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2008年01月 アーカイブ

2008年01月30日

デザイン振興にかける川崎市

モノづくり・デザイン日本を語るとき、忘れてならないのは
川崎市のデザイン振興運動だ。

昨日も「第19回デザインフェア」が、
かながわサイエンスパークのKSPホールで開催され、
「かわさき産業デザインコンペ2007」公開審査会や、
日産「マーチのカラー戦略とカラーデザインの思い」
という特別講演が行われた。

その後の交流会で、安部川崎市長から
「かわさきブランドをつくり、世におくりだしたい」という
熱い想いをお聞きし、行政の取り組み方に感心した。

平成元年から、毎年デザインフェアを開催し
市民と共にデザイン振興を続け、
コンペ作品から「かわさきブランド」を生み出している。
まさに、「継続は力なり」を地で行っている川崎市。
私自身、神奈川県民だが、川崎市民でないだけに、
つい川崎市をうらやましく思った。

(K.K.)


デザイナー転職紹介、人材紹介、求人募集のビートップツー

2008年01月29日

『Social Innovation Design』

「Social Innovation Design」 紺野 登編
発行:日本経済新聞出版社
定価:2,400円+税

レイモンド・ローウェイ「口紅から機関車まで」の日本版
――日立でデザイン50年物語


著者によると、ソニーや松下電器が、
消費者を魅了するためのコミュニケーションや
広告宣伝を目的に、
積極的にデザインを取り入れたのと異なり、
日立のデザインは、一貫してモノづくりや、技術研究開発、
とりわけイノベーションとの結びつきを強めて発展してきた。
その生い立ちからしてユニークだという。

一読をおすすめ。

(K.K.)


デザイナー転職紹介、人材紹介、求人募集のビートップツー

2008年01月28日

女性企業家パワー

世界遺産・アンコールワットを擁する、
カンボジアの地方都市・シェムアップ。
この町で、年間1億5千万円を売り上げる企業を
経営する日本人女性がいる。
約60人の現地スタッフを雇い入れ、
アンコールワットをかたどったクッキーを製造・販売する
小島幸子さん(35歳)だ。

先日、タイを訪れたツアーの最後に、
お茶を飲みに訪れ、その盛況ぶりに驚いた。
隣国・タイで、シルクの有名ブランドを作り上げた、
デザイナーのジム・トンプソンのカンボジア版だ。

彼女は、この街の日本語教師を経て観光ガイドを務め、
観光客から「食べ物のお土産は」と聞かれたことをきっかけに
趣味を生かしたクッキー作りを思いついた。

アンコールワットをかたどったクッキーなどを商品開発し、
事業を軌道に乗せ、「原材料は地元産、経営は日本流」を貫き、
ほとんど洋菓子の無かった同国で、新たな名物を生み出した。

政情不安が続く発展途上の地で、
地元を潤す企業精神を発揮している。
女性企業家パワーに脱帽。

(K.K.)


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2008年01月17日

己を見つめる視線を

『某国内有名家電メーカーの面接試験問題で、
「iPodを倒すにはどうすれば良いか?」
新卒者にこのような質問をしなくてはならないほど、
そのメーカーは打倒iPodに燃えていたようだ。
ジョブス復帰後のアップル社の就職面接では、
以下のような質問があったそうである。
「アップル社の強さはどこにあると思うか?」
この2つの質問を比べてみると、
前者は他社を気にする視線、
後者には己を見つめる視線が、それぞれ感じられる。』
(大谷和利著「iPodをつくった男」アスキー新書より抜粋)

面接試験問題も時代を反映してか、過激な質問が出てくるようになった。
自分なら、どのような答えが出せたか自問自答してみると、背筋が寒くなる。

米フォーチュン誌が選んだ2007年のNo.1経営者、スティーブ・ジョブスの
経営者としての手腕そのものが、アップル社の強さなのだから、
「彼を倒すにはどうすれば良いか?」という愚問になるからだ。

もうそろそろ、他社を気にする視線よりも、己を見つめる視線の方に
路線変更する時代に入るべきと思った。

(K.K.)


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2008年01月16日

専門を絞り込む

このところの各社の求人状況を見ていると、
「何でもこなせるデザイナー」は敬遠される傾向にある。
特に、経験年数5年を超えると、専門の世界で活躍できる人を求めてくる。

どちらかというと、デザイナーは、身の回りの小さなデザインから、
自動車のような大きなものまで、一度はトライしたい夢を持つものだが、
現実は、専門家集団で製品化し、企業間の熾烈な争いに耐え得る
ものづくりデザイナーが求められている。
夢も大事だが、現実の実態も考えておかないといけない。

従って、ある時期に転職分野を決め、何をやりたいかの専門を絞り込み、
その道のエキスパートとして生きる覚悟が出来ると、道が開けてくる。
そうすれば、職務経歴書もはっきり書けるし、
求人側にもストレートにわかってもらえるはずだ。

どうしても、専門を絞りきれない時は、ゆっくりする時間をとり、
問題解決に向けて時間をかけ、
先輩や友人にアドバイスをもらう慎重さも必要だ。

転職に、あわてることは禁物だ。

(K.K.)


