2005年12月アーカイブ

『情報の伝達ということに限れば、新聞・雑誌・書籍の活字媒体は、
テレビにもインターネットにも絶対にかなわない。
そこで、これら活字媒体が読まれなくなり売れなくなった要因を
テレビやネットの普及に帰すのだろうが、
私の思うにはそれは、負け犬の遠吠えい過ぎない。
もはや情報の伝達速度で勝負する時代ではなくなったのだから、
勝負の武器を他に求める必要は不可欠であり、
それもしないで嘆いているのは、
知的怠慢以外の何ものでもないと思うからである。(抜粋)』

と今月号の文芸春秋に塩野七生が書いている。

転職に関しても、ウェブあり、フリーペーパーあり、
情報は巷に溢れている。

逆説的に年末年始の休みには、
できるだけ外部からの情報に接する機会を減らし、
その分、自分自身の考えをつきつめる時間にあててはどうだろう。

悔いのない「よい転職とはなにか」をじっくりと考え、
貴方自身の将来像をみつけて欲しい。


デザイナー転職紹介、人材紹介、求人募集のビートップツー

先日、歳末恒例の「Brand of the Year 2005」の受賞式に出席した。

消費者が選んだ「今年のCM好感度ベスト1000Brands 」や、
CMが貢献したヒットBrand大賞など、
テレビ・CM業界の総決算が発表された。

CM好感度ベスト1には「アイフル」が選ばれ、
CMが貢献したヒットBrand大賞(ニューブランド)では、
アップルコンピュータのiPod nano が選ばれていたのには
納得した人も多かっただろう。

基調報告では、テレビの視聴は、大人が一日に約5時間、
対してインターネットは37分だと言われていた。
まだまだテレビは家庭の中心に座っている。

従って、ライブドアがフジテレビを、楽天がTBSを、
経営戦略の選択肢として狙うのは当然で、
買収することで相乗効果が働くという計算をするのももっともだ。

一方、テレビで流れる15秒や長くて90秒のCMでは、
多くの情報を視聴者に届けることが出来ない。
そこで、「CMのつづきはWebで見てください」という形式が増え、
両者の融合が進んできている。

そこで、グラフィックデザイナーを目指すなら、
CMのコンテンツ制作のみならず、TVとインターネット融合の結果、
どんなデザインが求められるのか、CMからも学んでみたい。

そして来年は、貴方独自の次なるキャリアの方向を見出すことに努めて欲しい。


デザイナー転職紹介、人材紹介、求人募集のビートップツー

日本の大学の卒業は3月、海外は6月が多く、
海外の学校を終えて日本で就職しようとしても、
採用シーズンが終わっていて何処にも行けないケースが、まだまだ多い。

先日もヨーロッパの大学を終え、どこかスキルを生かせる場所がないかと
若い女性がコンサルティングに訪れた。
彼女はしっかりと日本の大学で4年間勉強し、
さらに専門を極めるためにデザイン発祥の地・ヨーロッパに留学したのだそうだ。
2年間学び成果を得て帰国したのに、
途中入社先も何もないのが現実と知ってがっかりしたという。

そこで弊社では、彼女の専門分野のスキルを把握するために、
実力テストを試みた。
課題を出し、作品とレポートを提出してもらった。
結果は大学院卒以上の実力有りと認められたので、
まずは派遣という形で就職してはどうかと勧めた。

この「紹介予定派遣」とは、会社は正社員採用を前提に、
定められた期間(最長で6ヶ月)派遣スタッフとして採用し、
実務の中で適性を見極めた上で、正式雇用を検討するというものだ。

現在、彼女は順調に実力を発揮しながら職場に溶け込んで行っているようだ。
何とも頼もしい限りである。

やはり正社員として働きたいと望む方は多いだろう。
ただ、自分のやりたいこと、スキルを生かすことを第一に考えれば、
「紹介予定派遣」という選択肢もある。
まずは何でも相談、そしてトライすることを勧めたい。


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100% DESIGN TOKYO展を見る

【 気になるデザイン 】

先日、明治神宮外苑のテント村、デザイン展を見に行った。
何と入場券を買うのに200mぐらいの列ができているのには驚いた。
最終日の午後ということで駆け込み入場者が出たのだろうと思いながら、
デザイン展がこんなに人気がある、その秘密を探ってみた。

中に入ると大手企業のブースもあるが、
人気が集中しているのは個人ブースであり、
そこには個性あるデザイナーの作品がところ狭しと並べられ、
まるでお祭りの夜店のように賑わっていた。

沢山の人に押されながら見た中には、
パソコンのアイコンをモデルにした時計やアクセサリーなど、
パソコンがわれわれのライフスタイルに食い込んで、
すっかり日常品になったといったところが目立った。

これら小物デザインにかけるデザイナーの意気込みとも言うべき
「デザインエネルギー」が、そこには満ち満ちていた。
プロダクトとグラフィックの中間のような、
デザインの面白さを追求したものが多く、
このあたりのデザインの魅力が沢山の集客の要因とみた。

聞くところによると、彼らは、メーカーのデザイナーとして生活費を稼ぎ、
余暇に上記のような小物デザインを考え、作品として世に問うという。
今後はデザイナーも、彼らのようにマルチ人間化し、魅力ある作品を発表、
趣味と実益を両立することで生きるのもトレンドになるように思った。

要は、デザイン軸をしっかり持ち、大量生産されるデザインから、
魅力ある小物デザインまでをこなすことで、
デザイン力が確実にアップするのだと思う。


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