらいでいきましょう。

さて、お正月、群馬県高崎市郊外にある浅間神社で目にした国旗は、
すがすがしく、改めて良いデザインだと感じた。

木製の鳥居に、日の丸の国旗を交互に組み合わせ、
リボンを配した単純なものだが、
お正月のお祝い気分が一目で伝わってくるのが良い。
昔から伝えられてきた、伝統的なデザインが、粋(いき)だ。

今年も、身近に「気になるデザイン」を見つけてゆける年にしたい。
そして、肩の力を抜きつつ、いつも学んでいきたい。

(K.K.)


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2008年12月22日

夢のパッケージデザイン

「クリスマス商戦」という言葉が何処で生まれたか知らないが、
思うに、ヨーロッパ、英国かフランスあたりだろう。
いや、イタリアはローマあたりかも?

というのは、先週、フランスはニース、カンヌ、
伊はピサ、フィレンツェ、ローマを駆け足で見てきたからだ。
ちょうどクリスマス商戦の時期で、その混雑ぶりに驚いた。
信仰の深さと、ギフトの多さは、関係するのかと疑いたくなるほどだった。

子供用のお土産には、かなり凝ったパッケージもあり、
国が違っても、パッケージデザインに夢を持たせているのは
何処も同じだと思った。

一方、東京は品川の駅で買った、子供たちへのギフトの
パッケージデザインも、夢の持てるもので感心した。

しかし昨今は、エコの時代でもあり、過剰包装でないかと
厳しい目を向けている人も居ることを忘れてならない。

お歳暮の中身が、見た目より少ない!と、
メーカーに文句を言ったという話も聞いた。
過剰包装のせいである。

故に、夢を与えることとのさじ加減の難しさに挑戦してゆくのも、
パッケージデザイナーの使命だ。
がんばれ、パッケージデザイナー。

(K.K.)


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2008年12月15日

バッグの鍵

旅行用バッグの鍵を買った。

そのパッケージには、
「TSKロックは、アメリカ運輸保安局(TSK)が空の安全のために、
 アメリカで開発された特別なシステムを備えています。
 アメリカへの出入国とアメリカ国内のフライトの際に、
 施錠して荷物を預けることができます。
 TSKロック以外の鍵の場合は、鍵をかけず荷物をあずけなければなりません。」
と書いてあるが、その特別なシステムという意味が良く分からない。
たかが1,000円ほどの鍵に備わった、
「特別なシステム」とは何なのか、疑問を持つ。
安全な国・日本では、ピンと来ないシステムだ。

それにしても、売り場では、この派手な色彩は目立つ。
鍵ひとつにしても、デザイナーが関与しているのは、さすがアメリカ。
旅行が楽しくなる「小さな鍵」にも見えるから不思議だ。

(K.K.)


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2008年12月08日

エコ時代のパッケージデザイン

プリンタも、「お持ち帰り」の時代になった。
小型・軽量化が進み、買った店に配送を頼むほどでもなく、
簡単に紐を掛け、持ち手をつけて「ハイ、どうぞ」というわけだ。

買った人は、これを街中や電車など、持ち歩く。
タダで宣伝してくれるようなものだ。
パッケージデザインはどうあるべきか、
今一度、考えてみる価値がありそうだ。

一方、コンビ二業界では、パッケージデザインで
売れ行きが決まると言われて久しい。
それ故に、昨今、各社はパッケージデザインに力を入れており、
求人も安定してきている。
ゴミにならない素材の開発にも、デザイナーの知恵が
試されているというから、やりがいのある職場と言えそうだ。
いいことだと思う。

(K.K.)


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2008年12月01日

歯ブラシ

このところ、週一回ほど歯医者に通っている。
治療もあるが、歯垢除去等のメンテナンスの目的もあり、
先日は、ハミガキ指導も受けた。
しっかり全体を磨きましょうという模型を使った指導は、
小学生時代に教えられたことと同じで、苦笑した。

ただ、今回指導を受けてみて、昔の歯ブラシとは違い、
今は、電動歯ブラシを使っているから、簡単に歯垢が取れると
錯覚していたことに気づかされた。
あの電動歯ブラシの回転数などを考え、完璧だと思っていたが、
丁寧に磨き切れていないので、そんなに効果がなかったのだ。

そこで、薬局で探し出したのが、
「歯科医のハミガキ指導から生まれた理想型」
というキャッチフレーズの歯ブラシである。

形状はTスタイルブラシで、ドームカットが歯の裏側にもフィット、
歯垢を良く落とせます、とある。
はたして、キャッチフレーズの通りなのかと、
疑いながらも使い始めている。

この手の毎日使う道具・雑貨のデザインがしたいと、
あこがれるデザイナーは多いが、簡単なようで、一番難しい。
「磨く」という機能は同じでも、
値段は、100円から何千円もする電動歯ブラシまである。
上手に磨く決め手は、結局は道具ではなく、
使い手の磨き方だとしたら、ますます歯ブラシのデザインは難しい。
雑貨デザインの奥は深いのだ。

(K.K.)


