2011年9月アーカイブ

フレデリック・バック展

【 今週のオススメ 】

東京都現代美術館で現在開催中の「フレデリック・バック」展は、
多くのファンで賑わっている。

「木を植えた男」など秀逸な作品が多く展示され、
特に手描きのデッサン力は出色、
色彩では、赤と白の使い方がすばらしい。
デザイン関係者、特にグラフィックデザイナーの方は必見。

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■フレデリック・バック展/L'Homme qui Plantait des Arbres
■期間:?2011年10月3日(月) 10:00?18:00
■場所:東京都現代美術館 企画展示室1F・3F
■当日券:大人 1,200円


(K.K.)


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デザイナーの五感教育(3)

【 コンサルタント日記 】

『人間の色覚は、天敵察知のため発達?』
という記事を見つけた。

『京都大学霊長類研究所の正高信男教授は、
 人間がヘビを素早く認識するのは、
 色覚が関係しているとの仮説をまとめ、
 英科学誌「ネイチャー・サイエンティフィック・リポーツ」に発表した。
 色覚は、サルや人間など高等な霊長類にしかなく、
 天敵を察知するために発達したのではとみている。
 人類の進化の過程を探るのに役立つ成果という。
 人間の4?6歳の子ども111人に、画面に表示した8枚の花と
 1枚のヘビの写真を見せ、ヘビの絵を選ぶまでの時間を計った。
 写真がカラーだと、白黒に比べて選ぶ時間が短くなった。
 人間が本能的にヘビを恐れる理由はナゾとされている。
 正高教授は「色覚が重要な役割を果たしているのでないか」と説明する。
 これまで、霊長類の色覚が発達したのは、
 熟した果実を見つけるためと考えられていた。
 霊長類はイヌやネズミに比べて臭覚が衰えており、
 それを補うために色覚が発達したとみられている。』
 (日本経済新聞、9月2日付)

色覚とは、可視光線中の光の波長の差を色の差として区別し、識別する機能。
色調・明度・飽和度で表されると習ったが、まだまだ解明されていない。
霊長類は臭覚が劣り、それを補うために色覚が発達したのだとしたら、
色を扱うデザイナーの役割は、今以上に求められる。
色覚も奥が深いですね。

(K.K.)


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ラバーハンマー

【 気になるデザイン 】


金鎚(かなづち)という言葉は死語になったのか。
家庭でも、見かけなくなった。
大工さんでも、電動工具で釘を打つ世の中だし、
普通の人がマンション住まいでは、釘を打つところもないから
持っていなくて当然なのだろう。

先日、釘を一本打ちたいために、100円ショップを覗いて驚いた。
置いてあるのは、「金槌」ではなく、「ラバーハンマー」。
材質は、文字どおりゴム。
『ゴムの吸収力で、手に、素材にやさしい』とある。
もはや、金属でなくラバー、ゴムの時代である。

別の100円ショップを覗くと、金鎚があるにはあるが、
「パイプハンマー」の名前で、価格は200円である。

DIYの指導員の話では、最近は家庭で金鎚を使わないから、
学校で工作の時間に使い方を教えるのに苦労するという。
怪我でもしたら社会問題になりかねないから、
先生も扱わないようになったそうだ。

ラバーハンマー、パイプハンマーとも、
『ご使用の際は危険ですから、安全のため
ヘルメット、ゴーグル(保護メガネ)をご使用ください』
と、いずれにも明記されている。

安全第一は理解できるが、一度や二度、手を打ち、
痛い目に遭わないと上達しないというのが昔の教えであった。
ナイフや包丁など、刃物類の扱いも、ペーパーでは覚えられないし、
やはり実践で身に付くものだと思う。
過保護も考えものだと思うし、「身体で覚える」ことは、
何も古臭いことでないように思うのだが。

(K.K.)


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「柳宗悦」展

【 今週のオススメ 】

現在開催中の「柳宗悦」展は、多くの民芸ファンで賑わっている。
「民芸」という言葉は、柳宗悦氏が作った。
「工芸は現実に交われば交わるほど美しい」とは、彼の弁。
ご子息の宗理氏は、工業デザイナーであり、我が師でもある。
宗理氏からは、「若い時から美しいものを沢山見るように」と教わった。
デザイナー必見。

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■柳宗悦展
 ─ 暮らしへの眼差し ─
 「美」の探究―宗悦から宗理へ受け継がれたもの

■9月15日(木)─9月26日(月)
■松屋銀座8階イベントスクエア
■入場料 一般1,000円

詳細は、松屋HPへ。

(K.K.)


