2011年3月アーカイブ

先週末、ヤボ用で千葉県の海岸に面したK市に行っていた。
穏やかな海を見ながら、どうしても3月11日のあの大津波に繋がらない。
テレビで見て愕然とした、あの海ではないのである。
そして原発事故。この海にも放射性物質が流れているかもしれない。
とても、汚染されている海だとは信じられない穏やかさだった。

ふと、昔のことを思い出した。
大学で初めての夏休み、宿題はA3サイズのスケッチ15枚。
課題を消化するには、山でも行って描くしかないと、立山連峰に向かった。
先ず、富山県の宇奈月に入り、黒部渓谷に行こうと食堂に入った。
そこで偶然、黒部ダム工事現場に向かうT氏と会い、幸運にも同行を許された。
貧乏画学生の特権、その親切に感動して付いていった。

黒部川第四発電所、通称「くろよん」、あるいは略称「黒四発電所」。
富山県黒部市の黒部川上流部にある関西電力の水力発電所だ。
黒部ダムから水を引いて発電している。

1961年、発電開始。
当時、既に環境保護のため及び厳冬期の雪崩対策として、
この発電施設及び輸送ルートや送水管は、すべて地下に作られている。
完成は、1963年。

1964年、東京オリンピック以後は、能率、効率の悪い水力発電などの
自然エネルギー発電を先送りし、好むと好まざるとにかかわらず、
原子力発電を受け入れ、国はその建設に舵を取った。
私たちは、その電力に依存する生活を始めた。
現在、発電割合は、原子力29%、LNG29%、石炭25%,一般水力は7%である。

能率、効率を求め続けた成長路線は、広島・長崎の教訓をも忘れさせたのか。
今度の不幸な災害が、皮肉にも、被曝の危険性を教えてくれた。
私も、このことがなければ、学生スケッチ旅行も、水力発電も忘れていた。

これからの日本は、容易ならざる事態が続くだろう。
能率、効率を求め続けた産業界も転換を迫られるかもしれない。
デザイナーは何が出来るか、新しい生き方がないものか、
今こそ、デザインの力を発揮し、人生を「モデルチェンジ」するような
提案のできるデザイナーの出番があると信じたい。
そして、それに応えられなければ、デザイナー失格である。

(K.K.)


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「天災は忘れた頃にやってくる(災害は忘れたころにやってくる)」
という有名な警句がある。
一般には、寺田寅彦の言葉として知られているが、
結局、「災害」だから「忘れた頃にやってくる」のではなく、
「忘れた頃にやって来る」から「災害」になるのである。

大地震発生から10日たっても、被害の全容は不明なほど甚大だ。
「デザイナーは何が出来るか」と大上段から考えようしても、
実際には、目途さえ立てられない現実に、歯がゆい思いもするが、
1995年1月に発生した、阪神・淡路大震災の教訓は、生きているはずである。

因みにその時、先輩デザイナーが、仮設住宅建設に一ヶ月の間、
ボランティアで参加した話を聞いたことがあるし、
住宅メーカーのデザイナーは、耐震構造の研究に専念し、
壊れないハウスのデザインに取り組んできたことは事実である。
それでも、不幸にして、国内観測史上最大のマグニチュード9.0という
極めて強い地震と、それに続く巨大津波には、なすすべがなかった。
さらに追い打ちをかける様に、原発事故である。

仙台近郊でデザイン事務所を経営しているN氏と連絡が取れ、
彼の家族の無事も確認できたが、自宅と事務所は、
津波で流されてしまったとのこと。

そうした数々の現実を受け止めて、我々デザイナーは何が出来るのか、
今後、さらに考えて行きたいと思う。

(K.K.)


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先ずは、お見舞い申し上げます。

私は、11日(金)午後、横浜の会社で、コンサルタントの仕事中でした。
揺れ始めてから収まるまでの時間の長さに、まず驚きました。
その後、余震もあり、電車が動きませんでしたから、
その事務所に泊めてもらい、12日(土)朝、帰途につき、
午前11時頃、鎌倉の自宅に戻りました。
お陰様で、しばし停電しただけで、鎌倉は無事でした。

当日、弊社のスタッフは、都内浜松町のオフィスに3人ほど泊まり、
翌朝、地下鉄、JR等が動き出して帰宅。
追って、携帯メールで、関係者の安否が確認でき、少し安心できました。

友人の一人は、新宿のホテルの42階で会議中だったそうです。
揺れ出した途端、机上のコーヒーと水が床に落ち、
あの揺れはハンパじゃなく、生きた心地がなかった、
結局、4時間程缶詰になり、軟禁状態で余震の中を過ごし、
エレベーターは最後まで使用できなかったので、非常階段で降りました、
とメールがありました。

スペインにいる友人の画家から心配、お見舞いのメールがあり、
昨日、今日と2回ばかりメールしました。
海外からも便りがあるのは嬉しいですが、災害は頂けませんね。

また昨日は、上海の友人からお見舞いの電話をもらいました。
上海では、朝から晩まで、終日テレビで、東日本巨大地震を放映しているそうです。
彼の日本の家族も無事だったと、海外で安堵していました。

今回の地震では、日本一の防波堤すら何の役にも立たない事が判明。
その事実を受け止めて、我々デザイナーは何が出来るのか、
今後、考えて行きたいと思います。

(K.K.)


