2007年11月アーカイブ

元ベテラン・デザイナーに学ぶ外国語習得法

【 コンサルタント日記 】

元デザイナーで、日本と台湾、中国を股に架けて活躍中の友人がいる。
今は、開発型商社の経営者だ。
彼に、中国語の上達法を聞いてみた。

彼はノートに、「おはようございます」「お元気ですか」「お休みなさい」など、
朝から寝るまで一日の行動を書きとめ、それを中国語に翻訳してもらい
とにかく覚えること、これに限ると言い切る。

なるほど、一日の行動を覚えれば、日常会話はそれでこなせる。
あたりまえのことだが試してみたことがないから、
今度、所要で行く中国で試みてみようと、感謝、謝謝(シエシエ)。

メールで日本語を送ってくれたら、秘書に翻訳してもらい、
返送するからと、親切に言ってくれたので、
早速、一日の行動を日記風にまとめてみようとした。
しかし、「おはようございます」「お元気ですか」、その後は……
中国でどんな言葉が必要かが出てこないのに参った。
「ありがとう」「さようなら」「ご馳走様」ぐらいしか浮かばない。

少し考え、「お湯を下さい」「いくらですか」「トイレはどこですか」
などと書きながら、日常会話も意外と難しいことを発見した。
普段の生活では、言葉に出さないでも“通じる”ところが
逆に問題なのだということも分かった。

はたして、今週末からの中国・香港・トンガン行きは、
どんな旅になるのか。
ボケ防止(?)も兼ねた中国語学習は楽しみだ。
せっかくの機会、楽しみたいと思っている。

(K.K.)


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応援団を持とう

【 転職コラム 】

マラソンでも、ゴルフでも、どんな競技でも、プロ・アマを問わず、
優秀な成績の陰には、名コーチがいることが多い。

たとえ「転職」という極めて個人的なことでも、
家族、友人、知人といった、名コーチとまでは言わないが、
応援団がいた方が断然良い。

以前、大学の先生に転身した友人は、
かなり身近に応援してくれる仲間を持っていたから、
その道に進めたという良い実例だと思っている。

具体的には、職務経歴書を見て、アドバイスをもらうのはもちろん、
彼の米国でのデザイン歴は、日本の評価基準に当てはまらないため、
友人に推薦文を作成してもらって応募したのだ。
最初の1?2校は失敗したが、3校目で見事合格、
今は第一線で活躍している。
彼の場合、親身になってくれる応援団がいたから転職に成功したのだ。

できれば、身近な人、家族、友人、知人の中の一人でも、
あなたの転職を理解し、アドバイスしてくれるなら、鬼に金棒だ。
そういう意味で、応援してくれる仲間づくりも、
転職成功のための大きな要素だということを理解して欲しい。

秘密主義も良いが、一つ階段を昇る、転機となる場面、
チャレンジする転職は、堂々と応援団を募って進める手もあることを
ここでは記しておきたい。

(K.K.)


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環境デザイン、環境色彩

【 気になるデザイン 】

今年の『公共の色彩賞 ?環境色彩10選?』が発表になった。

この賞は、「公共の色彩を考える会」が、
全国から優秀な環境色彩を選び発表するもので、
今年で22年目になる、伝統あるイベントだ。

自薦、他薦を問わず、推薦文と写真で応募し、
審査員はそれらを比較検討し、10選に絞り込む。

今年は、7人の審査委員の一人として一票を投じたので
その感想を述べてみたい。

今年は107点の応募があり、その中で、審査委員満票で選ばれたのが、
新潟県の「安善小路の黒塀プロジェクト」だ。
城下町・村上市の歴史と伝統を重んじながら、まちづくり進めている、
市民参加型の秀逸なプロジェクト。(写真参照)

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住民が助けあって街並みを考え、お金を出し合い、行動するという、
デザインで言うなら、そのプロセスを、私は評価した。
この事例ひとつを見ても、日本はまだまだ捨てたものではないし、
可能性を秘めている国民の集まりであると確信できた。

我々の環境も、常に気にして努力しないと良くならないのだ。
「ローマは一日にして成らず」、地道な積み重ねが大切だ。

(K.K.)


