2011年2月アーカイブ

ロック

【 気になるデザイン 】

自転車等の鍵で一番大事なことは、錆びないことだ。
雨に濡れて錆びるようだと、鍵の役目が果たせない。
以前、材質を確かめずに購入して、失敗したことがあるので、
今度は、錆びないアルミのロックを購入した。

メイド・イン・台湾である。
このところ、週に1回か2回程度使うようなものなら、
台湾製で十分ということが分かってきたからだ。

30年ほど前の話で恐縮だが、ニューヨークで
テニスのラケットを買おうと店に入ったときのこと。
ちょうどテニスを始めた頃だったから、
張り切って高いものを買おうとしたら、店員さんは、私の顔を見ながら、
「ところで、お客さん、週何回テニスをしますか」と聞かれたのだ。
「一回」と答えると、「こんな高価なものは勿体ない、この安い方で十分」
と、安い物を買うに至ったことがある。

その教訓もあり、昨今、日曜大工道具は、台湾製か中国製になりつつある。
「安物買いの銭失い」という言葉もあるが、使い捨てで十分なものもある。
そのところを見分ける面白さもあると、最近、思うようになった。

(K.K.)


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市民講座のデザイン講義

【 コンサルタント日記 】

先日も記したが、2月、8月(通称:ニッパチ)は、私の充電期間。
第二弾は、「美の競演:黄金比と造形の世界 美しい形に潜む不思議な数字」
と題して、東京都市大学の川口和英准教授の講演を拝聴した。

講義内容は、都市景観や身近なデザインについて、
その基礎的な仕組みを学び、景観形成に向けた思考力を養うことを目的とし、
フィボナッチ級数やいわゆる美しい形に潜む不思議な数字や黄金比、
あるいは白銀比といわれる、人間が美しいと思う形などの秘密に触れてみる、
というものだ。
講義のポイントは、「ヨーロッパ、中国、日本の都市の美観の比較」と
「数字と美しさの話」の2点。

久しぶりに、「フィボナッチ級数」や「黄金比」、あるいは「白銀比」という言葉に接し、
昔の学生時代を思い出しながら、この市民講座のデザイン講義のレベルと
私たち、プロのデザイン界との学問の差はあるのかと、しばし考え、刺激を受けた。

黄金比の例として、凱旋門、パルティノン神殿、名刺の縦横、
ピラミッド(高さと底辺の長さ比率)などの研究は有名。
近代では、建築家のル・コルビジェは、人体の主要な特徴を基にして
2つのフィボナッチの数列を引き出し、「モデュロール」を作り出した、
などの講義を聴きながら、是が非でもフィボナッチの数列を
デザインに組み込む必要はないが、デザインの他の面で手詰まりになった時、
フィボナッチの数列との関係を探ってみるのも良いだろうと改めて思った。

(K.K.)


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おぼろこんぶ

【 気になるデザイン 】

北海道の友人から、おぼろこんぶを送って頂いた。

「特製 浜中名産 おぼろこんぶ」。
そのシンプルなキャッチフレーズと2色刷りのパッケージは、
手作りの味を十分に伝えている。
辞書によると、帯状に薄く削ったものは「おぼろ昆布」といい、
「とろろ昆布」というのは、昆布に酢をふりかけて1日ぐらいねかせ、
柔らかくし、糸状に削ったものだとか。

「浜中名産 おぼろこんぶ」は、おばあちゃんの手作り。
長年の伝統と手法を受け継いだ“浜の人々”が、
刃物で一枚の昆布を丹念に“すいて”行き、
そのすき方が薄ければ薄いほど、円熟した技術が必要とされ、
一品一品が全て手作り。
さすが、昆布生産量日本一、昆布の種類も日本一を誇るだけある特産品。

おぼろ昆布は、おむすびはもちろん、ビールやワインのおつまみにもなり、
ヘルシーの代表選手のようで、私は重宝している。

(K.K.)


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アンビエント

【 気になるキーワード 】

最近、よく聞くキーワード、
気になる、気にしたいキーワードをご紹介します。
今日は、「アンビエント」です。


【意味】 ambient

[形容詞] 周囲の(surrouding), (場所)全体の, 環境の


【ひと言】

辞書的な意味では、今ひとつピンと来ないかもしれないので、
わかりやすい具体例を一つ。

「iTunesは、音楽をアンビエントにしました」
それまでは音楽を聴こうと思うと、CDプレーヤーに音楽CDをセットしたり、
あるいは外に持ち出そうと思うとカセットテープやMDにコピーしたりと、
面倒な手間が必要でした。
ところがiTunesによって、そうした手間のほとんどが消滅し、
いつでもどこでも、自分が音楽を聴きたいと思った瞬間に
手元のデバイスから聴くことが出来る、これが、アンビエント化です。

ちなみに、「ambient music」といえば、感覚を刺激することを目的に
生活環境の中で流される音楽、背景音楽のこと。

(K.K.)