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2008年01月15日

ブランド力

1951年、米国視察から帰国した松下幸之助は、
羽田空国に降り立つやいなや、
「これからはデザインや」と叫び、
千葉大学工業部意匠学科講師の真野善一を引き抜いて
デザイン部門の前身「宣伝部意匠課」を設立した。

松下電器のデザイン部門は、
わが国初のインハウス(社内)デザイン部門であり、
その歴史そのものである。

会社が、「松下」「ナショナル」「パナソニック」など、
多岐にわたって使いこなしてきたブランドを
この10月に「パナソニックに」統一するという。
ソニーやサムソンのように、
統一のブランドで国際社会に貢献したいということだろう。

歴史ある会社だけに「誰が鈴を付けるか」という
インナーでの葛藤はあっただろうが、
時代は、分りやすいブランドを求めており、
会社としてブランド力再構築という意味でのトップの英断とみた。

いかに、ブランド力が国際社会で必要かを意味している。
統一された「Panasonic」の書体を含め、
今後のブランド力構築に賭ける、
大手デザイン部門の戦略を見守りたい。

(K.K.)

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2008年01月09日

(28)出張レポートを参考に

転職活動の重要なツールの一つである「職務経歴書」。
その書き方のポイントを、毎回コンパクトにお届けしていきます。
第28回目は、「出張レポートを参考に」です。

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職務経歴書を書くということは、誰でも気が重くなる。
まして、提出期日が迫ってくると逃げ出したくもなるだろう。

辞書によると、『経歴』とは、「専門的技能を要する職業についていること」
とあるから、デザインの世界が長ければ長いだけ、専門知識が多く、
書くことが多岐にわたるからまとめ難いものだ。

ここで少し見方を変えて、いつも仕事で提出している出張報告書や
デザインレポートの類と同じと割り切ってみると、スムースに書けるかもしれない。

・初めに、なぜ出張したかの全体像を書き、
・何をやってきたかを短いキーワードで綴り、
・今後どうすべきかを書く
という要領で職務経歴書を書いてみるのだ。

志望先が明確であれば、志望動機の内容をシャープに示し、
デザインレポート類で学んだ、事業提案書(案)等を添付すると、
より具体的になり、求人先の担当者の目に留まることが多い。

ここで大事なことは、デザイン用語でまくし立てるのでなく、
平易な言葉で書くことだ。人事担当者に伝わらなければ意味がない。

どうしても書ききれなければ、もう一つキーワードを立て、
さらに事業提案書(案)を付け加えるなど試みてみよう。

(K.K.)


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2008年01月08日

2008年の年賀状に思う

忘れかけていた友人から年賀状が届くと、
しばし懐かしく思うから、年賀状は辞めないという友がいる。

一方、年賀状もメールで十分、写真から近況報告まででき、
これぞ文明の利器の出番だというメール愛好者もいる。

私はというと、あいまいで、友人によって使い分けている。
年賀状を頂いたら、できるだけ年賀状でお返しし、
メールの場合は、メールでお返事を出すといった具合だ。

今年は、年賀状で3通ほど、忘れかけていた若い友人から、
うれしい便りがあった。
就職、結婚と順調な船出ができたとの報告から、ベビー誕生、
中には、昨年末の某所忘年会で偶然お会いした若い友人から
「数分でもお話できて良かった」という一言が添えられたものまで。

メールでは、書初めではないが、自身の「傑作」という書を添付して
送ってくれた友人もあった。
ただ、私はこの添付ファイルが開けられず、
新年早々、パソコンの達人にSOSして開き方を教わった。
無事プリントアウトし、しばし鑑賞してから、コメントを書き、
私の正月の近況写真を添付して礼状とした。
こういうのも、その人らしい、いいメールであり、賀状だと思った。

考えてみると、今や年賀状にも表現手段が沢山あるわけだから、
アイデア次第でいかようにでもなる。
少し知恵を出して届けるべきと改めて思った。

(K.K.)


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2008年01月07日

日本国旗

明けましておめでとうございます。
年頭にあたり、読者の皆様のご多幸をお祈り申し上げます。

昨年の暮れ、新年を迎えようとする東京・銀座の街並みを
一枚撮りました。

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日本国旗が飾られているのが、私には、何か新鮮に映り、
来る年を迎える銀座の装いは、日本国旗を飾ることに
尽きるのだろうなとも思いました。

日常では、あまりお目にかからなくなった日本国旗。
淋しい限りですが、正月恒例「箱根駅伝」の街頭応援団は
日の丸を手にしていましたので、少しホッとしました。

それに比べると、米国の大統領予備選では、
どの候補もほとんど、星条旗の前でのスピーチですから、
国旗の使い方には、かなり文化の違いがありますね。

今年は北京オリンピック。
日本のメダル獲得数などの予想を、新聞が書きたてていましたが、
その時にしか日本国旗にお目にかかれないとしたら、
日の丸を背負う選手のプレッシャーは気の毒にも思います。

このあたりで、日本国旗の使い方を再考したいものだと思いました。

(K.K.)


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