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2008年11月25日

エコライフ

文房具やオフィス家具関係の会社の新製品展示会に招かれ、
その記念品として、この缶をいただいた。

缶の中味は、「リトルガーデンハーブの栽培セット」。
室内で一年中お楽しみいただけます、とある。

タイトル「WORK@EARTH」が気になり、覗いてみた展示会は、

  ようこそ、品川の「エコライフオフィス」へ。
  ここは、エコを活力にして、企業の成長をサポートするオフィスです。
  地球環境を意識しながら働こう!
  CO2の排出量を抑えながら、
  知識創造を誘発するオフィス作りを提案していきます。

などなど、しっかりとPRされ、アイデンティティ、企業姿勢が明確で、
時代の空気を取り込んでいるのに感心した。

(K.K.)


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2008年11月17日

折りたたみハサミ

師走が近づくと、浅草橋界隈が賑わいだす。
先日、店先で面白い形を見つけたので、
何ですかと、お店の人に聞いてみた。

折りたたみハサミですよと、見せてくれる。
隠れていた刃の部分を左右に引っ張り出し、

持ち手部分を回転させるとハサミになるというモノだ。

安かったこともあり、一目で気に入った。
新製品ですかと聞くと、「昔からあるよ!」と冷たい返事。
見たことないと言うと、そんなものも知らないのという顔をされる。
「ごめんないさい。ひとつください」と買った。
買ってから、どこで何に使うか考えればいい。
今はもっぱら、回転させては、ハサミの構造を見て楽しんでいる。
安全を考えてのことか、これを作った昔の人は、
町の発明家だろうか。偉い。
嬉しいことに、「Stainless Japan」の刻印があった。

時に、浅草橋界隈の店を覗いてみると、
何かしらの刺激とヒントを得られることがあるようだ。

(K.K.)


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2008年11月04日

JR駅構内

これほど車社会になる以前は、旅といえば、鉄道や船だった。
そして、駅や港には、それなりの特徴あるスタイルがあった。
ところが昨今、JRの駅構内は、「駅ナカ」が幅をきかせ、
ホームも自動販売機が目立つようになった。
喉が渇いたら、手軽に何でも買えるから便利ではあるが、
その分だけ、情緒も減ったように思う。

「人生は旅」とは、言い古された言葉ではある。
しかし、芭蕉までさかのぼらなくとも、
我々は、鉄道、船、車の旅をしながら、人生をエンジョイする。
地方に行っても、すべてのJR駅構内が
画一的な自動販売機のみなったら、寂しい。

自動販売機も、確かに便利であることは分かるので、
それと両立するアイデアはないものだろうか。
その地方の特徴を盛り込んだ自動販売機でもいい、
何がしかのアイデアがないと、旅もつまらないものになる。

そうしたことをJRに提案するデザイン団体があってもいいように思う。
ここにも、デザイナーの出番が沢山あるはずだ。

(K.K.)


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2008年10月27日

KAMAKURA Tourist Information

年間、国内外から2,000万人の観光客を受け入れる、鎌倉市。
その玄関口、JR鎌倉駅にも、やっと観光案内が設置された。

「観光マップ」「観光ガイド」と書いても、やはり伝わりにくいようで、
タイトルは英文で、「KAMAKURA Tourist Information」。
コースごとに、神社やお寺の写真入りで、徒歩何分と記載、
裏には、約5-6時間コースと、わかりやすい地図まで付いて、
パンフレットは、もちろん無料。
あの分厚いガイドブックは要らない出来映えで感心した。

ところが、このサインボードは、普通の観光客が通らないところにあり、
設置場所としては、いただけない。
JRに限った話ではないが、広告が優先して、公共のインフォメーションは
言い訳程度に設置されていて、何とも腹が立つ。
一番大事な情報が、自社PRや広告看板に隠れているのである。

このボードの下に、「観光案内所は東口改札を出て右側にございます」
と日本語表示されていることにも、驚いた。
多様な国からの観光客を受け入れるには、
英文、中国語、韓国語も表示すべきだろう。

私たちにとっても、旅行者にとっても身近であるJRなどが率先して、
もっともっと、ユニバーサルデザインを取り入れていってもらいたいものだ。

(K.K.)


