2008年11月アーカイブ

本来のデザイン使命とは

【 コンサルタント日記 】

「東京デザインマーケット」の会場で、新鋭の若いデザイナー二人に会った。

一人は、「かわさき産業デザインコンペ」でグランプリをとり、
「フットピロー・ゆーら」という足まくらの商品化を実現、
マスコミでよく取り上げられている、話題のデザイナー・白木ゆみ香さん。
今度は、入れ子とスタッキングを両立させた、お皿を提案している。
重箱の角度と高さを変えることにより、重箱本来のスタッキング機能に加え、
入れ子の機能も両立、女性らしい目の付け所はさすがだと思った。

もう一人は、神戸でデザイン事務所経営の黄俐堅さん。
彼は、「神奈川デザイン機構」に参加していた時の知人である。
「風船ライト」という聞きなれないネーミングで、
シーリングライトやウォールライトにもなる室内照明器具を見せてもらった。
「手を離れた風船が、天井を突き抜けて出ていこうとする瞬間」をとらえ、
モデル化したものだそうで、とてもユニークだ。
風船が舞い上がる瞬間を、一眼レフカメラでとらえた、
その一コマにもみえる形状だから面白い。

二人とも、日常、身近な生活の一コマを冷静に見て、デザイン提案している。
身近にあるものの生活提案こそが、本来のデザイン使命だとしたら、
彼女も、彼も、確実にその路線を歩いていることを、
何とも、力強く、頼もしく思った。

二人との再会の場となった、「東京デザインマーケット」にも感謝したい。

(K.K.)


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マインド マップ [mind map]

【 気になるキーワード 】

最近、よく聞くキーワード、
気になる、気にしたいキーワードをご紹介します。
今日は、「マインド マップ」です。

【意味】

頭の中にある「考え」や「アイデア」を明確にするために、
構造化し、図式化したもの


【ひと言】

マインド(mind)という言葉は、原義は「記憶している」、派生語に「mental」など。
心、精神。ものの考え方、気質 知力、知性、思考力、頭脳等と辞書にある。
地図を描いた布、ナプキンが「map」の語源だそうだ。
マインドマップから、さらにスケッチに落とせるのがデザイナー。
デザイナーの強みを改めて確認できる言葉だ。

(K.K.)


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エコライフ

【 気になるデザイン 】

文房具やオフィス家具関係の会社の新製品展示会に招かれ、
その記念品として、この缶をいただいた。

缶の中味は、「リトルガーデンハーブの栽培セット」。
室内で一年中お楽しみいただけます、とある。

タイトル「WORK@EARTH」が気になり、覗いてみた展示会は、

  ようこそ、品川の「エコライフオフィス」へ。
  ここは、エコを活力にして、企業の成長をサポートするオフィスです。
  地球環境を意識しながら働こう!
  CO2の排出量を抑えながら、
  知識創造を誘発するオフィス作りを提案していきます。

などなど、しっかりとPRされ、アイデンティティ、企業姿勢が明確で、
時代の空気を取り込んでいるのに感心した。

(K.K.)


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サプリメント [supplement]

【 気になるキーワード 】

最近、よく聞くキーワード、
気になる、気にしたいキーワードをご紹介します。
今日は、「サプリメント」です。

【意味】

1. 追加、補足、補充;(書物・新聞・雑誌などの)補遺、増補、付録

2. (ビタミンなどの)補給剤、栄養補助食品


【ひと言】

「栄養補助食品」という意味で言えば、
「ビタミンのサプリメントを摂る」という使い方が一般的だが、
「心のサプリメント」という表現もある。
時には、「デザインのサプリメント」とも表現してみてはいかがだろう。
自分のデザインを売り込むキーワードを考えるのも
デザイナーの仕事の一つだ。

(K.K.)


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語学研修の秘訣

【 コンサルタント日記 】

語学研修でこの夏、カナダに行ってきたという、若いIDデザイナーに会った。
ホームステイして語学学校に通う生活だから、
毎日が英語漬けで、日常会話は問題ない程度には、学んできたという。

期せずして、50歳を超えてから、せっせと英会話を習いだしたという、
同じくIDデザイナーの方と話し合う機会があった。

両氏とも、毎日のデザインの仕事には必要ないと言いながら、
生産を中国に委託するときのデザインの立会いや、
メッセ等で外国に出かけるときに必要だからと、
地道に語学研修に励んでいるところは、偉いと思った。

私もこの3ヶ月間、試みに、入門・中国語講座を受けていたので、
言葉を学ぶ、マスターすることの難しさを話し合ったりした。
英語や中国語を毎日必要としていないから上達しないのである。
語学は、使わないと錆びる。錆びないところに居ることが一番なのだ。

最近の語学習得法研究によると、
「母国語を基礎にして、外国語は習得される」という。
その意味でも、母国語のルーツでもある、隣国の中国語は、
入門としては面白い言葉だと私には思えた。
英語の必要性はいうまでもないが、時には中国語も覗いてみては?

