2012年2月アーカイブ

似たような物

【 中国便り 】

上海でウォークマンのイヤホンを探したら
18元で見つける事が出来た。日本円で220円程になる。
見つけた所はほこりの被った雑貨屋さんで、隣にはなんと
3元(40円)のイヤホンもあった。前回路上の露天で
買ったイヤホンはサイズが日本よりもやや厚くて耳に
フィットしなかった。今回の使い心地はどうなのかと
楽しみでならない。

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何事も似たようなキャラクターや製品を見かけるが
これらは廉価であるが本物ではない。購入して
使用して行くにはそれなりの覚悟と開き直りが必要だ。
使い心地やアフターサービス、そして何よりも本物を
買った者にだけ与えられる満足感はやはりコピー商品では
味わえない醍醐味であろう。

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中国での日本製品の品質やデザインに対する評価は高い。
数々のパクリ製品の荒波にもまれつつも本物の品質を
守り抜く事が肝要であると感じる日々である。

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(N. Koyanagi in 上海)

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熊本・肥後象がん

【 新芽・デザイン散策 】

「先日はお忙しいところ、肥後象がん2012ワークショップに
お越しいただき大変有難うございました。今回はかなり
プロデューサーの我儘を聞いてもらって、会場から
イベント内容まで勝手にやりました。」と、友人のデザイン・
プロデューサー奮戦の弁。

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ご存知、象がんは工芸技法のひとつで、象は「かたどる」、
がん(嵌)は「はめる」という意味。またこの技法を用いて
製造された工芸品を指すこともあり、象がん本来の意味は
一つの素材に異質の素材を嵌め込むという意味で、
「金工象嵌」、「木工象嵌」、「陶器象嵌」等がある。

その中の「金工象嵌」は、シリアのダマスカスで生まれ、
シルクロード経由で飛鳥時代に伝わったとされる。
江戸時代には京都などに優れた職人が多数生まれ、
日本刀、甲冑、鏡、文箱、重箱などに腕を振るったとか。

・・・そのテキストの終わりに
●肥後象がんの利点 金が厚く、布目が深い。そのため、
  表面が盛り上がって重厚感が感じられる。

●肥後象がんの欠点 重い。高価。錆びやすい。
  デザイン性に欠ける。

●肥後象がんの今後 「気持ちよく使えるか」。
  装身具だけにこだわらないで、「他の分野への展開」と
  いうことも考えていい。

など、テキストに明記されている。

いかに肥後象がんの欠点を利点にもって行くか、地元を
含め関係者の努力の一端をワークショップで見せて頂いた。

ここでも、まだまだ、デザイナーの知恵が求められ、
デザイナーの出番ありと、心強く思った。

(喜多謙一)

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ラベル・表示

【 気になるデザイン 】

本当は納豆好きであるが、調味料の封をうまく開けられず
こぼすことが多いので、このところ食べるのを遠慮することがある。

従って、納豆好きでないのではと自分で勘ぐる事もあるが、
調味料の封をうまく開けられた時は、スムースに美味しく頂いている。

これも加齢のせいにしていたが、今度見つけた”醤油入れ”には、
大きな文字で「ゆっくり切りとる」と、矢印入りで表示されているので
助かる。身近なところに、ユニバーサルデザインが取り入れられて
いるので、日本も、加齢社会も捨てたものでないと、心強く思うように
なった。

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ついでに、言わせて貰うと、小さな容器がゴミにならない、エコに
やさしい容器に”変身”してもらえると、なおいい。
ユニバーサルデザイナーの出番でもあるように思う。

(喜多謙一)


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お札

【 気になるデザイン 】

3.11以後、首都圏で四年以内に直下型地震が起きると
いう報道があり、一人歩きしているようで”真意”は
掴めないためにいただけない。

先日、千葉県の勝浦市の小さな部落の知り合いから、
権現神社の「火の用心」のお札を頂いた。この神社のところで
火災が止まったということで、由緒あるイベントとして
受け継がれているという。

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毎年、一月の終わりに、皆で今年の安全を願い、このような
「お札」を各家に配り、「火の用心」を心がけているという。
シンプルな粋な文字の色と、金色のアクセント、日本の伝統の
色使いは、ひときわ「お札」に生きている。身近なところから
我が家でも「火の用心」を、注意を呼びかけたいと思った。

(喜多謙一)


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卒業制作最終審査

【 コンサルタント日記 】

年も明け早くも1ヶ月が過ぎました。

卒業シーズンを迎えた、先日の金曜日、土曜日と続けて二つのデザイン系
学校の卒業制作の審査に立会う機会をえました。

金曜日の学校はデジタル系の学校ですが発表の内容はデザインはもちろん
ファッション、空間、製品、キャラクター、映像、アニメ、グラフィック、絵本、
はてはライトノベルと多岐にわたり、ご担当の先生も大変なご苦労だと人ごとの
ように関心とねぎらいの言葉をかけたくなりなりました。

発表した学生は総勢32人、内6人がアジアからの留学生です。

作品内容は「喜怒哀楽」や「思い出」「自然との関わり」など五感や感情を作品に
表現したもの。
また手描きの漫画やあえてアナログ媒体にした小説や絵本。
留学生も自分の国を再認識し、又それを伝えようという作品が目につきました。

もう一つの学校は私が非常勤を努める学校です。
プロダクト及びインダストリアルデザインの学生達で、発表した学生は24人、
内5名がアジアからの留学生です。
こちらの作品内容はご時世か、環境やエコ、高齢者や福祉関連の作品が多く
見られました。

この二つの学校だけに限りませんが昨年までの作品の傾向として「個」としての
デザイン、つまり自分が欲しい、自分が作りたい、自分が表現したいという作品が
多く見受けられました。

我々プロの中にも最近はアート寄りな製品や活動が多く見受けられますが
今年の学生達の作品を見る限りそれが少し変わり社会性のある作品が
増えてきている様に思いました。

どの作品も甲乙付けがたいものばかりですが只、アナログな内容の作品も
パソコンによるプレゼンが当たり前となった今、「こ綺麗」なプレゼンですべてが
アナログで作っていた頃のおじさんデザイナーには少し・・・ほんの少しだけ
欲求不満になりました。

しかしながら、デザイナーになろう、なりたい、デザインで社会を良くしたい
という意識には高いものを感じ、私も30数年前を思い出し、気持ちを新たに
した2日間でした。

すばらしい作品を見て頂きたかったのですが著作権保護の為、写真は
掲載できません。

それぞれの学校の卒業制作展をご覧頂き気持ち新たにデザインで日本を
活気あるものにしましょう。

(井上 和世)


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