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2010年05月 アーカイブ

2010年05月31日

天使の耳かき

レジ前に置いてあり、300円以下という、この「天使の耳かき」。
(MADE IN INDONESIA)
衝動買いをした典型的な買い物である。

「耳のかゆみに!」「超気持ちいい!」「快感耳ブラシ」「耳アカ一目瞭然」など、
よくこれだけ美辞麗句を並べたものだと感心するほどだ。
この手の感性に訴える商品は、キャッチフレーズが命であり、
コピーライターやパッケージデザイナーで売り上げが決まる。

それにしても、「天使の耳かき」とは、少しオーバーな表現と分かっていながら、
レジ待ちの間に、思わず手にしてしまった。
結局、実際に使ってみても、何が「天使」なのか分からなかった。
衝動買いをちょっぴり反省。

(K.K.)


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2010年05月26日

アフォーダンス

最近、よく聞くキーワード、
気になる、気にしたいキーワードをご紹介します。
今日は、「アフォーダンス(affordance)」です。


【意味】

もの、あるいは環境の物理的特徴が、その機能に影響を与えるという属性。
アメリカの知覚心理学者ジェームズ・J・ギブソンによる造語であり、
生態光学、生態心理学の基底的概念である。
「与える、提供する」という意味の英語 [afford] から造った。
ものや環境には、向いている機能と向いていない機能がある。
丸いタイヤは、四角いタイヤより転がるのに向いている。
したがって、丸いタイヤの方が、より回転するためのアフォーダンスを持つ、
ということになる。


【ひと言】

平易な言い方では、大地は歩くことを支え、椅子は座ることを支持する
といったアフォーダンスを備えているという。
ものや環境をデザインするときには、間違った使い方にではなく、
それらの意図された機能にアフォーダンスが一致するように
デザインすべきである。

(K.K.)


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2010年05月25日

迷ったら歴史に学ぶ

先日、韓国のサムスングループは、
900人ものデザイナーを抱える会社だと書いた。
日本のP社、S社に追いつき、追い越せで、
ここまで来たことは、周知の通りである。

さて、追い越された日本の今後は、どうするか。
こんなときは、デザイナーの誕生、歴史に学ぶことだと思う。

というのは、このごろ会う若い人は、ネットなどを良く見ている割に、
デザインの歴史に弱いと感じるからだ。
例えば、亀倉雄作、福田繁雄、ワルター・グロピウス(ドイツ/1883-1969)
などの名前を知らないのだ。
知ろうとしないのか、誰も教えていないのか分からないが、
彼らは、デザイン分野の草分け的クリエイター、苦労人である。
ドイツ人建築家であるワルター・グロピウスなどは、
近代デザインの生みの親ともいうべき人なのだ。

デザインで迷ったら、ときには歴史を紐解き、歴史に学ぶことも必要だ。
その中から、明日が見えてくることもある。

(K.K.)


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2010年05月24日

虫よけバリア

沖縄が入梅し、東京もやがて鬱陶しい季節になってくる。
気温の高い日も増えてきたので、先日、わが家で買い求めたのは、
この「虫よけバリア」である。
「イヤな虫の侵入防止に!」というものだ。

パッケージが商品写真と文字のみで埋まっている。
別の商品のパッケージも、「あみ戸に貼るだけ!」と、効用のみの文字。
良く見ると、「約100日」とか、「60日」とか、効果の続く日数で
値段が変わってくるようだ。

しかし、これだけ文字だらけにも関わらず、
英語や中国語での表記が見当たらない。
日本国内のみで売っている商品なのだろうが、
日本には外国人も住んでいることを忘れている。
こうした日用品など身近なところからでも、マルチリンガル化は必要と見た。

全体に、パッケージデザイナーの出番が、もう少し欲しいところだ。

(K.K.)


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2010年05月19日

ドミナント

最近、よく聞くキーワード、
気になる、気にしたいキーワードをご紹介します。
今日は、「ドミナント(dominant)」です。


【意味】

1 (…に対して)支配的な、権威のある、最有力な、優勢な
2 群を抜いて高い、そびえ立つ
3 《楽》(全音階中の)第5度音の, 属音の.
4 《遺伝》優性の
5 〈左右相称の器官の一方が〉優位の、…利きの
6 《生態》優占の

《参考》
ドミナント規制(dominant carrier regulation)
= 各種市場の支配的事業者に対する規制。
 一例として、携帯電話などの通信市場における、
 ある一定の市場占有率を獲得した事業者に対して
 総務省が行う規制がある。


【ひと言】

家電量販店の生き残り策は二つある。
一つ目は、「ドミナント化」。
ドミナントとは、購買力が高い商圏内に集中して出店し、
商圏内シェアの最大化を狙う戦略を言う。
二つ目は、家電以外の品揃え強化だといわれている。

ヤマダ電機が、4月に新宿駅東口に「LABI(ラビ)」をオープンした。
新宿地区は、本店を構えるヨドバシカメラのほか、ビックカメラもある。
安売り競争は、ユーザーは歓迎だが、メーカーは辟易している。
両方が納得する商売でないと、将来はない。

(K.K.)