何はともあれ、継続は力なりと解っていても、
凡人には、その継続こそが難しい。
しばし、「継続する秘訣」を編み出そうと、今日も知恵を絞っている。

(K.K.)


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「東京デザインマーケット」

【 今週のオススメ 】

東京デザインマーケットは、「技術力」のある中小企業と、
「企画力」のあるデザイナーが出会い、
新商品開発を行うことにより、
新たな市場を開拓することを支援するもの。

■11月25日(火), 26日(水) 10:00?17:00
■東京ビッグサイト
■主催:東京都 運営:日本デザイン振興会
http://www.tokyo-design-market.jp/


「小さなブースでのささやかね展示でございますが、
ご都合よろしければ会場まで足をお運びください」と、
数人のデザイナーからお誘いがあった。
皆、ここでもがんばっている。

(K.K.)


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折りたたみハサミ

【 気になるデザイン 】

師走が近づくと、浅草橋界隈が賑わいだす。
先日、店先で面白い形を見つけたので、
何ですかと、お店の人に聞いてみた。

折りたたみハサミですよと、見せてくれる。
隠れていた刃の部分を左右に引っ張り出し、

持ち手部分を回転させるとハサミになるというモノだ。

安かったこともあり、一目で気に入った。
新製品ですかと聞くと、「昔からあるよ!」と冷たい返事。
見たことないと言うと、そんなものも知らないのという顔をされる。
「ごめんないさい。ひとつください」と買った。
買ってから、どこで何に使うか考えればいい。
今はもっぱら、回転させては、ハサミの構造を見て楽しんでいる。
安全を考えてのことか、これを作った昔の人は、
町の発明家だろうか。偉い。
嬉しいことに、「Stainless Japan」の刻印があった。

時に、浅草橋界隈の店を覗いてみると、
何かしらの刺激とヒントを得られることがあるようだ。

(K.K.)


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イラストレーション [illustration]

【 気になるキーワード 】

最近、よく聞くキーワード、
気になる、気にしたいキーワードをご紹介します。
今日は、「イラストレーション」です。

【意味】

挿絵。図解。図・絵などによる解説。イラスト。

【ひと言】

伝える内容が同じでも、目的や相手によって、見せ方が違う。
ホームページとプレスリリースの違いを考えてもらうと、
良く分かると思う。
デザイナーでなくとも、簡単なイラストが描けると
説得力が出てくる。
ホームページなどは特に、分かりやすい図解が求められる。

(K.K.)


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日仏交流150周年

【 コンサルタント日記 】

最近、ヨーロッパに出張し、フランスで「日仏交流150周年」記念展を
覗いてきたというデザイン関係者二人に会った。
彼らは、口をそろえて、知恵大国・フランスのしたたかさを見た、
というので、ここでご紹介したい。

「日仏交流150周年」記念事業として、フランスでは、日本美術の禅宗絵画や、
肉質浮世絵、黒澤映画まで幅広く紹介する企画展を実施している。
中でも、「文化遺産と創作は結びついている」という意識が強く、
現代の芸術も積極的に取り上げている。
ケ・ブランリー美術館の「日本民芸の精神」展(1月11日まで)では、
民芸運動の創始者・柳宗悦と、息子の工業デザイナー柳宗理に着目、
日本古来の暮らしに根ざす民具、民芸品、
柳宗理の代表作「バタフライ・スツール」に至る、
日本の近代デザインの道筋を紹介しているという。

日本では、近代デザインと言う言葉も、死語になりつつあるが、
このあたりの日本の凄さを、彼らは、まじめに理解し、
取り上げているところに、私は、フランスという国の、したたかさを見る。
「黒澤明デッサン展」にも同じ視点が見られ、
日本文化理解に努めている姿勢は立派、
やはり、芸術大国・フランスだと、二人とも口をそろえて話してくれた。

年末年始、フランスに旅行される方は、是非、足を運んで見てはどうだろう。

(K.K.)


