2006年2月アーカイブ

文化とは何か

【 転職コラム 】

一枚の風刺画(イラスト画)が世界を脅かす時代に突入した。

欧州メディアによるイスラム教預言者、
ムハンマドの風刺画掲載問題を巡る
欧州とイスラム社会の対立激化への懸念が拡大、
事態を収める動きが国際社会に広がってきた。

最初の風刺画掲載紙が出て、イスラム教徒らの
抗議行動の矢面に立つ形となったデンマーク。
そこからインドネシア・パキスタンまで、
その影響は飛び火して続く。

ITの目覚しい発達スピードに合わせるかのように、
暴動が同時多発的に世界に蔓延する。

たかが風刺画一枚が世界を脅かす時代、
グラフィックデザイナーを目指す人のみならず、
デザイン関係者、マスコミも考えなければならない。

ひとことで言えば、文化の違いを政治に利用する策略で
民衆を扇動する人間がどこの国にでも存在している
ということなのだろう。
そういう意味で、この問題は奥が深く、簡単に収まりそうにない。

我々は、政治に利用されない、誤解を生むことのない作品制作を
考えないといけない時代になった。
風刺画といえども、人を、民族を傷つけてはいけない。
無知で描いたとは思えないが、
何かしら表現者を目指す人は自戒したい。
そして、文化とは何かを常に考えてもらいたい。


デザイナー転職紹介、人材紹介、求人募集のビートップツー

『求人倍率一倍を回復 好業績反映、13年ぶり』

厚生労働省が先日発表した2005年12月の有効求人倍率は
前月を0.01ポイント上回る1.00倍となった。
1倍台を回復したのは1992年9月以来、13年3ヶ月ぶり。
景気回復による収益改善に加え、団塊世代の大量退職もひかえて、
企業の採用意欲は一段と高まった。
(有効求人倍率:全国のハローワークに申し込まれている求職者数に
対する求人数の割合。求職者一人当たり何件の求人があるかを示す。)

こういう記事を見ると、今が転職のチャンスか?と思うかもしれない。
しかし統計資料はあくまで統計資料であって、
デザイン界の現在の転職状況とは異なる。

バブルの余熱が残っていた1990年代とは、雇用環境が違いすぎる。
その時代と数字だけを比較しても、そこから何も出てこない。

将来性のある業界を絞り、そこでどんなデザイナーを目指すか、
各自が地道に考え、転職のチャンスを自分でつかむことが大事だ。
転職は他力本願で成功することはない。
統計資料、マスコミ報道などは、
少なくともデザイン界では、あてにしないことだ。


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