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異業種交流

【 コンサルタント日記 】

アフター5にNPOを立ち上げ、いろんな人と福祉関係の研究をしている
こう書くと、勉強家に思われるかもしれないが、たいしたことはしていない。
が、時には面白いことに出会える。

このNPOは異業種の集まりで、メンバーの内訳は、
主にデザイナーと医者だから、話が簡単にはまとまらない集団である。

先日も、デザイン学部の先生と精神科医とのミーティングで、
「デザイナーの卵、現在の学生気質について」話し合った。
なぜ彼らは、発想力、想像力、もろもろの意欲がないのか、
というマイナス面の議論が多かった。

精神科医の彼は、デザイナーの川崎和男氏のファンであるといい、
彼の発想力、想像力、もろもろの意欲が
デザイナーとしてすばらしいと言うのには驚いた。
彼のデザインした人工心臓に敬服し、
彼のデザインしたメガネまでかけているのには、さらにびっくりした。

精神科医で、これだけデザイン界を知っているということは、
異業種に対する興味が旺盛な証拠であり、勉強家なのだろう。
彼の話を聞きながら、異業種を勉強するということは、
視野が広がることであり、学ぶものが多いという事実を再確認した。

同業同士、デザイナー同士のミーティングも必要だが、
時には、異業種の人との交流もいいもの。
教えられることが多々あるはずだ。

(K.K.)


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(26)未来を描く表現力

【 職務経歴書講座 】

転職活動の重要なツールの一つである「職務経歴書」。
その書き方のポイントを、毎回コンパクトにお届けしていきます。
第26回目は、「未来を描く表現力」です。

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昨今、セミナーを受講する機会が多いので、
プレゼンの良し悪しについて改めて考えている。

その中で、「東京都心の開発と環境共生型街づくりへの取組み」という、
大きなプロジェクトを手がけている、三菱地所の長島氏のプレゼンは、
説得力があって、すばらしく分りやすく出来ていた。

東京駅を中心として発展を続ける千代田区だけに、
将来の東京、そして日本をシミュレーションしながら、
歴史、文化を大切に、街のブランド価値を上げるための
したたかな構想が込められていた。

そして、説得力あるプレゼンの重要なポイントの一つは、
根拠となるしっかりしたデータがあり、実現可能な夢が、
ビジュアルでうまく表現されている、その表現力にあると思った。

職務経歴書も、「過去」のデザイン歴をただ記載するだけではなく、
ひとつでも、ふたつでも、デザインで成し遂げたい目標を掘り下げ、
夢の持てるデザイナーに成長したいという、
「未来」への願望が込められていてもいいのではないか。

転職には、希望や夢が必須。
何度も書いているが、職務経歴書ひとつにも、デザイナーの「表現力」が
見られていることを、くれぐれも忘れないで欲しい。

(K.K.)


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デザインの歴史と未来に思う

【 気になるデザイン 】

先日、川崎市が開催している「かわさきデザインフォーラム」に出かけた。

今回は、市民ミュージアムの企画展「みんなのデザイン展」(12/16(日)まで開催中)の
一環として開催され、「かわさきデザインフォーラム」のテーマは、
昨年度グッドデザイン大賞受賞の三菱の軽自動車「i(アイ)」と
今後の電気自動車への展開についてだった。

まず、「みんなのデザイン展」を観覧。
50年の歴史を誇るGマーク商品から厳選された100点と、その時代背景を物語る写真、
ポスター、雑誌などが展示されていた。
また、「かわさき産業デザインコンペ」12年の実績を紹介する展示もあり、
川崎市の新たな魅力が紹介されていた。
(写真は、希少価値の文庫本)

その後の「フォーラム」では、軽自動車「i」の開発に携わった、
三菱自動車の現役デザイナーのお話を聞くことが出来た。
さらに、今後の電気自動車への展開は、自動車のスタイリングデザインが
大幅に変わることの示唆もあった。
ガソリンから電気に、エンジンからモーターに替わることで、
スタイリングが、いかようにも替わるという。

例えば、タイヤの中にモーターを入れる技術開発も行われているといい、
スタイリングデザインの夢がどこまでも膨らむ。

21世紀は、いい意味での「気になるデザイン」の分野の一つは、
間違いなく自動車デザインであり、この業界の革新からは目が離せない。
自動車には、どんな未来があるのか、そのことを考えるだけでも楽しい。
環境、安全、経済……いろいろな意味で、良い世紀になることを願う。

(K.K.)


