2007年12月アーカイブ

犬も歩けば棒に当たる

【 コンサルタント日記 】

カルタ売り場を見ていたら、懐かしい言葉を見つけた。
『犬も歩けば棒に当たる』である。

転職でも何でも、歩いていれば、障害物に当たることは避けられない。
そこで、じっと時を待つのも良いが、
それで人生が終わりというのもいただけない。

人生には、やはり旬というものがあるから、
思い立ったら、何が何でもそこからまた挑戦するのも若ければこそだ。
時には、歩いて、棒にでも何でも、当たってみる勇気も必要だ。

福沢諭吉は、西洋文明をいち早く知ったことにも根ざしてか、
独立独歩へのこだわりが強く、政府の要職には、
要請されても一度も就かなかったという。
あの慶応義塾の創立、経営についても、うまく行かなくて潰れるのなら
いつ潰れてもかまわないと考えていた、と自伝にある。
棒に当たる勇気と、人生捨て身の爽快さを持ち合わせていたのだろう。

棒に当っても、何度でも挑戦できるのが若者の特権。
年の瀬に、一万円札の中の福沢諭吉を見ながら、
来年はどんな棒に当たってみようか、
若者の特権にあやかりたいと、私も胸を膨らませている。

今年も、『転職お役立ち情報』、ご愛読ありがとうございました。

(K.K.)


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湯たんぽにもデザインを

【 気になるデザイン 】

「広辞苑」には、

  ゆたんぽ【湯湯婆】(タンポは唐音)
  中に湯を入れ、寝床などに入れて、身を温めるのに用いる道具。
  金属製または陶製。

とある。

辞書に載っているぐらい古いものが、エコブームで再注目されているとか。
電気毛布や電気アンカなどは、電気代も馬鹿にならないが、
湯たんぽは、省エネ性と肌の乾燥しにくい点が特徴とあれば、
乗り換えない手はない。

さらに、若い女性には隠れたベストセラーと聞けば、なおのこと。
私も、ホームセンターを覗く。

金属製のものは、昔からのデザイン。プラスチック製のものは、
ハンドル付きで、持ち運びやすいように考慮されている。

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今、市場には、大小いろいろ、デザインや色もさまざま出ているが、
ホームセンターでは、800円程度の安い物が並んでいるのみ。
使ってみて分かったことだが、十分温まるから良いのだが、
やはり、いまひとつデザインが古臭い。

前年比5倍も売れているベストセラーとだというのだから、
ここぞ、デザイナーよ、立ち上がれ。
こういうところにこそ、身近なエコデザイナーの登場を待ちたいと思った。

(K.K.)


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クリスマスのルーツ

【 コンサルタント日記 】

『イギリスの1年のほとんど正確に半分を春、夏、秋が占め、
後の半分は冬ならば、歴史上、イギリス人というものは
まず冬に対処することから、そのイギリスでの生活を始めたに違いない。

それを旨くやらねば、凍え死にするほかないのであるから
民族の知恵がそこに結集されたわけで、
炉辺の幸福とか団欒の季節とかいうのはイギリスで始まったことである。

(中略)

それでクリスマスというものが、ヨーロッパ大陸の方では
主に宗教的な意味を持つのに対して、
イギリスでは、多分に社交的な行事になっていることの説明もつく。

クリスマスは冬の真最中で、それが寒さが厳しい暗い季節であるから
イギリス人は、それと救世主が生まれた喜びというものを結び合わせて
暗闇の中に火を燃え上がらせることを発見した。

そうした寒さに震えながら教会に夜のミサに行く代わりに
彼らはサンタ・クロースを持ち出した。
イギリス人が教会に行くのは朝で、それも行かないものが多い。』

(英文学者・吉田健一著『イギリスの冬』より抜粋)


身近なものを改めて調べてみると、新しい発見がある。
時には、クリスマスのルーツにも触れ、
忘年会などで友と語り合うのもいいですね。

(K.K.)


