2006年11月アーカイブ

最近、転職希望者の面接をしていても、
「何をデザインしたいのか、彼らの意思がつかめない」
と、いろんな面接官が言う。

例えば、ディスプレイのベテランデザイナーが突然、電化製品を手がける
プロダクトデザイナーに転職したいと言い、音響デザイナーが
自動車デザイナーに移れないか、商品企画でも良い案件があれば…と、
自身の希望、夢だけで話す。

パソコンのソフトを少し使えればイラストレーターになり、少しCADの勉強をしたから
プロダクトデザイナーだと、世の中そんなに簡単なものではない。
スペシャリストとしてのデザイナーという職業は奥が深い。
それが故に一生の仕事になり得るのだ。

ただ、デザイナーは、ベーシックな「芯」の部分がしっかりと出来ていれば
応用は利くし、違う分野でも訓練によりかなりのデザイナーになれる世界でもある。
建築から自動車までこなすイタリアのデザイナーはいい例だ。

ここで言いたいのは、簡単にAからBの分野に転向することだけを考えるのでなく、
今の自分の専門分野をしっかりと固めながら、
粘り強く自分の希望する分野の勉強を続けることだ。
自分の「芯」を大事にしながら、少しずつ新しい分野の実績を増やして欲しい。
急に転職という形を取って、これまでのキャリアをゼロにするのではなく、
いろんなデザインをする機会を自ら作り、少しずつ軌道修正して行くことはできるのだ。


デザイナー転職紹介、人材紹介、求人募集のビートップツー

このブログについて

デザイナーの転職紹介を行う
株式会社ビートップツー
運営するブログです。

月別 アーカイブ