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『MY NAME IS TOKYO』

【 コンサルタント日記 】

東京駅八重洲口「グラントウキョウ ノース タワー」が11月6日に誕生。
地下1階から13階までは「大丸東京店」だ。

この建物は、世界的建築家ヘルムート・ヤーン氏のデザインで、
今回は第1期オープン、5年後には第2期グランドオープン予定で、
現在の1.5倍の規模になり、首都・東京の玄関口にふさわしい、
斬新な21世紀のモデル百貨店になる……そうだ。

『MY NAME IS TOKYO』と、奇抜なPRが 目立つので、
野次馬根性で見に行った。
オープン初日とあって、日頃は目にしない男性客が多く、
先ずは東京名物は何か?と物色している冷やかしの客で大混雑。
エスカレーターの近くは危険ですというアナウンスが耳につく。
ロングスカートの人は巻き込まれないように、お子さんは手をつないで……
と何とも親切なアナウンスが繰り返される。

2階の「ビューティ・フロア」に集まったブランド、その数43。
「噂の一品や新作たちがあなたの美女化、お手伝いさせて頂きます」
とあるように、1階から6階までは、婦人用品が占めている。
私はといえば、11階のブックランキングコーナーでベストセラーを一冊購入し、
早々に帰ってきた。

目新しいものに出会えず残念だったが、東京駅八重洲口の
この「八重洲」という地名の語源は、オランダ人、ヤン・ヨーステンの名に由来し、
彼の屋敷があったことからだという。
徳川家康の信頼を得て、幕府の外交、オランダ貿易顧問を務め、
屋敷を拝領したと聞くと、400年の由緒ある首都・東京の玄関口が
オランダと繋がっていた事実に脱帽。
東京はやはり奥が深い。

(K.K.)


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(25)転職回数記入法

【 職務経歴書講座 】

転職活動の重要なツールの一つである「職務経歴書」。
その書き方のポイントを、毎回コンパクトにお届けしていきます。
第25回目は、「転職回数記入法」です。

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このご時世、倒産や事業撤退という会社都合で、
職を替わらねばならない場合が
不幸にして複数回になってしまうこともある。
すると、職務経歴書に記載する転職回数も多くなり、
正直に全部記入すると、A4数ページにもなってしまう。

しかし、あまり細かく書きすぎても、誰も見てくれないので、
せいぜいA4で3枚までに押さえたい。

このところのコンサルティングで、転職回数が
数ページに及ぶ人に数名に会ったが、
あまり過去ばかりにこだわると明日が見えてこない。
ここは、思い切って割愛してもいい。
比較的長かった職場のみ記入し、バイト的な職場は省略するのだ。

その上で、職務経験は、仕事の内容や作品の質で見てもらう
といった工夫が必要だ。
まだまだ日本では、欧米のように転職回数が勲章になっていない。
そうした現実をわきまえて記入したい。

特に年配の人は、「転職回数=飽き性」という偏見を
持っている人が多いことにも注意したい。
期間が空いていることを聞かれたら、口頭で答えられればいい。
そして、次にチャレンジしたい希望の仕事が、
それとなく記入されている……そんな書き方が望ましい。

転職は、明るく前向きに。
階段を一つ昇る気持ちで臨もう。

(K.K.)


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デザイナーの卵たちにひとこと

【 気になるデザイン 】

ロンドンで始まったインテリアデザイン見本市「100% DESIGN」。
その東京版「100% DESIGN TOKYO」が、神宮外苑絵画館前の
「東京デザイナーズウィーク」会場に隣接された巨大テントで
10/30-11/4まで開催された。

国内外から、およそ200のメーカーやデザイナーが出展し、
いまや東京では最も規模の大きいコンテンポラリー・デザインの
展示会のひとつだとか。

昨年につづき、その展示会を見に行った。
偶然、ブースの中で、大学の先生をしている友人と会い、
久しぶりに二人で話しながら見て廻る。
彼の関係している大学も出品している、
「各大学ストーリート・ファ?ニュチャー」展を特に関心を持って覗く。

デザイナーの卵たちは、いろいろと説明してくれるが、
思ったほど迫力のある作品にお目にかかれないのは、なぜだろう。
友人曰く、「文化祭の延長だね」と。
なるほど、参加することに意義がある程度で、力が入っていない。

少し質問してみると、どの作品も、彼らの思いつくまま、
自由にデザインしたと言う。
過去の有名なインテリアデザイナーの作品に似たようなものがあり、
参考にしたのかと聞くと、文献・資料すら見ていないと悠然と答えるから呆れる。

ほかの分野と同じように、インテリアデザインも、歴史に学ぶことは多々あるのだ。
図書館で見てみてはどうかと勧めて帰路に着いたが、
デザイナーの卵たち、「しっかりね」と、思わずつぶやいた雨の日だった。

(K.K.)


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