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デザイナーの五感教育(2) 農耕民族に学ぶ

【 コンサルタント日記 】


連休初日、蝉の声と烏の鳴き声で目が覚めた。
最後の力を振り絞って鳴き続ける蝉は、夏の終わりを告げるかのようで
まだ5時だったが、「朝起きは三文の徳」、
そして朝陽と共に起きるのは「農耕民族の原点」と思い、床を出た。

先日の夕刊で、大手工作機メーカー、オークマの花木社長は、
「農耕民族の強み」と題して、下記のように書いていた。

「ものづくり」。よく 日本の工作機械が強い要因を聞かれるが、
私は、「農耕民族」 という表現で説明している。
来るべき収穫に向けて計画的に土を耕し、水を撒き、肥料をやる。
コツコツと皆が協力し合い、実りを祈り、冬を過ごす。
春に花咲き実りを喜ぶ。
まさしく日本の「ものづくり」が、日々丹精、技を磨き、華やぐことなく、
お互いが助け合って仕事をするありさまそのものである。
長年積み上げた熟練の技能・技術、現場と技術者が
立場を超えて協力し合うチームワーク、仕事への責任感・情熱、
これらが日本の工作機械の強みの源泉であると考えている。
(以上、抜粋)

日本の工作機の強みの源泉は、日本の農耕民族の強み。
日本のデザイン界も、原点に返って、農耕民族の強みを発揮して
グローバルに活躍してもらいたいと思った。

(K.K.)


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「金の美」

【 今週のオススメ 】

手前味噌で恐縮ながら、わが母校の後輩が企画し、
今、銀座、金沢、NYで同時に開催されている美術展をご紹介。

「金の美」
2011金沢美大OB 東京・銀座ー金沢ーNY大展覧会

小さな学校の大きな仲間の展覧会。
東京・銀座、金沢、ニューヨークの3都市の会場に、
金沢美術工芸大学(金沢市)の卒業生らが、
同時的に展覧会を開いている。
銀座地区などで、絵画、工芸品などを展示した個展、
グループ展「108展」も同時開催されている。
入場無料。

詳細は、ホームページ 「東京けやき会」で。
http://t-keyaki.web.infoseek.co.jp/

(K.K.)

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ミニパックの切り口

【 気になるデザイン 】

ユニバーサルデザインという言葉を耳にするようになって久しいが、
いまだに、お弁当などに入っている、醤油やソースのミニパック、
あれの切り口がわからず、閉口することが多い。
2?3cm平方の中での表示なので、小さくて見えないのである。
加齢は、いつでもユニバーサルデザインの仲間のはずであるが、
いまだ、見えやすく、気に入ったものが少ない。

ところが、先日、野外で出されたインスタント味噌汁の切り口の表示が見やすく、
私でもスムースに開けることが出来、味とともに大満足した。

この手の表示の考慮は、デザイナーの務めでもあるように思った。
格好がいい、色がいいだけでは、ユニバーサルデザイン失格。
弁当など身近なものほど、誰でも、簡単に、間違いなく、
開けられるのがユニバーサルデザインのはずである。
グラフィックデザイナーの奮起を期待したい。

(K.K.)


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デザリング機能

【 気になるキーワード 】

最近、よく聞くキーワード、
気になる、気にしたいキーワードをご紹介します。
今日は、「デザリング機能」です。


【意味】

デザリングとは、スマートフォンなどの通信機能を経由して、
パソコンや携帯型ゲーム機、多機能携帯端末などを
インターネットに接続させること。


【ひと言】

パソコンなどを屋外でネット接続する場合、
これまでは、無線LANサービスのある場所を探したり、
専用の通信カードなどを用意しなければならなかった。
デザリング機能があれば、スマートフォンなどが通じる
場所ならどこでも繋がる。

ネット技術の進歩は早く、それにつれて、
新語には目を離せない時代なった。

(K.K.)


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デザイナーの五感教育(1)

【 コンサルタント日記 】

昔、夏休みのキャンプなどに行くと、

1)鉈(なた)で薪を割る。
2)火を熾す。
3)焼き芋や料理をする。

などなど、その都度、個人の「技術」が求められた。
鉈で薪を割るにしても、木の節などがあると割れない。
焚火をするにしても、生木は燃えない。
焼き芋も、よく見ていないと炭になってしまう。
常に、失敗から技術を身につけていったように思う。

ところが今夏は、東日本大震災の後だけに、
外遊びがしにくくなったためか、キャンプ場も閑散としていた。

これから、おもちゃの需要がピークとなる年末。
「大人以上に流行に敏感な子ども」を狙って、
各メーカーが力を入れているのが、タッチパネルのおもちゃ。
画面を触ったり、動かしたりして、
知育ゲームが楽しめる玩具も登場しているようだ。

タッチパネル全盛になった今、
玩具デザイナーは、どんなストーリーを考え出すのか。
子どもたちのおもちゃには、室内と、室外・外遊びとのバランスも
ぜひ一考してもらいたい。

(K.K.)

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通販カタログ

【 気になるデザイン 】

『日本を元気に』と、この「通販カタログ」でも、
いろいろとキャンペーンをしている。
9月は防災の日もあり、備えが大切!と、おもしろいグッズが目立つ。

写真は、ラジオとライト。
電源は、ソーラー充電、手回し充電、乾電池、ACアダプターの4種類。
機能は、FM/AMラジオ、懐中電灯、蛍光灯、点滅ライト、
携帯電話充電、大音量サイレンと数多い。
重さは330グラム、価格は8,400円とある。

まあ、良くこれだけの機能を集めて商品化したと驚くと同時に、
多機能であるが、私には使いこなせるのか、覚えられるのかと心配になり、
結局買いそびれている。
まさに、実際の災害時に役立ったといった体験談があると、
売れ行きが伸びると思うが、どうだろう。

(K.K.)

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