2005年6月アーカイブ

このところ印刷業界に転職するデザイナーは少なく、むしろ敬遠する人が多い。

なぜと聞くと、印刷業界では、デザインの良し悪しの評価がされることなく、
印刷料金につっこみで「企画・デザイン・紙代・印刷代金」等の名目で
すべて含むという形で評価され、デザインの価値を認めてくれないからだという。
これだとデザイナーとしてのモチベーションも低くなってしまう
というのが敬遠する理由だ。

しかし、逆にこの業界に長年籍を置き、地道に勉強を続ける人たちもいる。
作品の出来上がりの良し悪しが、デザイナー自身の印刷関連知識の有無によっても
大きく左右されることを、彼らは知っているからだ。

印刷のプロセスを学んでおけば、業界全体が見えることにもなるから、
キャリアアップにつながることは間違いない。
コスト面も含め、川上から川下までわかるようになることは、
デザイナーにとっては「鬼に金棒」だ。
印刷業界のベテランで、最近還暦を迎えた私の友人は、
国内でもモテモテ、さらに中国からは顧問に迎えたいという話もあるそうだ。

自身の専門分野だけでなく、広く全てのプロセスに通じていることは、
よりよいデザイン、よりよい転職にとって重要なことなのだ。


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アップルの「ipod shuffle」を手にして驚いた。

小さく、カタチもよく、それにきれいで、モダンにまとめられている。
実物を手にしてみて、デザイナーの「狙い」が商品に満ち満ちているのを感じた。
これはやはり、ホームページやカタログ上では味わうことが出来ない、
実物ならではのインパクトだ。

モノづくり、プロダクトデザイナーを目指すなら、このような本物に接して、
その生い立ちから完成までのプロセスを研究し、
自分の勉強の糧としたらかなり実力がつくだろう。

建築家の安藤忠雄さんは、著名な世界の建築物を模型でつくり、
どうしてこのカタチ、その作りになったかを研究していることは良く知られている。
何ごとも日頃の取り組み、日々の勉強次第だ。

いいものを手にし、そのものの本質を見つけ、
それを自分の頭に叩き込むような訓練を試みて欲しい。
その積み重ねが自分の身になることは確実だ。


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