« 2004年10月 | メイン | 2004年12月 »

2004年11月 アーカイブ

2004年11月09日

より良い転職のために(34)~ストーリーを描こう

先日、コンペで見事1,000万円を射止めたデザイナーに会い、話を聞いた。
ご存知(株)タニタが募集した「肥満予防シンボルマーク」の
最優秀賞受賞者・田嶋誠三さんである。

タニタの創立60周年記念行事の一つで、
21世紀の健康維持は「肥満防止」が最重要になるだろうと、
そのシンボルマークを募集したコンペだ。

田嶋さんは、重い脂肪を脱ぎ捨てて、
スリムで軽やかで健康的な身体に生まれ変わるイメージをシンプルに表現し、
国や民族を越えてピクトグラム(絵文字)で
「肥満防止」がすぐ分かるデザインにまとめあげたとの弁。

マーク中の人物のポーズは、
レオナルド・ダヴィンチの理想的な人体の比率を表した図を基本としたもの。
「美しい正しい体」の意味を込めてのデザインという。
聞けば聞くほど、よくよく考えられたアイデアに感心し、
なるほど1000万円に値すると思った。

こういったコンペに応募するなら、しっかりとしたストーリーで臨むべし
と田嶋さんから学んだ。

転職も人生の一部と考えれば、何がしたいのか、何ができるのか、
5年後、10年後は?…と、ストーリーは熟考に熟考を重ねたい。
年収と勤務年数を考えれば、転職は賞金1000万円のコンペ以上なのだから。


デザイナー転職紹介、人材紹介、求人募集のビートップツー

より良い転職のために(35)~デザイナーの基礎三要素

最近の若いデザイナー志向の傾向を記そう。
「絵が描けない」「図面が描けない」「センスがない」の三要素を
見事に持ち合わせているケースが多いのだ。

パソコンの弊害という一言では済まない、
どこかに大きな落とし穴があるように思う。
学校でも学んでいないし、社会人3年経過しても
学ぶ機会が無いデザインセクションにいたというのには呆れる。
それで「デザイナー希望だ」と転職の相談に来られても、
デザイナーとしての経験が無いので売り込めない。

学校も学校、職場も職場、デザイナー教育を何と心得ているのかと、
ここで憤っても始まらないから、「再教育」のために
昔で言うところの丁稚奉公をしてでもと考えても、
一から学ばせてくれるような職場も今は無い。

新卒採用ではない「転職」には、
経験何年という求められるキャリアがついて回るのだ。
デザインの世界に近いところ、いや、少しぐらい外れてでも、
「絵を描く」「図面を描く」「センスを磨く」の
基本三要素を学べる職場でキャリアを積んで欲しい。

そして本末転倒とならぬよう改めて言おう。
パソコンは、道具の一種だから使えるに越したことは無いが、
デザイナーの世界は基本が出来て初めて、道具の出番だ。


デザイナー転職紹介、人材紹介、求人募集のビートップツー

About 2004年11月

2004年11月にブログ「転職お役立ち情報」に投稿されたすべてのエントリーです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

前のアーカイブは2004年10月です。

次のアーカイブは2004年12月です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。