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(27)顧客の経歴をデザインする

【 職務経歴書講座 】

転職活動の重要なツールの一つである「職務経歴書」。
その書き方のポイントを、毎回コンパクトにお届けしていきます。
第27回目は、「顧客の経歴をデザインする」です。

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友人に、あるセミナーの講師を依頼したときのことだ。
依頼元のスタッフが、資料に載せるための講師の経歴を
インターネットや彼の文献から調べあげ、
マネージメント系のソフトを使って、A4一枚にまとめてくれた。

彼の経歴が実にわかりやすく書かれていて、
彼の生き様、思想までもが盛り込まれているようで、感心した。

これをヒントに、今回は、自分の職務経歴書を
「顧客の経歴書をデザインする」つもりで書いてみることを勧めたい。

そのとき肝心なのは、自分がデザイナーであるという
プロ意識を持って、「顧客本位の作成・デザインをする」こと。

誰かに読んでもらって、本当に分かりやすい職務経歴書が
出来ていたら合格、求人企業の担当者を動かすこと間違いない。

職務経歴書は、貴方自身を見せるデザインだという意識が
強くでていれば、確実にアピールになる。

(K.K.)


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中国の色彩感覚

【 気になるデザイン 】

中国は香港近くの東莞市での結婚披露宴で目にした、
お祝いのタバコのパッケージデザイン。

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2種類あったので、記念に頂いて来たが、
色彩といい、イラスト、模様など、かなり凝っている。
一言で言うと赤の使い方がうまい。
いや、うまいというよりは、使い慣れているという感じだ。
お祝い事には欠かせない色彩感覚が盛り込まれている。

彼らにとっては、これが普通なのだろうが、
私から見ると、すばらしく洗練されたデザインに思える。

右側のものは、中国五千年の歴史の上にある
伝統意匠(デザイン)、具象デザイでまとめ、
左側はモダンデザインで、抽象図形でまとめられている。

お祝いの席に、具象デザインと抽象デザイン、
この二つを並べられているのを見ても、
この国のデザインの力の入れ方が分るような気がした。

残念なことに、私自身はタバコは吸えないので、
その味を論ずることが出来ないが、
愛煙家には、『お祝いタバコ』として十分喜ばれたに違いない。

(K.K.)


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出版業界に学ぶ

【 コンサルタント日記 】

昨夜は、ある出版社の60周年記念のお祝いに招かれた。
医療関係専門の出版社だから、一般にはあまり知られていないが、
看護学専門という世界では、秀逸。

お医者さん、看護士さんが集まって盛り上がり、
とても良いパーティーであった。

その中で、主催者側の会長のスピーチ、
「出版の歴史は120年、我が社は60周年、まだこれからが勝負」
という意気込みは、すばらしいと思った。

私たちデザイナー集団も、まだせいぜい60年の歴史しかない。
やはり、ここは謙虚に、「出版の歴史は120年」に学びたいと思った。

明治以後の日本の文化を育て、支えてきた出版業界も、
若者の活字離れが激しく、昨今は不況産業の代名詞になりつつある中で、
生き残りをかけて頑張っている。
フリーデザイナーという業界の不況も、
出版業界のそんなしたたかな戦略、工夫に学ぶところは多い。

どんどん本を書く、論陣を張る、批判されながらも
理想の追求に動く、負けてたまるかという業界に変身する……
そんなデザイナーの姿を思い描いていた。

(K.K.)


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ドイツ人の職務経歴書

【 コンサルタント日記 】

最近、いろいろな国の人の転職をお世話することがある。
先日も、日本の大学に留学、卒業、職を探している、
日本大好きというドイツ人のお世話をした。

彼の場合、日本語は会話程度しかできないから、
コンサルティングも英語、職務経歴書も英語のものを持参してきた。
ただ、やはり応募先は日本企業だから、すべて英語で通すことは
不可能ということで、弊社のスタッフが、職務経歴書を日本語に翻訳した。