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週めくりカレンダー

【 コンサルタント日記 】

100円ショップには、100円以上の商品も並べられているが、
今まで、あまり買ったことがなかった。
先日、「週めくりカレンダー 四字熟語」を手にしてみたら、
210円だったので、面白いと思い、手に入れた。

平成21年1月の最初の熟語は、「一念発起」。
今までの行いを改めて、あることを成し遂げようと固く決意すること、
類語には、「一念発心」もある、と書かれている。

来年こそは、私も「一念発起」、何かに挑戦しようと思った。
三日坊主にならないよう、週めくりカレンダーにしたが、
いつまで続くかは分からない。
不景気風を吹き飛ばす意味でも、時には一念発起したいものだ。

(K.K.)


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『なにもかも小林秀雄に教わった』

【 今週のオススメ 】

『なにもかも小林秀雄に教わった』
木田 元 著
発行:文芸春秋(定価:750円+税)


近代日本が生んだ偉大な思索者・小林秀雄に導かれてと、
木田 元(中央大学名誉教授・哲学者)は言う。
「あのころの私たちの世代は、なにもかも小林秀雄に
おそわったような気がする。ボードレールもランボオも、
正宗白鳥も志賀直哉も、…モーツアルトをおしえてくれたのも
小林秀雄だった」と書いている。

自身の思想的風土を回顧談として語っている書。
一読をオススメする。

(K.K.)


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グランド デザイン [grand design]

【 気になるキーワード 】

最近、よく聞くキーワード、
気になる、気にしたいキーワードをご紹介します。
今日は、「グランド デザイン」です。

【意味】

大規模な事業などの、全体にわたる壮大な計画・構想。

【ひと言】

タイムリーな話題で、例文にするなら、
「米国史上、初の黒人指導者になるバラク・オバマ氏を
大統領に押し上げたのは、国内に充満する閉塞感だった。
米国の将来のグランドデザインを彼が提示し、
国民は『変革の旗手』に再生を託した」
といった使い方をする。

日本でも、各政党が、将来の日本のグランドデザインを提示し、
それを以って選挙戦に臨んで欲しい。
シンプルな単語ではあるが、非常に大切な言葉だ。

(K.K.)


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経験の活かし方

【 コンサルタント日記 】

働いたことのない人には、働く喜びは分からない。
遊んだことのない人に、遊びの面白さは分からない。
かように、「経験」というものは、非常に大切なものなのだ。

先日会った若いデザイナーは、先行デザインという難しい職場で、
いろいろと苦労しながら、デザイナーとして生きてきた喜びが、
昨今の景気ダウンで、職場での配置換えに遭い、
元のデイリーワークに戻り、生きがいが薄くなったという。

願わくは、腕を振るうことのできる職場、
難しくても、やりがいのあるプロジェクトに取り組みたいというので、
新しい職場を紹介した。
階段をひとつでも昇りたいという彼の意志は、
彼自身のマンネリ化打破の一策でもあるように感じた。

企業の組織改革は、日常茶飯事。
配置換えというカタチで、いつでも従業員に降りかかってくる。
デザインの職場でも同じであるが、彼は、それを契機に、
次なる人生の目標に向かって挑戦しようと考えている。
思わぬ経験をも糧にするその姿勢は、若いのに凄いと思った。

今しか出来ないことがあることや、「経験」の大切さを、
彼は知っているのだろう。
誰も後押ししてくれないデザイナーの孤独な世界に、
果敢に挑戦しようとしている若者にエールを送るのも、
私たちの仕事のひとつだろうと考えている。

(K.K.)


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JR駅構内

【 気になるデザイン 】

これほど車社会になる以前は、旅といえば、鉄道や船だった。
そして、駅や港には、それなりの特徴あるスタイルがあった。
ところが昨今、JRの駅構内は、「駅ナカ」が幅をきかせ、
ホームも自動販売機が目立つようになった。
喉が渇いたら、手軽に何でも買えるから便利ではあるが、
その分だけ、情緒も減ったように思う。

「人生は旅」とは、言い古された言葉ではある。
しかし、芭蕉までさかのぼらなくとも、
我々は、鉄道、船、車の旅をしながら、人生をエンジョイする。
地方に行っても、すべてのJR駅構内が
画一的な自動販売機のみなったら、寂しい。

自動販売機も、確かに便利であることは分かるので、
それと両立するアイデアはないものだろうか。
その地方の特徴を盛り込んだ自動販売機でもいい、
何がしかのアイデアがないと、旅もつまらないものになる。

そうしたことをJRに提案するデザイン団体があってもいいように思う。
ここにも、デザイナーの出番が沢山あるはずだ。

(K.K.)


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