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2008年10月20日

おもしろはさみカッター

普通のカッターに、普通のはさみをくっけた、『はさみカッター』。
アイデアはユニークであるが、今ひとつ使い辛い。

新聞の切抜きなど、はさみとして使う場合は、カッター部分が邪魔になるし、
カッターとして使って工作するときは、はさみ部分が気になって、
精度を求める場合は、どうも勝手が悪い。

今までの「慣れ」というのもあるから、使い勝手が悪く感じるのだろうが、
いずれにせよ、気になるデザインである。

以前に、安全性に配慮した設計の『ペーパーカッター』を紹介した。
それに比べると、この『おもしろはさみカッター』は、
私には、今ひとつ面白くない。
普通のカッターと普通のはさみをくっつけただけというのが、
どうにも許せないのだ。
1+1が2でなく、1+1が3や4になるのであれば、
本当に、『おもしろ』くなっただろうと悔やまれる商品だ。

製図機械製作会社の製品だけに、専門家用なのか分からないが、
やはり疑問が残る。
これが、元・デザイナーの弁である。

(K.K.)


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2008年10月14日

神社の「メニュー」

連休の鎌倉は、後半は晴れたこともあり、
どこも、いっぱいの観光客で賑わっていた。

ふと立ち寄った神社で目にした、御守り札などの「メニュー」、
しっかりと価格が書かれていて、まるで自動販売機のように感じた。

ちょっと前までは、御守り札などを手にして、
値段を聞いて、巫女さんから購入したもの。
それが、「入口の授与所(売店)で頒布してあります」とあり、
見ると、巫女さんが一人。
今流の人を介さないシステムになってきているようだ。

沢山の巫女さんが並んだ授与所から、
御守り札を買った想い出があるだけに、無味乾燥に思えた。
人件費の高騰も気になるが、どこもかしこも
自動販売機風になる販売方法はいかがなものか。
疑問に思った。

(K.K.)


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2008年09月29日

LEDレンザーライト アンド ツールス

同じメーカーのLEDライトを2度も買った。
以前、同じく「気になるデザイン」で記した『LED レンザー ムーン』
同じメーカーだから、パッケージの右上にドイツ国旗と
「GERMAN DESIGN」という文字が印刷され、
読めないようなところに、小さく「MADE IN CHINA」とあった。

今度のものは、プライヤーやハサミ、ナイフなど、9種類もの道具付だ。
登山ナイフには、この手の道具がついているものがあり、
重宝してきたが、プライヤー付は初めてで、
1,980円というのも、手ごろで気に入った。
日曜大工の続きのように、それらの道具と遊んでいる。
道具たちは、それぞれコンパクトに作られているから、
その使い方には、多少の練習が必要だ。

このアイデアを思いつき、商品化した人は、
いかなる必要があって開発したのだろう。
少しは遊び心があり、眺めるのも好きな、
エンジニアかデザイナーか、とも想像している。

(K.K.)


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2008年09月22日

消せる色鉛筆

「消せる色鉛筆」というものを入手した。

花や景色のぬり絵カード5枚付きで、見本を見ながら、
ぬり絵の線の中をぬってゆきましょうと説明書が付き、
やさしい色鉛筆アートの解説CDが一枚付いて、682円。
大人の絵手紙制作にも応用でき、楽しめそうだ。

例えば、見本「夕焼けの海」には、
「水面の船の陰に色をかさねて深みを描いてみましょう」
とあり、懇切丁寧な説明には驚いた。

「手作り」「アナログ」といったキーワードからなる
この手の文具、教材類には、いいものが出ているが、
パソコンのお絵かきソフト等に押され、苦戦しているらしい。

芸術の秋、時にはPCから離れ、昔懐かしいアナログの世界、
色鉛筆の世界も覗いてみてはいかがだろう。

(K.K.)


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2008年09月16日

すだち(酸橘) 


今年も「すだち」を戴いた。
有名な徳島産で、とてもおいしいので、いつも重宝している。

【すだち(酸橘)】
 ミカン科ユズ類の常緑低木。
 果実はユズより小形、緑色のうちに独特の香味を賞味する。
 香味料として賞用。主に徳島県に栽培。

と辞書にある。

パッケージの横に、小さなロゴマークと共に、
「新鮮共感徳島」と表示があった。
徳島県のキャッチフレーズだろうが、
「すだち」も「ユズ」も見分けがつかない私には、
「新鮮共感徳島」と言う言葉がイマイチ半端に思えた。

もっと、地方の特産品が堂々と店頭に並び、
旬の焼き魚につけられ、香味を賞味、堪能のイメージを
打ち出したほうがいいように思った。

(K.K.)