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『これからの広告と公告』

【 コンサルタント日記 】


先日、「かわさきデザインフォーラム」で、『これからの広告と公告』と題し、
(株)HAKUHODO DESIGN 永井一史氏の講演会があり、
氏から、「広告の新しい役割」5項目を教わった。

1)広告は、社会のためになる
2)広告は、純粋体験を生み出す
3)広告は、リノベートする
4)広告は、サービス、進化する
5)広告は、大きな共感の場を作る

そして、従来のテレビ、新聞、雑誌、ラジオ等の広告媒体から、
主たるものはWEB広告へと、世界が様変わりした広告界の
現在と未来を話された。

「様変わりした広告界」といえば、思い出したことがある。
10?15年前、上海で、友人が「広告とは何か」を
中国人に教えることの難しさを味わっていると聞いたことがあった。
当時の共産社会では、物は上から与えられるから、競争はない。
従って、広告は要らないのである。

ところが自由経済になると、いかに広告し、いかに物を沢山売るかが勝負。
彼らは、必死に広告を学んでいたそうだ。
そして、中国は今年、GDP世界2位に躍進したのだ。
今後は、「広告の新しい役割」を13億人の中国人がいかに理解し、
モノにするかが問われるのだろう。

(K.K.)


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シャープペンシル

【 気になるデザイン 】

文房具のデザイナーは、常に、万年筆、シャープペンシル、
ボールペンなどのデザインを考えている。

プロとしての仕事であるから当たり前だが、
限られた大きさ、性能、機構等で縛られながら、
新しいデザインを求めるのも、きつい仕事だと思うことがある。

今日はバレンタイン。
毎年、工夫を凝らしたチョコレートが出回るが、
そんなチョコ・デザイナーの方が楽しそうにも映る。

写真のシャープペンシルは、「芯が回ってトガりつづける」
「文字が太らないシャープ」「新開発」「KURUTOGA クルトガ」
などと表記されていて、面白そうだから買ってみた。

使ってみて、従来のシャープペンシルと違うのは、
いつでも芯がシャープな状態で、線の太さは常に一定であることだ。
その訳は、芯を保持したギアが、
筆圧で上下しながら回るからだと記されている。
「ギアを回す」というアイデアを思いつき、実用、商品化するなど、
日本の技術の高さ見たような気がした。

バレンタインにチョコを渡すのもいいが、チョコの代わりに、
このシャープペンシルのような最新アイデアのグッズをプレゼントする、
なんていう女性がいたらいいなと思った。

(K.K.)


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RGB

【 気になるキーワード 】

最近、よく聞くキーワード、
気になる、気にしたいキーワードをご紹介します。
今日は、「RGB」です。


【意味】 RGB = red-green-blue

色の表現形式の一つ。
光の三原色である赤(red)、緑(green)、青(blue)を組み合わせて表現する。

【ひと言】

コンピュータやテレビなど、発光することで色を見せるタイプのデバイスで使う
色の表現方法であり、「光の3原色」とも呼ばれる。
赤(red )、緑(green)、青(blue)の3つの光に強弱をつけて灯しあうことで
色を表現する。

印刷物の場合は、「色の3原色」と呼ばれる
シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の3色のインキに、
ブラック(K)を合わせて色を再現する。
「光の3原色」と「色の3原色」は違うことを理解したい。

(K.K.)


