« より良い転職のために(61)~「イケア」を見ましたか | メイン | より良い転職のために(63)~古巣を大事に »

より良い転職のために(62)~フリーランス事務所も一考

何年ぶりかで旧知のフリーランスデザイナーに会った。
彼等は30年ほど前、日本人と米国人の二人でデザイン事務所を立ち上げ、
今日まで様々なデザインを世に送り出しているベテランデザイナーである。

例えば、彼等にマーケットリサーチについて問えば、
「使われている状況・環境によっても使い方が全く違うので、
それはデザイナー自身が実際に見ないと分からない。
デザイナーの見たリサーチと、マーケティングの見たそれは全く違う」
など、本質を突いた返答が返ってくる。

彼らの話は当たり前のように聞こえるが、実際日本では、
営業・販売寄りの「売れるもの」感覚でデザインが決められることも多い。
彼らからは、それでは本当にユーザーの求めるものになっていないのでは?
との鋭い指摘もあった。
米国のように、インハウスデザイナーが存在しない国では、
フリーランスデザイナーの活躍がすべてである。
従って、彼らはクライアントの話は尊重するが、
インハウスほどべったりではないから、
本来の、ユーザーが求めるデザインを世に出せるのだ。
アップルの「iPod」などがいい例だという。

これから日本でも、「本当のデザイナー」を目指すなら、
フリーランスデザイン事務所でいろんなことを経験し、
「ユーザーが求めるデザインとは何か」を勉強したなら、力がつくと思った。
「穴場」という言い方が正しいかどうか分からないが、
フリーランスデザイン事務所への転職も一考の価値ありと思う。


デザイナー転職紹介、人材紹介、求人募集のビートップツー

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://122.200.201.59/cmt/mt-tb.cgi/15

この一覧は、次のエントリーを参照しています: より良い転職のために(62)~フリーランス事務所も一考:

» インハウスデザイナーの醍醐味 送信元 イソムラ式
「ニッポンのデザイナー展」に向けて  新年デザインプロデューサーの鼎談  桐山登士樹×関 康子×西山浩平 インハウスデザイナーの環境、これからの... [詳しくはこちら]

コメントを投稿

About

2006年08月02日 00:00に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「より良い転職のために(61)~「イケア」を見ましたか」です。

次の投稿は「より良い転職のために(63)~古巣を大事に」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。