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昨今のデザイナー転職事情(2)

【 コンサルタント日記 】

昨日、北京の友人と会った。
長い春節休暇も終わり、少しは動きがあるのでは?と、
一番に、中国の市場動向を聞いた。

この時期、役所の人事異動もあり、3月20日頃までは、
担当者が落ち着かないので、交渉事はお預けだという。
新5ヵ年計画が発表され、一部動揺もあるようだが、
どこの国も、お役所スタイルは同じなのだと思った。
政治都市・北京は、相変わらず健在のようだ。

一方、上海の友人からのメールによると、人材市場動向は、
春節休暇以降も、引き続き求人数、求職者数が増加しており、
全体的に、応募者が企業面接に至る確率が高くなり、
面接から入社までのサイクルが短期化、
応募から入社まで3日間というスピード入社もあるなど、
成長路線が続いているという。

市場は、「超・売り手市場」と呼べるほど、求職者が有利な状態になっており、
企業、求職者ともに、これまで経験したことがない環境になっているとあった。

振り返って、わが国のデザイナー転職市場は、
求人数はといえば、すこぶる少ない。
その少なさゆえか、応募したとしても、面接の機会は
0.5パーセントもないというから悲しくなる。
今期の大手企業の利益を見る限り、ほとんど海外で稼いでいる。
デザイナーもそろそろ、海外で稼ぐ術を勉強する時代に突入しているようだ。
「グローバル」という言葉を、もう一度噛み締めたい。

(K.K.)


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LEDペンライト

【 気になるデザイン 】

最近、携帯に便利なクリップ付のLEDペンライトを愛用している。

パッケージには、「明るく超寿命!」「超高輝度白色LED使用!」
「光源寿命50,000時間!」「軽量アルミボディ」などの文字が並ぶ。

さらに、従来のものと違い、単4乾電池2本で
連続点灯は約70時間というから頼もしい。
日常使う道具としては、デザインもシンプルで及第点。

だが、使用上の注意事項として、
「長時間ご使用にならないと、液漏れ等の原因になりますので
電池を取り出して保管してください。」
とあるのは、従来の懐中電灯などと同じだ。

この点を改良してくれたらと惜しまれる。
こうしたライトは、いざというときに使うことも多いだろう。
保管中に故障していたのでは、「いざ」には役立たない。

(K.K.)


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ビデオ会議

【 気になるキーワード 】

最近、よく聞くキーワード、
気になる、気にしたいキーワードをご紹介します。
今日は、「ビデオ会議」です。


【意味】

複数の遠隔地を結んで、双方向で、動画と音声により行う会議。
「テレビ会議」とも呼ばれる。


【ひと言】

スピードとコストを巡る世界競争が激しさを増す中、
国境や時差を超えるビデオ会議も定着してきた。

外資系への転職の場合、役員面接などは、
本国とビデオ会議で行われることも少なくない。
相手の表情や肌の色つやなど、微妙なところまでわかるから、
デザイナーのプレゼン力も、自ずから試される。
グローバルな会議に早く慣れることが求められている。

(K.K.)


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昨今のデザイナー転職事情(1)

【 コンサルタント日記 】

インターネットが、会社組織や経営に変革を促している。
ネットの浸透で意思伝達や取引の手間が格段に減り、
スピードとコスト競争が激しさを増し、研究開発、社員の働き方、
コミュニケーションなどの変革が求められている。

一方、その流れについて行けない企業は、
経営縮小、倒産と暗い道をたどる。
特に3月は、多くの会社が決算準備に入る。

デザイナーも、指示待ちから脱却し、経営者の動きを早目、早目に読んで、
転職の機会を逃さないことが大事だ。
その会社と心中する気持ちの人は別だが、給料遅配、残業カット、
配置転換などがあるようなときには、その会社の行く末を見極めたい。
そして、早目、早目に各社の情報を集めることだ。

昨今のデザイナーは、のんびりとデザインに特化し過ぎているようで、
いまひとつ、経営者の頭の中、心中を理解していないようだ。
どうしても、経営者から情報を得られない場合は、
経理や総務から経営情報を得て、対策を練る手もある。

このご時勢、たやすく転職先が見つからないことだけは、
若くとも、肝に銘じておきたい。

(K.K.)


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