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映画プロデューサーの仕事

【 コンサルタント日記 】

私は、2月、8月(通称:ニッパチ)は、努めて充電に当てている。
先日は、著名な映画監督・小津安二郎のプロデューサーであった、
山内静夫氏のお話を聴いた。(現・鎌倉文学館 館長)

氏は、「晩春」「麦秋」「東京物語」などの名作を立て続けに発表し、
日本映画界の重鎮となった小津安二郎の映画54本のうち、
後半の映画6本のプロデューサーを務めた。

私は職業柄、映画監督の仕事は大体理解しているが、
映画プロデューサーの役割はあまり知らなかった。
その仕事は、興行の予算や日程管理等、
すべての日常管理業務の責任を持つものだそうだ。
また、映画監督は、脚本から俳優さんの決めも含めて、
映画が出来上がるまで中身のすべてを受け持つ。

小津監督は、仕事とプライベートは、はっきりと分かれていて、
非常に楽しく仕事が出来たそうだ。
「面白くなければ映画でない」という言葉もあるが、
小津監督映画は、「心に響くものを出せない映画は映画でない」という。
監督自身の人間性が出るからと、例えば、一流の人と付き合うとか、
常日頃から向学心に燃え、自分自身の向上に努めていたとも話されていた。

映画監督は、映画の中身に没頭し、わが子のように育て上げるものらしく、
映画プロデューサーは、そうした映画監督・クリエーターが
働きやすい環境を作る役割なのだ。

デザイン界を見てみると、アップルのスティーブ・ジョブスなどは、
小津監督と似ている面があるように思うが、
デザイナーの世界の「プロデューサー」の役割は、
映画界とは少し様子が違うようだ。


注)小津安二郎は、映画監督以上に映像芸術家として国際的に知られ、
  溝口健二、黒澤明と並んで非常に評価が高く、
  「東京物語」はヨーロッパで非常に人気が高い映画監督。
  1963年12月12日満60歳の誕生日に、腮源性癌腫により死去。
  死後、フランスを中心に国際的評価が高まり、独特の映画スタイルが
  斬新なものとされ、著名な映画人たちが小津映画の再評価に勤める。
  2003年、小津安二郎の生誕100周年に、記念プロジェクトが立ち上がり、
  各地で上映会等の記念イベントが催された。

(K.K.)


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おがくずねんど

【 気になるデザイン 】

「乾くと木になるおがくずねんど」
「エコロジーねんどです」
「鉛筆工場から出るおがくずをリサイクルした
 地球に優しいおがくずねんどです」

パッケージに書かれているキャッチフレーズを並べただけで、
どんな商品か理解できるが、辞書によると、ねんど(粘土)とは、
土壌学的には通常0.002ミリメートル以下の、
風化作用を受けた二次鉱物粒子をいう。
広くは、水を含めば粘性を持つ土の総称。
各種の粘土鉱物・水分などからなる、とある。

鉱物ではなく、木屑をリサイクルして「おがくずねんど」を作るなど、
日本の新製品開発、技術力はすばらしい。
これで、子供達がものづくりし、楽しく遊んでいたので紹介した。
新燃岳の火山灰も、何かに使えると良いですね。

(K.K.)


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意匠

【 気になるキーワード 】

最近、よく聞くキーワード、
気になる、気にしたいキーワードをご紹介します。
今日は、「意匠」です。


【意味】

1)工夫をめぐらすこと。趣向。工夫。

2)美術・工芸・工業品などの形・模様・色またはその構成について、
  工夫を凝らすこと。また、その装飾的考察。デザイン。


【ひと言】

わが国でいうと、デザインという言葉のルーツは「意匠」。
今では、特許庁関係にしかみられない。
横文字文化も大事だが、時にはデザインの歴史も紐解いて欲しい。

(K.K.)


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中国の春節と転職事情

【 コンサルタント日記 】

今年の中国の春節(旧正月)は、2月3日。
2日から8日までの7日間は、日本で言うお正月休みだ。

懇意にしている上海の人材会社から、
年末年始の転職事情がメールで届いた。
それによると、12月の好調な業界は製造設備、工作機械メーカー、
あるいは、これらの商品を取り扱う商社、
そして、金融危機の影響から復活しつつあるIT企業だそうだ。

しかし、企業が採用したいと思うような求職者が、
なかなか市場から出てこないというミスマッチが目立ったとある。
それでも、1月は、求人増加の勢いは全く落ちておらず、
計画的な採用活動も行われるようになったとのことだ。

例えば、日系コンサルタント会社からは、
事業内容として、マーケット代理(調査)や
店舗内装の日本人グラフィックデザイン経験者を求むとあり、
中国語ができれば尚可とあった。給与月収は、12,000元?。

春節休暇による企業の採用活動への影響は避けられないが、
企業にとっては、人材の早期確保が優先課題とあり、
求人側と求職者とのミスマッチがなくなることも大きな課題とあった。

ミスマッチについては、日本でもその解消が課題だろう。
多分に、ミスマッチの原因は、本当にどんな人材が欲しいのか、
求人側の研究不足にもあるように、私は感じている。

(K.K.)


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