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2010年05月18日

デザインの力

韓国サムスングループは、900人ものデザイナーを抱える会社と聞いて驚いた。
さらに、2万人の社員に、英語、中国語、日本語の語学研修を実践しているという。
(2010年4月28日付 日経産業新聞より)

なるほど、サムスンの強さの秘密がこのあたりにあるのか。
グループ全体で27万人の社員を抱え、年間売上高は約16兆円(日本円)、
10年後の売上高を現在の3.5倍、37兆5千億円にする目標という。
すさまじいグローバル企業である。
この企業と戦えるのは、日本ではP社、S社ぐらいといわれる所以である。

どうして強くなったのか。
30年程前の話として、オーナーは、「売れ残り、在庫の山」を見て、
これからはデザインだ、差別化だと、デザインに力を入れたと語っている。
デザインには、魅力という武器があることを知ったオーナーは只者ではない。
時代を観る目があったのである。

戦後の日本の歴史も、これを毎度繰り返してきた。
自動車しかり、家電しかりである。
ただ、このところマンネリ化し、挑戦する力を失っただけであって、
日本人の底力のすごさは、皆知っているはずだ。
その底力、エネルギーを取り戻すのは、やはりデザインの役割だ。
デザイナーとデザイン部門の奮起を期待したい。

(K.K.)


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2010年05月17日

紅いもタルト

JRなどの駅構内でよく見かける、各県の物産展。
私は、時間があるときは覗いてみる。
この「地方物産展」、デパートの催し物としてスタートしたが、
今では鉄道各社の催事としても定着している。

先日、沖縄物産展で手にしたのが、この「紅いもタイト」。
店員さんの勧めもあって買ってみた。
沖縄県産紅いもの美味しさをそのままに、元祖・沖縄銘菓である。
パッケージの紫色は、南国の香りがするようで食欲をそそる。
紫は、紅いもの色なのだろうが、他の商品との差別化が出来ていて、
とても南国らしく、個性的で良い。

戦後の日本を守ってくれている沖縄に心を馳せ、
米軍・普天間飛行場の移設問題など見るにつけ、
戦後は、未だ終わっていないのだと感じながら、
時に感謝しつつ、「紅いもタイト」を頂いた。

沖縄の「紅いもタイト」の美味しさだけは残したいものだと思った。

(K.K.)


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2010年05月12日

ユニバーサル・バンク

最近、よく聞くキーワード、
気になる、気にしたいキーワードをご紹介します。
今日は、「ユニバーサル・バンク」です。


【意味】

商業銀行業務・投資銀行業務・証券業務の他、
リース・ファクタリング(企業の売掛、負債など
買い取り自己危険負担で代金回収を行うことを
主とする金融業務)など、一切の金融業務の出来る銀行。


【ひと言】

例えば、「ユニバーサル・デザイン」という言葉を調べていると、
辞書では、その前後に新しい言葉、気になる単語を
発見することがある。
今回の「ユニバーサル・バンク」も、そんな出会いをした単語である。

紙媒体には、やはり、そうした寄り道のような「愉しみ」もある。
時には、ゆっくりと辞書を「読んで」みるのも面白い。

(K.K.)


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2010年05月11日

小国スウェーデンに学ぶ

人口930万人の小国、スウェーデンが生き残る道は、輸出の拡大と
経済の対外開放、外国投資の呼び込み以外にない。
倒産・解雇が当たり前という厳しい側面を持つスウェーデンでは、
雇用責任は企業でなく政府にある。
スウェーデンの福祉・社会保障制度政策は、「雇用や仕事を守る」
といった欧州大陸型の理念でなく、「人間を守る」ことが基本理念である。
斜陽産業であっても倒産を防ぐことに金を費やすのではなく、
倒産を通じて構造転換を促進させることに金をかけるべき哲学だ。
その代わり、労働者には教育・訓練によって新しい仕事に就ける
能力を身につけさせる。これは労働の質を高める重要な人的投資
と位置づけられている。
(『エコノミスト』5月18号、エコノミストリポートより抜粋)

このところ、日本のデザイン事務所は元気がない。
仕事がないから簡単にデザイナーを解雇し、
事務所を閉じるケースが目立つ。
毎日、小さな会社が倒産しているのであるが、
デザインが斜陽産業であるとは、誰も思っていない。
だとしたら、上記の
「倒産を通じて構造転換を促進させる」
「その代わり、労働者には教育・訓練によって新しい仕事に
就ける能力を身につけさせる。
これは労働の質を高める重要な人的投資と位置づけられている。」
という考え方は、スウェーデンに学びたいものだ。

期せずして、今、川崎市では、「かわさき基準」の理念を活かした
新しい人材育成による福祉産業の振興と雇用の創造を目指し、
(1)福祉ものづくり学科
(2)福祉サービス学科
(3)福祉マネジメント学科
で無料で学べるサポートを始めている。
http://kis-plus.jp/

この事業は、厚生労働省の地域雇用創造推進事業として実施。
ご参考までに。

(K.K.)


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2010年05月10日

『今売れてます』

『当店の売れ筋ナンバーワン』と張り紙があれば、覗き込み、
『今売れてます』とシールが貼られていれば、つい手に取る。
この手のキャッチフレーズに弱いと自覚する方も多いだろう。

この中国語の電子辞書を買ったのも、そんなシールの影響が
少なくなかったかもしれない。
もちろん、自分で使う目的で買い、中国に持って行ったのだが、
「いい辞書ですね」と友人に褒められると、
つい、その場で、プレゼントしてしまったりで、今、手元に無い。

そこで、「今売れてます」のシールに誘われて、また購入した。
もちろん、シールだけで再入手したわけではなく、
日中英辞典、約13,000語、コラム938項目を収録、
日本語(読み)、中国語(ピンイン)、英語(英単語)を
同時に検索できる優れもので、軽く、使いやすいからである。
2000円を切るから、ついプレゼントしてしまっても惜しくない。

これに耐久性があれば申し分ない。
中国語を勉強しよう!思いつつ、三日坊主で終わった4月であったが、
今度こそ、この辞書を使い込んでみようと意気込んでいる。
人にあげることなく、自分のために使おうと思っているが、果たして……。

(K.K.)


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