変化の波はデザイン界にも

かつて製造業への高卒就職は、生産ラインの現場で
モノづくりを担うのがベーシックだった。
ところが、そうした大量生産のモノづくりはどんどん中国にながれている。
人件費が20分の1だからだ。
製造業のみならず、農作物までも生産地が移動し始めている現状で、
デザイン界の転職はどうなのかと聞かれることが多い。
製造業で見ると、今の日本のモノづくりは、現場での地道な工程改善より、
コンピュータの前に座ってCAD/CAMのデータを操作したり、
プログラムを書いたりしている。
需要も、短い納期の開発や、
新技術開発を考えるエンジニアの業務に変わってきている。
従って、デザイン界も製造が中国となれば、
現場サイドのデザイナーの採用が必至になる。
(時には養成後、戦力化することもある)
また、必要な情報はIT技術での提供により、短時間でのデザイン、
新製品開発が企業のサバイバル条件となるから、
デザインナーも必死についていかざるを得ない。
このように見ると、パソコン、語学(英語、中国語等)、
人件費が20分の1の地域文化をも理解できる等、
従来あまり重視されなかった、高い仕事レベルが
デザイン界にも求められ始めている。
転職を考えている人は、この分野の勉強を
是非今からでもはじめておいて欲しい。
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