2012年12月アーカイブ

路上の修理屋さん

【 中国便り 】

長年愛用しているカバンがある。

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今年も広州、深センを初め、パソコンを背負ってハードな日程を共に
して来た。大きさといい軽さといい手放すことの出来ない相棒である。

ところが出張の日程に耐えかねてかついに糸がほつれ、痛みが
激しくなってきた。クリーニング屋に聞いても修理できないと言われ、
色々方法を探した末、路上に店を構える老人の手を借りる事となった。

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靴を直すミシン一台を露天に出し小雨の中で働く彼はいつも
人通りの多い交差点にいる。凄風冷雨の上海の冬、北風の中
一箇所づつ丁寧にミシンを当ててゆく老人の腕は確かだった。

修理が終わり、値段を聞くと5元。財布を覗くとたまたま小銭が
3.5元(約50円)しか無かったが、「いいよあるだけで」と言われ
にこやかにサービスをしてくれた。

東京では殆ど見られなくなった雑踏の中の修理屋、一仕事50円で
疲れきったカバンと共に私の心まで癒してくれた。

素朴な疑問を思い浮かべながらこの街の若々しい活気の中で
今日も昼休みのひと時を過ごす。

(N. Koyanagi in 上海)

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「自分探しより他人探し」

【 コンサルタント日記 】

自分なんて、たいていつまらないに決まっている。
いくら探したところで素晴らしい自分なんてほとんどの人は見つけられない。
若い人に忠告したい。自分探しなんて無駄なことはやめたほうがいい。

自分よりも他人を探すべきだ。尊敬できる人、圧倒される人、魅了される人、
そういう人を見つけて学び真似すれば新しい一歩が力強く踏み出せる。
と、作家の山本兼一さんが書いている。(日経12.5抜粋)

思うに、デザイナーも深い専門知識が必要な一方で、
広い教養も欠かせないが、自分よりも他人を探すべきだ。
尊敬できるデザイナー、圧倒されるデザイナー、魅了されるデザイナー、
そういうデザイナーを見つけて学び真似すれば新しい一歩が力強く踏み出せる。

期せずして、先週の日経夕刊「こころの玉手箱」で、
プロダクトデザイナー 深澤直人さんが、5回(12.月3?7日)にわたって、
彼のデザインの考え方を述べている。尊敬できるデザイナー
魅了されるデザイナーのお一人では? 図書館などでの一読オススメ。

(喜多謙一)

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