2002年8月アーカイブ

経験年数が邪魔する転職?

【 転職コラム 】

専門職で経験年数が豊富な、いわゆるベテランデザイナーの転職が
ままならない時代に突入した、とは人材コンサルタントの弁。

以前は引っ張りダコで、大学や専門学校の先生に転職できたが、
この不況は学校をも直撃、先生の職がおいそれとはないのが現実だ。
先生のリストラも始まっているから、ポジションも簡単には空いていない。
従って教育関係は期待できない。

一方、リストラをやりすぎたために中堅を求めている企業は、
2年や3年の経験者ではこころもとないと、7?8年の経験年数を求めてくるが、
その年数は企業では中堅で働き盛り、転職希望者を見つけること自体が難しい。

思うに、デザイン界も年功序列・終身雇用にとらわれず、
学歴問わずの実力主義を貫くなら、
どんどん経験年数豊富なベテランを登用するなど、
柔軟性をもった雇用体制を組むべきと思うが、どうだろう。

聞くところによると、若い人が自分より年上の人を
部下としては使いにくいということらしいが、
ベテランがだぶついている時は、お互いに仕事ができるという事で、
割り切ってチームプレーを試みたい。

もちろん、ベテランの謙虚なデザイン姿勢が問われる事は言うまでもない。
それには、若い管理職がベテランから学ぶことで成長するプログラムも考慮に入れた、
デザイン・人事政策が考えられると、なおいいであろう。


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厚生労働省の研究会は、日本の産業構造の変化に合わせ、
2006年までの今後5年で約1900万人の正社員の転職が必要との試案をまとめた。
転職者は2000年時点と比べ毎年25%ずつ増え、1000万人以上が
現在の勤務先とは別業種に再就職するシナリオだ。
中高年を中心に、製造業などからサービス業への労働移動を
円滑に進める方策が課題となりそうだ。(2002年7月9日付 日経新聞)

何ともショッキングな数字だが、骨子は日本の産業構造の中心が
製造業から医療、福祉、情報、人材派遣などのサービス産業へと
徐々に移る労働移動の姿を描いている。
数字でみると、製造業は人件費の安い海外での現地生産比率が高まるため、
国内の雇用が縮小、70万人減る。
半面、サービス業の就業者数は117万人増えるというのである。

そうなると、デザイン界の転職動向はどうなるのだろう。
先日、中国と日本両国で活躍している日本人の友人に聞いてみた。
彼曰く、デザインをよりグローバルにとらえ、デザイナーとして生きるのなら、
「どこでもデザインが生かせる腕を磨いておく事」と言い切っていた。

要するに、プロに徹して、野球でいうなら米大リーグでも
活躍できる腕を磨いておけということなのだろう。
世の中がどう転ぼうと、デザインという仕事はなくならない以上、
仕事はどこかに必ず存在する。
それを見つけるのもデザイナーの感性の一部分だろう。
それには語学はもちろん、グローバルに通用するデザイナー像を
シミュレーションして、それに向かって腕を磨くことが必須。
デザイナーも、イチロー選手に学びたい。


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