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2008年09月08日

『農家のお米』

毎年、この季節、田舎から「新米」が送られてくる。
早場米地区の特産でもあるから、いつもありがたく頂いている。
年齢の事もあり、今はお米づくりを止めた義弟であるから、
かなり吟味して選んでくる。
販売者名に彼の名前が記してあるのも愛嬌だが、
今年は、見事なパッケージ・袋入りで、
「農家のお米」と書いてあるのには驚いた。

お米は、農家しかできないと思っているから、
このネーミングは、当たり前のことを表示しているので、
かえって面白いと思った。
因みに、広辞苑には、「農家」とは、
「農民の住居である家、農業を営む世帯」とある。

このパッケージの裏には、
「この袋は、笹の葉を利用した原紙を使用しており、抗菌作用があります」
と明記され、PL法に基づく表示もあり、
さすがに、「Made in Japan」までは、記してはいなかったが、
どこかの国の食品と違う、ということを明らかにするような、
きめ細かい配慮がしてあった。

(K.K.)


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2008年09月01日

老舗のカステラ

友人が、長崎の老舗のカステラを送ってくれた。
学生時代、長崎で頂いた覚えがある懐かしい味を堪能した。

包装紙も立派で、捨てることなく見ている。
中にも、いろいろなパンフレットが入っていて、
味を忘れさせないような「カステラものがたり」があった。


『カステラおぼえ』
カステラはいわゆる南蛮菓子の一つであって、
ポルトガル人が1571年から長崎に居着いたとき、
製法を土地の人々に伝授したとあり、
この菓子はスペインに古くカステラという王国があって、
そこのパンとして紹介されたが、長崎人はその国名だけとって
菓子の名としたとあり、また、大航海時代の先陣を切った
海の民ポルトガル人は、まったく新しい食の文化を
遥かな大洋を越えて日本に運んだロマンありと…。


天和元年、1681年創業の老舗だけあり、
包装紙や、パンフレットのデザインにも力を入れ、凝っている。
挨拶状、アンケートの葉書まで入っていて、
味を忘れさせない工夫がしてあり、さすがである。
まだまだ老舗に学ぶことが多くあるように思った。

(K.K.)


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2008年08月25日

ペーパーカッター

歯ブラシくらいの大きさの、アメリカ製ペーパーカッター。

刃の部分がカバーされているため、刃が直接手に触れない、
安全性に配慮した設計だ。
紙を差し込み、押すだけで簡単にカットできる、
雑誌・クーポンの切り抜き、お子様の工作等に最適、とある。
さすがは、3MのScotchブランド。

実際に、子供が使っているのを見ていると、
安全性は抜群だけに、切り抜く精度は今ひとつかもしれないが、
使いやすそうで、面白い文具だ。

先日も、この『気になるデザイン』で取り上げた製品パッケージに、
ドイツ国旗が印刷され、「GERMAIN DESIGN」とあるのは、
心憎いアピールだと書いたが、
この製品も、アメリカ国旗の中に、「MADE IN USA」とある。

そろそろ、わが国の製品も、「MADE IN JAPAN」を
大きく表示してもいいように思った。
但し、アイデアの優れたものの方が価値あることはいうまでもない。

北京オリンピックは閉幕したが、
「製品オリンピック」は、これからも、ずっと続いていく。
「MADE IN JAPAN」の底力を見せたいものだ。

(K.K.)


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2008年08月18日

高速バスのインテリアデザイン

安くて便利な乗り物として、若い人を中心に、
出張や帰省時に、よく使われている高速バス。
昨年の秋から、我が故郷の市からも東京方面に発着あり、
という広告に魅せられ、今回の帰省時に、往復利用してみた。

午後10時に出る夜行高速バスだから、シートも3列スタイルで定員28人、
少し料金は割高だが、ゆったりしたリムジンスタイルで、
大きな旅行カバンなども収納してくれるから、便利だ。

乗ってみて驚いたのは、シート個々が、ひな壇に載せてあるようなデザインで、
独立していて、前や横の人の気配が気にならないように工夫されている点だ。
トイレが付いている夜行バスだから、23時から翌朝6時まで消灯し、
サービスエリア休憩はなく、一歩も外に出ずに、ゆっくり休めるし、
良く眠れるように設計されている。