しかし、英語をそのまま日本語に訳すと、ドイツ特有の学校制度などが
やたら目立つし、長文にもなる。
実習教育なども、転職回数のように見えてしまう……etc.
かなり苦労しながら、本人にもよく内容を聞き、丁寧に翻訳していた。

ドイツ人の彼が言うには、それを彼の日本人の奥さんに見せたところ、
非常に分りやすい日本語の職務経歴書になっていると褒められたそうだ。

文化の違いは、一枚の職務経歴書にもあらわれる。
表面上の単語の意味だけではなく、その内容、制度、文化までを
よく理解しないと、先に進めない。

そしてそれは、英語でも、日本語でも、同じことだ。
職務経歴書の基本は同じ。
内容が明確であり、どんな人にも分かりやすいことが重要だ。

(K.K.)


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照明デザインの力

【 気になるデザイン 】

この季節、クリスマスのイルミネーションのデザインが気になる。

自宅近くの駅前と、先月の出張時に見た香港の街の
ド派手さを比較するのもどうかとは思うが、
日本の街の照明には、プロの照明デザイナーが
関与していないように思える。
(写真上:自宅近くの駅前 下:香港の街)

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まず、何はさておき、単純である。
照明器具をただ街路樹に巻きつけただけで、色も考慮されていない。
そして、毎年同じデザインだ。

やはり、これからは日本でも、プロの照明デザイナーの出番が
より多く求められるのは必須であると思う。

夜の香港の、流れるような、ロマンチックなイルミネーションを見ると、
路上を歩くごとに光のシャワーを浴びたようで心浮き立つ。
照明デザインとは、大切なのだということを、改めて実感した。

ほんの少しだけでもプロの力を借りるだけで、
今よりも数段すばらしい夜景が演出できるはずだ。
その「ほんの少し」が、実は大きいことに気付いていないのだろう。
それぞれの街や、商店街の人達の奮起を促したい。

(K.K.)


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『売れる商品デザインの法則』

【 今週のオススメ 】

久しぶりに、デザインの初心者、入門者向けの本が発売された。

『売れる商品デザインの法則』 木全 賢 著
発行:日本能率協会マネジメントセンター
定価:本体 2,000円+税

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著者は、「デザインと実感」というところで、
その「実感」を説明するために、
「デザインとペットは同じだ」と述べている。

1) ペットを飼っている人にとっては、ペットは大切な伴侶
2) ペットのいない人生なんて、とても想像ができない
3) ペットの費用対効果ははっきりせず、しかも費用は馬鹿にならない
4) しかし、ペットはいつもそれ以上のものをもたらしてくれる

上記4項目の「ペット」を「デザイン」に置き換えてみると……
これらもすべて「実感」なのだ。

さらなる詳細は、是非ご自身で手にとっていただきたい。

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お土産は中国の日記帳

【 コンサルタント日記 】

先日来、友人に中国語の上達方法を学び、
今回の短い中国出張中に、実戦を試みたいと思いつつ出かけた。
あまり成果は出せなかったが、中国で活躍しているビジネスマンの
中国語上達法を聞く機会もあり、収穫もあった。

私は、電子辞書を片手に、単語を見せて発音を学ぶところからスタートし、
初歩の初歩でも、「生の中国語に触れた」という感触を持てたのは、
まさに「百聞は一見に如かず」、バーチャルには無い素晴らしさだった。

今回の出張中、東莞(トンガン)市の街中を散策中に見つけた
小さな文房具屋で、一冊の日記帳を買った。

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中国語と英語で表記されていて、ところどころに考えさせられる言葉もあり、
見ているだけでも、なかなかおもしろい。
一月一日を見てみると、『壹月 JANUARY 一月 元旦 1』とある。

これなら日本人にも違和感がない。さらに、『Week 1 1-365』
と親切に書かれているのには感心した。

来年は一日一日を大事に、この日記帳を使いこなしたい。
中国通貨で18元、日本円にして300円ぐらいの日記帳が、自分のお土産になった。
そして来年は、この日記帳で一日一語、新しい中国語と出会うことになりそうで
今から心をはずませている。

(K.K.)


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