ここまでは、いい事づくめにも思えるが、難点もある。
まず第一に、シートがひな壇の上に載ったようなデザインなので、
かなり高い位置に座ることになり、シートから落ちるような気がして落ち着かない。
飛行機の椅子のように、リクライニング機能は完璧で、読書灯もあるが、
落ち着いて本を読む気にはなれない。

そして、サービスエリア休憩が無いため、
椅子で10時間、座りぱっなしというのは、やはり疲れる。
ヨーロッパ等に行く時、成田からの飛行機の12時間とは違うのである。

夜間高速バスでは、眠ることを前提にしてデザインするなら、
寝台列車のようにベッドを並べることも考えていいのでないか。
畳がいいとは言わないが、リクライニング椅子に拘らず、
別の発想で室内をデザインすることも求められてくるように思った。

(K.K.)


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2008年08月11日

LED レンザー ムーン

ボールペンの半分くらいの大きさのLED懐中電灯を買った。
商品名は『LED レンザー ムーン』。

パッケージの右上にドイツ国旗が印刷され、「GERMAN DESIGN」とあるが、
小さく読めないようなところには、「MADE IN CHINA」とあった。
ランプの寿命は、50,000時間、バッテリーの寿命は50時間で
値段は、1,280円だ。
裏には、キャンプや登山、停電・災害時に適しているなどと、
使い方が明示され、非常に分かりやすくできている。

このパッケージ・デザインの中では、ドイツ国旗が印刷され、
「GERMAN DESIGN」とあるのが、憎いところだ。
われわれも、自信を持って日の丸を掲げ、
「JAPAN DESIGN」と明記することがあるのだろうか?

北京オリンピックの最中でもあり、考えさせられる小物商品である。

(K.K.)


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2008年08月04日

電動蚊取り

夏の必需品、蚊取り線香。

こちらは電動蚊取り。
そのデザイン・ルーツは、
ご存知、昔懐かしい陶器のリ・デザインから。

しかし、ここまで似た物を作らなくていいのではないか。
一味違ったデザインがありそうで、デザイナーの奮起を望みたい。

(K.K.)


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2008年07月28日

オリンピック・ファッション

北京五輪の開幕まで、もう間もなくとなった。
日本選手団のメダル獲得予想もいいが、
開会式にみる、各国選手団のファッションも気になる。

写真は、1964年(昭和39)に東京で開催された、
第18回大会の日本代表選手公式ブレザー。

jacket.jpg

真紅の生地に金の三つボタン、胸元には日の丸のデザイン。
記憶にも、あざやかに残るその赤は、
往時の晴れ晴れとした雰囲気を今に伝えている。

今度の北京五輪には、どんな奇抜な、どんなすばらしいファッションで
世界各国の選手が行進するのか、これも開会式の楽しみの一つであり、
五輪のデザインコンペの始まりである。

(K.K.)


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2008年07月22日

ノベルティデザイン

「災害は忘れて頃にやってくる」という、
有名な寺田虎彦の言葉がある。

その言葉を意識していたから、

先日、あるメーカーのOA機器のデモを見学した際、
帰りに、数種類から、お好きなノベルティを差し上げますと言われ、
冒頭の言葉を思い出したので、かわいい縫いぐるみ型の
「防災キット」を頂いてきた。(写真)

懐中電灯や、笛、ビニールシートなどと、災害時の説明書を入れて
7点もセットになっているのには驚いた。
さすが、日本のノベルティデザイナーの知恵とデザイン力は
すごいと感心しつつ手にしてみると、
意外や意外、チープなモノの集まりで、がっかりした。

7点セットにこだわり、無理して寄せ集めしたように見え、
生命に関わる「防災キット」としては、いまひとつアイデアに欠ける。
サービスとして、ただでもらったとはいえ、
使い物にならないと思い、残念に思った。

それならば、7点セットにこだわることなく、3点セットで十分だから、
災害時に大切なもの、例えば、水だとか、薬なども
考慮に入れたものがあっていいのではなかろうか。
限られた予算で製品化するのが大変なのは承知しているが、
無理せず、1点でも、2点でも、ハートの通うものがあれば、
ノベルティデザインとしては、十分だ。

それ以上を望むなら、有料で揃えればいいことは、皆、知っている。

(K.K.)


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2008年07月14日

『熱中飴』

梅雨明けが待たれる東京。
暑さが続く中、お店で思わず買ってしまった飴がある。
『熱中飴』というネーミングに感心して、つい手が出たようだ。

そのパッケージも、味や効用を、
これでもかと列挙しているからすごい。

  『ガツンと塩辛すっぱいレモン塩味』